渡嘉敷島のビーチ
渡嘉敷島内には、サンゴ礁が美しい「阿波連ビーチ」や数匹のウミガメと出会う事が出来る「とかしくビーチ」を代表として、複数の天然ビーチが存在します。
島の周囲に広がる「ケラマブルー」を湛えたビーチは、日帰りや島に宿泊してのマリンレジャーには欠かせない最高の舞台です。
夏季シーズンのビーチ周辺には、レンタルショップや飲食店も営業されており、手軽にシュノーケリングや体験ダイビングなどを楽しむ事が出来ます。島のビーチにはマリンレジャーに適した場所と、散策やのんびり寛ぐ事に適したビーチなど、様々なロケーションが存在します。
島の阿波連地区にある「阿波連ビーチ」は、渡嘉敷村管理ビーチとして、例年4月の第2週から6月末までの各土日祝日と、7月から9月末までの間、そして10月末までの土日祝日の間は、夏季シーズンとして監視員が配置されています。
また渡嘉志久地区にある「とかしくビーチ」には自然のウミガメが住みついていて、運が良ければシュノーケリングでその姿を観察する事や一緒に泳ぐことが出来ます。ウミガメを観察する際の注意点は、ウミガメを見つけても決して追いかけまわしたり触ったりせず、優しく観察してあげて下さい。
その他にも島内には穴場的な天然ビーチが数か所ありますが、集落からは離れた場所にあるため、訪れるにはタクシーやレンタカー・レンタバイクなどの利用が必要となります。
渡嘉敷島のビーチマップ
渡嘉志久ビーチ
名称 | 渡嘉志久ビーチ(とかしくびーち) |
場所 | 〒901-3501 沖縄県島尻郡渡嘉敷村字渡嘉敷1919 |
アクセス | 渡嘉敷港から 車(タクシー・レンタカー)で約10分 |
駐車場 | あり/無料 |
「とかしくビーチ」は、シュノーケリングやダイビングスポットとしても人気があり、海中では沖縄ならではの鮮やかな熱帯魚を観察することができます。またこのビーチにはもう一つ人気の理由があります。
「とかしくビーチ」には、4~5匹のウミガメが住み着いており、食事時間になると浅瀬に生息してる海藻を食べにやってきます。運が良ければウミガメに出会え、一緒に泳ぐことも可能です。
クバ林奥の浜
名称 | クバ林奥の浜(くばばやしおくのはま) |
場所 | 〒901-3502 沖縄県島尻郡渡嘉敷村字阿波連 |
アクセス | 渡嘉敷港から 車(バス・タクシー・レンタカー)で約20分 |
駐車場 | あり/無料 |
「ヒジュイシビーチ」とも呼ばれるこちらのビーチは、ビーチへの入り口は分かりずらく、ここを訪れる観光客はほとんどいません。そのため、プライベートビーチ感が溢れ、リラックスできること間違いなし。
夏季シーズンの「阿波連ビーチ」が混雑している時でも、ここ「ヒジュイシビーチ」は穏やかさを保ち、知る人ぞ知る穴場スポットです。また、阿嘉島に沈んでいくサンセットを見れることもあり、昼も夜も楽しめるビーチ。
阿波連ビーチ
名称 | 阿波連ビーチ(あはれんびーち) |
場所 | 〒901-3501 沖縄県島尻郡渡嘉敷村字渡嘉敷1919 |
アクセス | 渡嘉敷港から 車(バス・タクシー・レンタカー)で約20分 |
駐車場 | あり/無料 |
「阿波連ビーチ」は、渡嘉敷島のメインビーチであるため、売店や食堂、レンタルショップ等の施設が充実しています。またバナナボート等のマリーンスポーツの受付も行っているため、ビーチで気軽に体験することができます。「阿波連ビーチ」付近には渡嘉敷村青少年管理棟があるため、そこで着替えやトイレ・シャワー等の利用ができます。
