
石垣島の中心街にある、アジアンダイニングバー プラウ スリランカは、スリランカ人シェフのシャンさんが切り盛りするスリランカカレーのお店。
本場スリランカのスパイスと島の食材をつかった絶品カレーがいただけます。
1.島食材を活かした本格スリランカカレー
市街地の大通りに面してお店をかまえる人気店、アジアンダイニングバー プラウ。
お昼はスリランカカレーのランチが、夜はスリランカとインドネシアのおつまみとお酒が楽しめます。

扉を開けてお店に入るとスパイスのいい香りが広がります。

こちらは、チキンカレーとレンズ豆カレー。
熱々のチキンカレーはきちっと辛味が効いたスパイシーな一品。
レンズ豆カレーは、レンズ豆が煮込まれた独特の優しい味わいです。
大きいお煎餅のようなものは、豆粉を揚げたパパド。
色鮮やかな付け合わせは、ココナッツのターメリック炒め、紫キャベツのザワークラウト、そして緑の野菜は、今はツルムラサキのココナッツ和え。
季節によって時々の野菜をつかっているそう。
全部を、少しずつ混ぜながらいただくのがスリランカスタイルです。
ジュースは、自家製の酵素ジュースで、この日は島のシークヮーサーのものをいただきました。
すっきりとおいしく、身体にも嬉しい発酵ドリンク。
他にもパインやマンゴーなど、島のフルーツで仕込まれています。

カレーは他にも、魚カレー、野菜カレーが毎日あります。
レンズ豆カレーと野菜カレーは辛味ゼロなので、辛いものが苦手な方やお子さんにも。
魚カレーにつかう魚は、海人から直接仕入れる近海でとれたマグロやカツオ。
なんとスリランカでも同じくマグロやカツオがカレーで食べられるのだそう。

スパイスは、スリランカのものを香りが失われないように、お店で挽き、オリジナルでブレンドしたこだわりの自家製スパイス。
化学調味料や添加物不使用で、グルテンフリーのカレーです。
すべてテイクアウトも可能。
2.留学で来た日本で料理にはまったシャンさん

シャンさんは、21歳の時に、貿易と日本語を学ぶために東京にやってきました。
そして飲食店でアルバイトもスタート。
スリランカにいた時はまったく料理をしていなかったということですが、居酒屋の厨房で鍋を振っているうちにどんどん料理にはまっていたのだそう。
それから学校を卒業した後も飲食の道へ進み、石垣移住予定だった奥さんと出会い、一緒に石垣へ。
島に来てからは、居酒屋で寿司を握ったり、人気店であった辺銀食堂でランチのシェフをつとめるなどしたのち、プラウを2020年の6月にオープンしました。
スリランカと石垣は気候も似ていて、食材も同じものが多いのだそう。
島食材もふんだんに味わえるシャンさんのスリランカカレーをぜひ食べてみてください。
Photo & Text:笹本 真純
(取材 2023年12月)
住所: 沖縄県石垣市真栄里186-13 BLUE OCEAN105
電話番号: 0980-87-7818
営業時間: 11:00~15:00(14:00L.O.)/18:00~23:00(22:00L.O.)
定休日: 月曜(ランチ)・火曜
駐車場: あり
店舗詳細URL: https://www.instagram.com/pulausrilanka/?hl=ja
