沖縄本島北部の沖合に浮かぶ古宇利島(こうりじま)。
その昔、天から男の子と女の子が降ってきて、そのふたりの子どもが琉球人の祖になったという、沖縄版のアダムとイブ伝説が残ることから、かつて「恋島(くいじま)」とも呼ばれていました。
そんな古宇利島にある、「ハートロック」は全国各地から恋人たちが訪れる、沖縄有数のデートスポットです。
\ おすすめプラン紹介 /
1.美しい空と海に囲まれた「古宇利大橋」は絶景
那覇空港から車で約1時間半。
沖縄本島北部の沖合に浮かぶ古宇利島までは橋を渡って行くことができます。
全長約2キロメートルもある「古宇利大橋」。
透き通った青の世界が広がる、本島屈指のドライブコースでもあります。
2.ティーヌ浜「ハートロック」近くのおすすめの無料駐車場
古宇利大橋から車で約5分、ハートロックのある「ティーヌ浜」周辺に到着です。
ここには駐車場がいくつかありますが、看板が立ち並ぶ道路の右側にある「渡海原(とかいばる)駐車場」は、ビーチまで近くて無料なのに設備も整っているのでおすすめです。
貸し出し無料のサンダルや、シャワー(有料)、トイレ、売店もありました。
小さな子ども連れのファミリーにも使い勝手がいいと思います。
3.ふたつの岩が寄り添ってできるハートロック
駐車場に車を止めて、ここからは徒歩でいきます。
草むらを抜けてしばらくすると波の音が聞こえてきました。
目の前にきれいな海が見えてきました。波の音もどんどん大きくなっていきます。
ビーチまではゴツゴツした岩場を降りるので歩きやすい服装や靴がおすすめです。
駐車場から5分ほど歩いて、ハートロックのあるティーヌ浜に到着しました。
ここは嵐が出演したJALのCMロケ地として使われ、全国的に有名になり多くの人が訪れる場所になりました。
ティーヌ浜の目の前にふたつの岩があります。
古くからある岩の付け根が、何百年、何千年もの波の浸食によってこの形になったといわれています。
ひとつの岩だけでも少しいびつなハートに見えますが、ふたつの岩がひとつに重なる角度へ移動すると、キレイなハートに見えます。
長い歳月をかけて自然にできたものが、ハートの形に見えるなんて奇跡みたいです。
このハートを見ると恋が叶うというジンクスもあるそうですよ。
さらさらの砂浜、透き通った海、どこまでも続く水平線も、きっと素敵な旅の思い出に。
古宇利島の近くには、美ら海水族館や世界遺産の今帰仁城跡もあるので、北部観光のドライブがてら訪れてみてはいかがでしょうか?
Photo&text:金城 絵里子
(取材:2020年1月)
\ おすすめプラン紹介 /
住所: 沖縄県国頭郡今帰仁村古宇利2
電話番号: なし
駐車場: あり
その他: 駐車場にシャワー(有料)/トイレ/自動販売機/売店あり