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“AUBERGE” BONNE CHERE RAOUT(オーベルジュ ボヌシュール ラウー)

ふと目線を移すとそこに広がるのは、映画のワンシーンに登場する地中海のような、どこまでも青く美しい海。

そんな紺碧の海を望める沖縄屈指のリゾート地「恩納村」に、日常を忘れ優雅なひとときを過ごすことが出来る大人の隠れ家「“AUBERGE” BONNE CHERE RAOUT(オーベルジュ ボヌシュール ラウー)」があります。

わざわざ行きたくなる理由は、新鮮な地元食材にこだわるオーナーの“おもてなしの心”。

オーナー自ら足を運びそろえた新鮮な食材たち。

そこから生み出されるメニューの数々は、沖縄の旅をより特別なものにしてくれる事でしょう。

目次

1.「オーベルジュ」でお食事を楽しんで

オーベルジュ

 「RAOUT(ラウー)」は“オーベルジュ”スタイルのレストランです。

オーベルジュ

“オーベルジュ”とは、元はフランスを発祥とし、旬の食材を使った美味しい料理とお酒を楽しむ事が出来る、地方や郊外にある宿泊施設を備えたレストランの事を言います。

「地産の新鮮な食材を求めシェフが郊外に建てたレストランへ、遠路訪れるゲストの為に宿泊スペースを設けもてなした」と言うのがオーベルジュの始まりとされています。

オーベルジュ

つまり「RAOUT(ラウー)」の最大の魅力は、地元の旬な素材をふんだんに活かした本格的な料理を心ゆくまで堪能できること、かつゆったりくつろげる空間で最高のおもてなしが味わえる事にあるのです。

 2.沖縄の自然で育った食材を使用

リゾートホテルが立ち並ぶエリアから少し離れた集落、「青の洞窟」で有名な恩納村真栄田で2000年にスタートした「RAOUT(ラウー)」。

長年愛され続ける理由の一つは、オーナーシェフ中田さんの地元食材へのこだわりです。

オーベルジュ

訪れるゲストに地元の味を堪能してもらうため、各農家に足しげく通い素材を厳選します。

にんじんや玉ねぎ、じゃがいもなど、何気ない野菜ひとつをとっても、地元農家によって育てられた素材を使います。

オーベルジュ

「遠路はるばる来ていただくのですから、やっぱり地元の新鮮な食材を使って、最高に美味しい料理でおもてなししたいですよね〜。だって玉ねぎ一つにしても、農家さんが1年かけて一生懸命育て上げたのに、出荷できるのはたった1ヶ月間だけですからね〜。」

一つ一つのこだわりには、中田さんの熱い気持ちが込められています。

3.沖縄原産の山葡萄「リュウキュウガネブ」から生まれたワイン『涙(なだ)』

オーベルジュ

地元素材にこだわる中田さんは、お客様に楽しんでもらうワインにもこだわります。

「RAOUT(ラウー)」が提供するワインの中でも、一際目立つ存在が「涙(なだ)」です。

滑らかな味わいにスッキリとした風味、舌の上でちゃんと感じるコクが人気の涙(なだ)は、なんと中田さんが自家農園で栽培する沖縄原産の山葡萄「リュウキュウガネブ」から生まれます。

オーベルジュ

元々自身で栽培した野菜で調理をしたいと思ったのがきっかけでスタートした自家栽培。

食材に対する強い思いが、「リュウキュウガネブ」との奇跡的な出会いを果たします。

沖縄の気候上ブドウの栽培はとても難しいのですが、中田さんは未経験で数本の苗からスタート、今では醸造を委託する程までになりました。

オーベルジュ

リュウキュウガネブでのワイン製造はとても珍しく、沖縄でもあまり認知されておりません。

なんと、あの有名な日本ソムリエ協会の田崎真也会長が、この葡萄を見るためにわざわざ沖縄まで訪れるほど。

協会の出版物に記載の葡萄栽培地の最南端は、宮崎から沖縄に書き換えられました。

「2006年からスタートしてようやくここまで来ました。苦労して育てましたからね〜、その苦労の涙がボトルの名前なんですよ〜泣けてくる(笑)」

とおちゃめに話す中田さんですが、ここまでの道のりは相当険しく、かなり試行錯誤を重ねてきたようです。

常にお客様の事を考えるからこそ、素材や提供にこだわる「RAOUT(ラウー)」。

沖縄観光を特別なものに、大切な人との記念日に、そんなあなたにぜひ訪れて欲しい場所です。

Photo&text:松本 圭樹

(取材:2019年10月)

住所: 沖縄県国頭郡恩納村真栄田61-1

電話番号: 098-965-3205

営業時間: 18:30〜22:00(L.O.21:00)

定休日: 月曜日・祝翌日

駐車場: 有り

店舗詳細URL: http://raout.com/
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