透明度が高く、絵にかいたような青の海が一面に広がります。約1000メートルに続くアーチ型の白い砂浜とのコラボレーションは美しく、まさに南国感溢れるビーチ。シュノーケリングスポットとしても名をあげており、沖縄本島ではなかなか見ることのできない数のサンゴや、色鮮やかな熱帯魚の数は、島ならではのクオリティー。夏季シーズンには、監視員がいるため、小さなお子様も安心して楽しむことができます。
浦の浜(うらのはま)
名称 | 浦の浜(うらのはま) |
場所 | 〒901-3502 沖縄県島尻郡渡嘉敷村字阿波連 |
アクセス | 渡嘉敷港から 車(タクシー・レンタカー)で約30分 |
駐車場 | スペースあり |
「浦の浜ビーチ」は、渡嘉敷港から車やバイクで約30分。港から遠く徒歩では厳しいので、レンタカーやレンタルバイクを借りることをオススメします。交通手段が少なくアクセスがやや不便な分、訪れる人は少なく絶好の穴場スポット。
「阿波連ビーチ」や「とかしくビーチ」とは違い、穏やかなゆっくりとした時間が流れ、プライベート感覚が味わえるビーチです。「浦の浜ビーチ」までの道路は舗装されており、ビーチ入口もわかりやすくなっています。
また整備された広い駐車場や、トイレなどの設備も充実。ただし、シャワーや売店などの施設はありません。
中頭の浜(なかちぶるのはま)
名称 | 中頭の浜(なかちぶるのはま) |
場所 | 〒901-3502 沖縄県島尻郡渡嘉敷村字阿波連 |
アクセス | 渡嘉敷港から 車(タクシー・レンタカー)で約30分 |
駐車場 | スペースあり |
「中頭(なかちぶる)の浜」は阿波連園地近くにあり、道路を挟んだ側には「浦の浜ビーチ」があります。ここは、「とかしくビーチ」や「阿波連ビーチ」とは違い、観光客も少なく、静かなのんびりとしたビーチです。
また、岩場が多いため、海水浴を楽しむというより、ゆったりリラックス。波の音を聞きながら、白い砂浜・青い海を目の前に、島時間を楽しめます。
渡嘉敷島の人気アクティビティ
渡嘉敷島でのシュノーケリングと注意事項
シュノーケリングに必要な器材「マスク」「シュノーケル」「フィン」「ライフジャケット」は、ビーチ周辺の宿やダイビングショップ、屋台等でレンタルが可能です(夏季シーズン)。
金額は店舗によって若干異なりますが、阿波連ビーチ周辺を例に挙げると、トータルで1日1500円ぐらいが相場となります。
私物やレンタル品など、個人で器材を用意してシュノーケリングを楽しむ場合に注意すべき点は、お酒を飲んだ状態、または風邪や寝不足など体調不良時の遊泳は行わないという事です。これは大変危険です。
そして泳力に自信がある場合でも、出来るだけライフジャケット等の浮力体を身に着け、小さなお子様からは目を離す事のないようにくれぐれもご注意下さい。
またビーチには「離岸流」といって、岸から沖へと向かう潮流が発生する場合があるので、こちらも注意が必要です。
しっかりとした自己管理の下で、渡嘉敷島の美しいビーチを余すことなくお楽しみ下さい。
遊泳時期と監視員について
渡嘉敷島内のビーチは年間を通して遊泳が可能ですが、監視員が常駐しているのは夏季シーズン(4月第二週~6月末までの土日祝/7月~9月終日/10月末までの土日祝)の「阿波連ビーチ」のみとなりますので、遊泳には各自の責任が必要です。
「とかしくビーチ」は渡嘉敷村管理ビーチではないため監視員の配置はありません。ビーチ前にある宿泊施設「とかしくマリンビレッジ」さんが、遊泳する宿泊者のみを対象に4月~11月末までの間、監視業務を行っています。
それ以外の天然ビーチにも監視員の配置はありませんので、遊泳の際は自己管理をきっちりと行って下さい。