沖縄そばの中でも人気のソーキそば。
ソーキとは、沖縄方言で骨付きあばら肉のことです。
「んまや〜」は、じっくりと煮込まれた骨まで食べられる「なんこつソーキそば」で、一躍宮古島の有名店に仲間入りしたそば屋さん。
市街地から遠く離れている立地にも関わらず、毎日多くの人が訪れます。
1.とろとろがたまらない!なんこつソーキそば

んまや~の看板メニューは、なんといっても3時間たっぷりと煮込まれたとろとろなんこつのソーキそば。
こちらのなんこつソーキそばをお目当てに来店されるお客様も多く、んまや〜と言えばなんこつソーキそば!となりつつあるようです。
また、野菜、豚ガラ、かつおぶしを煮込んでつくる出汁は、塩を使っておらず、一口スープを飲むと、素材の味を活かした味わいが体中に染み渡ります。
2.地元客の声から誕生したなんこつ丼

なんこつソーキ好きのご店主松原さんは、ご高齢の方でも食べやすいようにと柔らかくなるまでしっかりと煮込んでいるそう。
そんな絶品のとろけるなんこつソーキを、ごはんと一緒にかきこみたい!という贅沢な地元客の要望からうまれたのが、なんこつ丼です。

2つの大きななんこつソーキが、とってもボリューミー。
「なんこつは好きだけど、やっぱりご飯派!」
そんな方に、ぜひ食べていただきたい一品です。
3.居心地の良い交流空間「んまや~」

店名のんまや~とは、宮古の方言で両親の実家(おばぁの家)のことです。
おばぁの家は、いつも親戚たちが集い、美味しいご馳走と笑いが絶えない場所。
そんな居心地のよい場所にしたい、地元客と観光客が交流できる空間にしたいとの思いからんまや~と命名されたそうです。
地元のおじぃおばぁたちも気軽に歩いて立ち寄れるようにと、市街地から少し離れた地域にお店を開いたので、オープンから10年以上たった今でも地元客が足しげく通い、賑わいを見せています。
地元客も観光客もみんなが集い、交流できる場所んまや~。
とろとろなんこつソーキをいただきながら、んまや~の懐かしい心地よさを感じてみませんか?

Photo&Text:松山 雅斗
(取材:2022年11月)
住所: 沖縄県宮古島市城辺友利130-3
電話番号: 0980-77-7477
営業時間: 11:00~14:00
定休日: 水曜日・木曜日
駐車場: あり