冬も楽しめる!沖縄でのダイビング

冬の沖縄ダイビング
取材担当ミドリカワ

はいさい!【沖楽-おきらく-】取材担当のミドリカワです。

突然ですが、毎年冬になると本土にいる自分の友人から

「沖縄って冬でもダイビングできる?」

「寒くない?」

「冬はどんなポイントでダイビングする事ができる?」

そんな問合せがちょくちょく入ります。

そんな時、自分はいつもこんな返答をしています!

「沖縄は年中ダイビング出来るし、冬の方が安く楽しむことが出来るからおススメだよ」

実際、多くのダイビング愛好家が冬も沖縄に訪れていますよ。

この記事では、取材で100本以上のダイビング経験があるミドリカワが、冬の沖縄ダイビングをおススメする理由をご紹介します!

沖縄の海水温は冬でも20度以上あります♪

はじめにちょっと予備知識を♪

アフリカとかインドなど、地球上で最も暑い地域を「熱帯」、その次に気温が高い地域を「亜熱帯」といいます。

日本で唯一「亜熱帯」に属している沖縄本島は、1年を通して暖かな地域で、2021年で一番寒かった1月でも、平均気温が16.8度(気象庁データ)ありました。

これは同じ年の、東京の4月の平均気温より2度近く高い数値になります。

2021年の沖縄の平均海水温(第十一管区海上保安庁HPデータより作成)

同じく海水温も年間を通して高めで、1月の海水温がだいたい22度ぐらい、一番冷たくなる2月でも21.5度ぐらいあって、保温効果のあるウェットスーツを着用して行うダイビングなら、問題なく水に入る事が出来るんですね。

またダイビングショップでは、フードベストやボートコートなどの防寒グッズを、無料で貸出してくれるところが多いですので、冬でも安心してダイビングを楽しむ事が出来ます!

オフシーズンだから安くて空いている

おススメの理由2つめは、冬の沖縄は観光のオフシーズンに入るということ。

紅葉に温泉やスキーなど、国内の旅行需要が別の地域に移っていくため、水温が下がり海水浴が出来なくなる沖縄への旅行需要は低下します。

ですので繁忙期に比べて、飛行機代やホテル代などツアー料金が安くなる傾向があり、またダイビング料金を下げるショップも多いことから、冬は繁忙期と比較して、コストを抑えたダイビングを楽しむ事が出来る時期になります。

またGWや夏休みなどの繁忙期と比較して、沖縄への観光客が3分の1ぐらいになるため、繁忙期には混雑していた人気のスポットが空いており、快適にダイビングを楽しむ事が出来ます。

繁忙期に混雑する、真栄田岬の様子

例えば「青の洞窟」で有名な真栄田岬などは、繁忙期は駐車場が溢れ、海までの階段に長い列が出来き、海の中もダイバーとシュノーケリング客で大混雑する状態が頻発します。

それに比べて冬は適度に空いていて、人が少ない分水中の透明度も高く、より良いコンディションでダイビングを楽しむ事が出来ます(青の洞窟は冬は北風の影響により、ボートでのツアーや近隣ビーチでの催行が主となります)。

ここまでは冬の沖縄でのダイビングをおススメする理由をご紹介しました!

そしてここからは、冬のダイビングを楽しむ上での注意点をご紹介します!

【注意点1】イメージよりは寒いので、インナーやアウターは必須!

例:取材時のミドリカワの防寒対策

本土と比べて、冬でも気温が高めの沖縄ですが、実は強い北風が吹くため、陸地にいても体感温度を低く感じる日が多いです。

ダイビングの際、「水中は平気だったけど陸にあがってからが寒かった」なんて声を聞くことも多々。

特に慶良間など、ボートで一定時間移動するダイビングの場合、船上で受ける風が体温を奪いとても寒くなりますので、濡れても良い防寒用の上着の準備は必須になります。

ボートコート

また店舗によっては、ボートコートの貸し出しも行っています。

在庫数に限りがある場合があるので、申込時に必ず確認するようにしましょう。

またウェットスーツをレンタルする場合、自分のサイズに合っていないスーツを選んでしまうと、身体とスーツの間に留まるはずだった、体温で温められた海水が逃げ出してしまい、とても寒い思いをしてしまう事もあります(私の経験)。

ですので、より快適に冬の沖縄でダイビングを楽しみたい場合は、自分の手持ちのウェットスーツに選択肢がある方は、厚手のタイプやフードベストをチョイス。ドライスーツをお持ちの方はそれも選択肢です。

体験ダイビングの方は、上下にラッシュガードやレギンスなどインナーの用意をおススメします!ウェットスーツの下にインナーを着用しておくことで防寒になり、またボートダイビングの休憩時間などに、他のゲストの前でウェットスーツを脱ぐ場合などにも、抵抗なく行う事が出来ますよ。

【注意点2】冬は波が高く船がゆれるので、ボートツアーは船酔いに注意!

沖縄の冬は北風の強く波も高く、夏の海と比較して船が大きくゆれる事がよくあります。

ですので船酔いする人は、事前の準備と乗船中の対策が必要です。

特に酔い止め薬は、出来れば沖縄旅行に出発する前に、地元で購入しておく事をおススメします。

那覇滞在であれば、ドラッグストアを見つける事も出来ますが、昨今のコロナによる外国人観光客の減少で閉店している店舗も多く、沖縄に到着してからの慌ただしさを考えると、事前に用意される事を強くおススメします!

せっかく用意した酔い止め薬も、乗船直前に飲んではあまり意味がありません。

「さぁ!ダイビング」という矢先にダウンして、逃げ場のない船の上で1日中過ごすなんて事にならないように、出港の30分から1時間前には服用するようにしましょう。

風が通りやすい船の後部座席がおすすめのポジション

また船酔いしないコツとしては、船上では少し風にあたる場所にポジションを取って、出来るだけ遠くの風景をボヤーっと見るのがおススメです!

よくある失敗が、ポイントまでの移動時間にスマホを触ってしまう事なのですが、船酔いに弱い人はこれで直ぐに撃沈します。。ご注意くださいね!

以上が沖楽取材担当のミドリカワによる「冬の沖縄ダイビング」おススメの理由と、上手に楽しむ上での注意点でした!

【まとめ】しっかりと準備すれば、冬の沖縄でもダイビングは楽しめます♪

沖縄の冬の醍醐味「ホエールウォッチング」|撮影:緑川徹也

夏と比べると、冬はさすがの沖縄でも寒くなります!

ですがインナーやアウターなどをしっかりと準備すれば、この時期ならではのダイビングをしっかり堪能する事が出来ます。

また12月末から3月いっぱいまでは、沖縄は「ホエールウォッチング」のシーズンになります!

ダイビングショップによっては、ポイントへのボートの行き帰りの際に、ホエールウォッチング を実施してくれるお店もありますよ♪

沖楽でご紹介しているダイビングショップさんは、法令や安全対策はもちろんのこと、ゲストへの気配りや対応など、サービス面でも優良な店舗さんばかりです!

ぜひ沖楽をご利用いただき、快適な冬の沖縄ダイビングをお楽しみください!

ライター/ミドリカワテツヤ

株式会社SEEC 旅行事業部 販売促進課 主任

【沖楽-おきらく-】立ち上げ時より、撮影・編集・執筆・動画制作を担当。

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