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TESIO(テシオ)

ソーセージとハムといえば、朝食で目玉焼きなどとよく食べられる食べ物。

誰もが食べたことがあるような朝の定番メニューといっても過言ではないでしょう。

今回は、沖縄本島中部の沖縄市でドイツ製法の自家製ハム・ソーセージを作るつくる専門店「TESIO」に伺ってみました!

本場ドイツで3年に1度開催される国際コンテストIFFA(食肉業界最大規模の国際見本市)にて、最も評価の高い金賞を受賞。

沖縄県産を中心とした素材で作り上げる商品の数々が見られるなんて、とても楽しみです!

目次

1.朝イチのTESIO。開店前から1本1本丁寧にソーセージを仕込む

開店1時間前の朝10時。

お店があるのは沖縄市の中央通りにある通称「ゲート通り」沿い。

こんなに朝早く沖縄市に来たのは初めてです。

というのも、ここは嘉手納基地ゲートの徒歩圏内。

夜になると一気に外国人が行き交う国際色豊かな街なので、朝の空気が味わえるのはとても新鮮。

お店の中に入ると、大きなオープンカウンターとたくさんの商品が並ぶショーケース。

キッチンでは早々と仕込みをするスタッフの姿が。

TESIOでは、毎日丁寧に手作りで自家製のハムやソーセージをつくっているそうです。

スタッフが沢山いてびっくりだったので聞いてみると、もう1つの店舗「TESIO2×(テシオニカケル)」(那覇市壺屋)からも、スタッフが集まっているのだそう。

ソーセージは全てこちらの「TESIO」で製造し、販売は2店舗で行っているとのことです。

2.TESIOの商品がズラり!沖縄食材を扱ったものからビールのつまみ、犬のおやつも。

ショーケースには、TESIO自慢の商品が並びます。

沖縄県産豚を中心とした素材を使ったハムやソーセージだけでなく、パテ、スライスソーセージなども並びます。

最初に目に入ったのは、肩ロースにまんべんなく胡椒をふって燻製した「ペッパーポーク583円(100g)」。

コショウ好きにはたまりません♪

沖縄の食材とドイツ製法ソーセージが出会った「大宜味シトラスソーセージ750円(1パック)」。

沖縄本島北部にある大宜味村のシークヮーサーとレモンを使用。

カンボジア産の「生」胡椒をふんだんに使用した「カンボジアペッパー769円(1パック)」。

生胡椒のキレのある豊かな辛みが楽しめます。

塩漬けしたバラ肉をじっくりと寝かせ、スモークをかけた「ベーコン500円(100g)」。

TESIOの商品をシンプルに味わい人にぜひオススメ!

こちらは粗挽きの黒胡椒がしっかり効いた「炭鉱夫のベーコン583円(100g)」。

厚切りでじっくり焼いて食べたら美味しそう。

こんなのも!熟成した合鴨をスモークした「カモの燻製1185円(1パック)」。

いつもの日常に彩りを加えたシーンや贈り物♪

ペット用フードも!仔犬からシニアまでOKの「ワンちゃんのおやつ398円(1パック)」。

県産豚肉を使用した低脂肪・無添加のフード。愛犬とTESIOの商品を楽しめます。

沖縄のお土産として全国発送もできます!「ギフト5,000円」。

TESIOの客層は30代~60代がメインだそうですが、贈り物やお付き合いなど、色んなシーンに使えるようなイメージで毎日ハムやソーセージをつくっているそうです。

全国発送可能で、予算・好みに合わせたギフトも可。

まずはご自身の好みをリクエストしてみてください!

3.1つの街のような店内!4つの店舗が一度に楽しめる

TESIOの店内を見回すと、ハム・ソーセージ以外にもホットドッグやコーヒー、お酒、食材と、いろんな商品が売られているのが分かります。

これは、TESIOの敷地内でそれぞれの店舗がそれぞれの商品を売っている形だと、スタッフの嶺井 ひなのさんが教えてくれました。いわば1つの街!

色んな切り口で、色んなコミュニケーションで少しずつ進化しているという店内を覗いてみました。

店舗入り口には、TESIOが運営するHOTDOG&COFFEEスタンド「HINETTERY(ヒネッタリー)」。

バリスタの佐々木 嵩光(ささき・たけひこ)さんが、TESIO自信作のソーセージを使ったホットドッグやコーヒーを提供します。

オーナーの嶺井 大地(みねい・だいち)さんは、「ウチの商品は、食べてすぐお客さんから反応がもらえる店ではなかったので、『食べてもらえる、飲んでもらえる』店を作りました」と笑顔。

こちらはイタリア食料品店「TANTO TENPO(タントテンポ)葉山 コザ店」。

オリーブやバター、チーズなどのほか、アーモンド、焼きいちじくなどのちょっとしたつまみも。

オリーブオイルやパスタもぎっしり!見るだけでウキウキしてきます。

こちらは飲み物コーナーの「LIQUID(リキッド)TESIO STORE」。

TESIOのハムやソーセージに合うような、コザの街の食にも合うような茶葉からお酒まで厳選して販売しています。TESIOの帰りにぜひ手に取ってみてくださいね♪

店の奥には、開拓中の未完成コーナー。

「ここでも何かやっていきたい」と嶺井オーナー。

次来るときには、また面白いコーナーが完成しているかも!

色んな店舗がひしめき合うユニークな店内を運営する嶺井オーナーは、那覇生まれコザ育ち。

やりたいことを探すため県外に飛び出し、食肉加工店などで5~6年下積み。帰沖後、2017年にこちらの店舗をOPEN。

こちらの店舗は、嶺井さんの叔父さんが長くミュージックバーをしていた建物だそうで、このエリアでお店を出した理由は「音と煙を出しても許されるから」。

TESIOの近隣は、音楽ホールの「ミュージックタウン」や外国人が行き交うライブハウスが点在し、「音の表現のまちだから自由にやりやすい。それが許される風土でもある」と嶺井さんは話します。

「僕らが扱っているハムやソーセージは、クラシックな食べ物ながらどこまでも追求できる可能性を秘めている面白い食べ物。作る楽しさと共に辛さも感じています。動物の命を扱っているので、食のテーマは決して軽くない。娯楽に命をどう捉えるか、いまだに日々自問自答中です」と真剣な眼差し。

「国際大会への挑戦は、業界の先輩のすすめがきっかけでした。ドイツの本場にどう僕たちの想いが捉えられるか、とても興味がありましたね。コンクールに挑戦したことで、品質キープの意識など僕たちのあり方が変わった。お店にある商品は県産の食材などを使っていますが、これからもコザのまちの人たちと一緒にまちを作り上げていきたいです」と活き活きとした表情で話します。

嶺井オーナーと共に歩む奥様のひなのさんは「街歩きしながらぜひ遊びにきてください!」と満面の笑みで見送ってくれました。

沖縄ドライブの合間に、新旧織り混ざるユニークなコザの街で、TESIOのハムやソーセージをお土産にいかがでしょうか?

厳選された素材で作る店先のホットドッグとコーヒーも、これまた激ウマです。

出窓からテイクアウトできるので、こちらも街歩きやドライブがてらにぜひGet!

Photo&text:小鍋 悠

(取材:2022年11月)

住所: 沖縄県中頭郡沖縄市中央1-10-3

電話番号: 098-953-1131

営業時間: 11:00~18:00

定休日: 月曜※最新情報はHPを確認

駐車場: なし※周辺にコインPあり

店舗詳細URL: https://tesio.okinawa/
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