国際通りの中心・平和通り入り口にあるオキナワンタコス&タコライス専門店「LUCKY TACOS(ラッキータコス)」。
1989年からタコス店を始めたタコスマスター・大城さんがつくる名物タコスを求めてやって来ました。
1.平和通り沿い!レトロアメリカンな店内でいただく名物タコス

国際通りの中心部から、平和通りに入ってすぐ。
右手に鮮やかなブルーの看板が目に飛び込んできます。

階段で2階に上がると、沖縄のソウルフード・タコス&タコライス専門店の「LUCKY TACOS」に到着。
窓際の席からは平和通りが見渡せます。
店名には「おいしいタコスを食べてごきげんになってほしい」という想いが込められています。


レコードやジュークボックスなどレトロアメリカンなインテリアが並ぶ店内では、爽快なBGMも相まって自然と楽しい気分に。
米軍基地内で使われていたという英語表記の電話機など、めずらしいアンティークものも必見です。

店内には4つのテーブル席とカウンター席があり、ランチ時には満席になることも。
15時頃にはタコスミートが売り切れてしまうこともあるので、早めの来店がおすすめです。
2.名物タコスのおいしさの秘訣は「サクッと&もっちり生地」にあり

ここに来たら外せないのが、ラッキータコス名物のタコス。
無添加の天然スパイスが効いたタコミートに、シャキっと新鮮なレタスにトマトの酸味、濃厚チェダーチーズのハーモニーが絶品!
自家製のサルサソースをかけていただきます。
そしてこのタコスのおいしさの秘訣は、サクッと感ともっちり感が共存する「生地」にあります。

オーナーの大城さんは1989年からタコス店を始め、数々のタコスを食べ歩いて研究してきたその道30年以上のタコスマスター。
中でもタコス生地には、おいしさの秘訣となるこだわりがあります。
タコス生地は、フライヤーで一気にまとめ揚げするとパリパリと硬くなり、割れやすくなってしまいます。
ラッキータコスでは“サクサク&もっちり”食感のタコス生地を提供するために、オープン当初からフライヤーは使わず、小さめのフライパンで1枚ずつ丁寧に揚げることを徹底。
約250℃の高温で、焦げないように1~2分で素早く、おいしく揚げるのは熟練の技です。

高温の油に生地をサッとくぐらせて、両面をこんがりきつね色になったらサッと取り出します。
生地につぶつぶの気泡ができるのが、真のおいしいタコスの証なんだそう。
常にきれいな油を使用し1枚ずつ揚げて、その都度油を切っているので余分な油を吸わず、サクッとした仕上がりに。
そして具材が入る生地の下の部分は、タコスミートの肉汁と熱でもっちりとした食感になるように仕上げているというこだわり!
高温で一瞬で揚げることで、一見相反する「サクッと感・もっちり感」を併せ持った生地に。
フライヤーでは出せない最高の食感です。

ラッキータコスの生地は、具がたくさん入るように直径約15cmのビッグサイズ。
一般的なタコスよりも大きめです。
揚げたての皮の中に、秘伝のタコスミートにシャキシャキのレタス、チェダーチーズをたっぷりと、仕上げにカットトマトをのせたら完成。
皮は油切りしているので、食べてみると軽めの食感でパクパク何個でもいけちゃいそうです。
ランチはもちろん、小腹がすいた時のおやつにもピッタリ。
3.絶品タコライスに本格スパイスチキンカレーも楽しめる

タコスのほかにもおすすめメニューがたくさん!
多種類のスパイスでペーストから手作りし、2日かけて煮込んだ「チキンスパイスカレー」とタコライスを両方楽しめる「ハーフ&ハーフセット」は、ちょっとずつ試したい方におすすめの新メニューです。
タコスとタコライス、ポテトがセットになった「ラッキータコスセット 950円/税込)」も定番の人気メニュー。

アクセス抜群の立地で、観光やショッピングの時の腹ごしらえにぴったりのラッキータコス。
アメリカンな気分に浸りながら、タコスマスター・大城さんの「名物タコス」&絶品メニューを味わってみてください。
Text:花城 綾子
Photo:松本 佳恵
(取材:2023年6月)
住所: 沖縄県那覇市牧志3-1-11 プレストビル2F(平和通り)
電話番号: 098-868-3502
営業時間: 11:00〜売り切れ次第終了
定休日: 火曜日
駐車場: なし
座席: 19席(カウンター、テーブル席)
喫煙: 全席禁煙
店舗詳細URL: https://www.instagram.com/luckytacos/