海鮮食堂 太陽(てぃーだ)|漁師の店主が考案!浦添市のデカ盛り海人(うみんちゅ)飯

海鮮

那覇のお隣、浦添市の牧港漁港にある「海鮮食堂 太陽(てぃーだ)」。

   

地元の魚好きや港で働くお兄さんから絶大な支持を受けているお店です。

  

沖縄出身の店主・又吉さんは、漁師をしながら海ぶどうの養殖も行う、生粋の海人(うみんちゅ)。

  

そんな又吉さんがその日に獲った魚は、奥様のかおるさんとスタッフさんにバトンタッチされ、おいしい料理に生まれ変わります。

  

名物の「エビだけ天丼」や「海鮮天丼」などのデカ盛りメニューも必見ですよ。

1.ローカル感がたまらない!海人(うみんちゅ)が営む港食堂

海鮮食堂 太陽(てぃーだ)|店舗外観

もともとこの場所には沖縄天ぷら屋さんがあったそうですが、漁港の組合の人から又吉さんに「お店をやってみませんか?」と声がかかり、昔から食べることと料理することが大好きだったことから出店を決意。

  

建物を一新して、2010年に「海鮮食堂 太陽」をオープンしました。

  

今ではお昼時ともなれば多くの地元客で賑わう人気店に。

  

店名の「太陽」は沖縄の方言で「てぃーだ」と呼ばれ親しまれています。

海鮮食堂 太陽(てぃーだ)|大漁旗の掲げられた店舗内観と食券機

カラフルな大漁旗が飾られた店内には、テーブルとほりごたつ席があります。

    

港内の食堂というアットホームな雰囲気もたまりません。

海鮮食堂 太陽(てぃーだ)|広々としたテーブル席

うれしいことに口コミで評判が少しずつ広がり、オープン当初よりもお客さんが増えたことから増築した広々としたスペース。

  

お水とお茶はセルフサービスになっています。

海鮮食堂 太陽(てぃーだ)|食券機

注文は券売機で食券を購入するスタイルです。

  

メニューは全て店主の又吉さんが考案したオリジナルで、その味をかおるさんたちが引き継いでいます。

  

海鮮丼の刺身や魚バター焼きなど、その日の漁で獲った魚を提供。

   

そのため大漁のときには大盛りでサービスすることもあるそうです。

  

逆にあまり獲れないときには提供できるメニューが限られてしまうこともあるそうですが、それも自然と共に生きる海人のリアルな姿が感じられていいのではないでしょうか。

  

漁では本島近海の北から南、また西は宮古島、東は大東諸島までも出ているそうですよ。

海鮮食堂 太陽(てぃーだ)|壁に貼られた食券機以外のメニュー

券売機のメニュー以外に、壁に貼ってあるメニューからも注文できます。

  

その場合は直接スタッフさんに声をかけてくださいね。

  

またメニューにはありませんが、常連さんの中には「ちゃんぷるーが食べたい」という方もまれにいて、そのときは材料があれば作ってくれるそうです。

2. 採算度外視!?見た目だけじゃない、味も抜群のデカ盛りメニュー

海鮮食堂 太陽(てぃーだ)|1番人気の「エビだけ天丼(大)1,050円」

1番人気の「エビだけ天丼(大)1,050円」は大きなエビ天がなんと7本!

  

サックリ、カラッと揚がった衣の中にプリップリのエビ。

 

揚げたての湯気と香りも食欲をそそります。

  

甘辛い自家製タレも絶品ですよ。

出汁たっぷりの味噌汁と自家製の漬物がセットになっています。

 

「最初は天丼の具材をいろいろ選べるシステムだったのですが、エビだけを注文するお客様がとても多かったので、それならエビだけの天丼を作ろうということになり、このメニューができました」とかおるさん。

  

「そしたらお客様にもよろこんでいただけて、そのうち主人がちょっと面白半分で『エビを横に寝かせるんじゃなくて縦てみる?』と言い出して、そこからこの盛り付けになりました(笑)」。

海鮮食堂 太陽(てぃーだ)|「海鮮天丼(大)1,050円」

エビだけ天丼と並ぶ人気の「海鮮天丼(大)1,050円」。

  

この日は、エビ3本、さかな2本、あなご、キス、ホタテ、イカ、かきあげ、青物の8種類!

  

青物はゴーヤやインゲンなど常連さんができるだけ飽きないよう季節によって変えています。

  

天丼類のタレは、基本の甘口を、甘さ控えめor甘塩ダレに変更することもできますよ。

  

どれも白いご飯によく合う、コクのある味付けです。

  

また「エビだけ天丼」と「海鮮天丼」は、女性や子どもにうれしい小サイズもあります。

海鮮食堂 太陽(てぃーだ)|「チキンたるたる丼750円」

器からはみ出るボリュームの「チキンたるたる丼750円」は、約350〜400グラムの鶏肉に甘酢タレとタルタルソースが相性抜群。

   

下味を付けた鶏肉は一晩寝かせて、丁寧に作られているので最後まで飽きずに食べられます。

   

チキンはもちろん、タレやソースまでパセリ以外は全部手作り!

海鮮食堂 太陽(てぃーだ)|「骨汁500円」

沖縄の大衆食堂によくみられる「骨汁500円」は、肉がついた豚の骨を香味野菜などと煮込んだ一杯。

 

驚くほど濃厚な出汁が味わえ、骨のまわりに肉が結構ついていて食べ応えもあります。

  

柔らかくお箸でホロっとほぐれますよ。特に常連さんに人気で数量限定のため、すぐに売り切れてしまうという幻のメニューでもあります。

海鮮食堂 太陽(てぃーだ)|練り島唐辛子

オリジナルの唐辛子調味料で味変も楽しめます。

  

基本的には天丼類に使いますが、意外に何とでも合うので、沖縄そばや味噌汁に入れるお客さんもいるのだとか。

  

少量でも結構辛いので少しずつ使ってくださいね。おいしいと評判になり「ティーダの辛いヤツ250円」として店内で販売もしています。

海鮮食堂 太陽(てぃーだ)|店舗そばの漁港

「仕事終わりにお腹を空かせた海人に、おいしい料理をお腹いっぱい食べてほしい」との想いから生まれたデカ盛りメニュー。

  

かおるさんは「お客様に『おいしかったよ』って言っていただけると、例え疲れていても、その声を聞いた瞬間、疲れがどこかにいっちゃいます」「わざわざ厨房の中にいる私たちにまで、ご馳走さまって言ってくださる方もいるんですよ」とうれしそうに話します。

  

おいしい料理、心地いい空間、やさしい人たちに出会える「海鮮食堂 太陽(てぃーだ)」。

 

本島中南部部エリアでのランチにぜひ足を運んでみてくださいね。

  

食後は港からの景色を眺めながらのんびり過ごすのもおすすめです。

 

西海岸道路を一望することもできますよ。

  

ですがくれぐれも港で働く人たちの邪魔にならないよう気をつけて楽しみましょう。

    

   

Photo&text: 金城絵里子

(取材:2022年4月)

海鮮食堂 太陽(てぃーだ)

住所
沖縄県浦添市牧港5-22-2 牧港漁港内
電話番号
098-875-7744
営業時間
11時〜ラストオーダー15時30分(売切れ次第終了)
定休日
月曜日
駐車場
あり
その他
新型コロナウイルス感染防止対策実施、一部メニューテイクアウト可能