沖縄本島中部のうるま市にある勝連(かつれん)半島と平安座(へんざ)島を結ぶ海中道路。
そのちょうど真ん中あたりの休憩スポット「海の駅あやはし館」の中にある、お洒落な海カフェが「海中茶屋」です。
店内からは海が一望でき、地元うるま市の特産品を使ったご当地グルメも絶品です!
1.海上を走り抜け、島へ続く爽快ドライブの休憩スポット

勝連半島と平安座島を結ぶ全長約4.7kmの海中道路の中央あたりにあるのが「海の駅あやはし館」。
建物の外観は、かつての琉球王朝時代に活躍したマーラン船の形をしています。
グルメや地元の特産品・おみやげが買えるスポットとして人気で、2階にはマーラン船をはじめ、勝連半島の歴史や民俗資料を集めた「海の文化資料館」があります。

「海中道路」といっても海水の中のトンネルではなく、海上にある道路を走るため、視界の両サイドには青い海の絶景が広がり、爽快なドライブが楽しめます。
「海の駅あやはし館」は展望スポットとしてもおすすめの場所で、平安座島や橋で結ばれた浜比嘉(はまひが)島も見渡せます。
2.まるで船のキャビンにいるような心地よさ


海中道路上の建物の中にあるカフェですから、もちろん窓の外には一面の海。
店内は、まるで船のキャビン(客室)の中にいるようなインテリアとウッディなあたたかな雰囲気が迎えてくれます。
野菜や果物、加工食品、お土産などローカルの特産品がずらり並ぶ海の駅の奥に、まさかこんなお洒落なカフェがあったなんて!と言わんばかりに、店内に一歩足を踏み入れたお客さまはみなさん、少し意表をついた驚きの笑顔です。
3.地元うるま市特産品を使ったココだけの味わい!

ここでは景色もとびきりのごちそうですが、期待を裏切らないグルメな味たちが心もお腹も満たしてくれますよ!
料理にはすべて浜比嘉の塩を使用。
生産量日本一を誇る、地元うるま市勝連漁港のもずくを使った海中茶屋オリジナルメニューが堪能できます。

ぜひ、味わってほしいのが、うるま市沖縄そばランキングで1位に輝いた「沖縄ソーキそば」(850円)。
地元、勝連漁港で獲れた?太もずく?を独自の製法で練り込んだ特注のもずく麺を使っています。
もちもちツルッとした食感がかつお風味のスープによくなじみ、5時間煮込んだとろとろのやわらかソーキも絶品です。

女性や子どもにも人気の一品が「冷やしもずくそば」(750円)。
生もずくやほぐしたソーキ肉など贅沢な具材が、たっぷりトッピングされた下には、食べ応え抜群の冷水でシャキッとしめたもずく麺。
大御所ママスタッフが開発した、シークヮーサーの効いたオリジナルタレの風味が食欲をそそります。

シェフ特製の「スパイス茶屋カレー」(1,000円)は、海中道路近くにあるやちむん工房「うるま陶器」の美しいターコイズブルーの大皿に盛り付けられて登場。
スパイスとココナックミルクのコクとまろやかさがクセになるスープスタイルのカレーです。

全席オーシャンビューの店内はもちろん、晴れた日にはテラス席もおすすめです。
本島の山並みの島影を遠くに見ながら、エメラルドグリーンのきらめく海と心地よい潮風に癒されます。
テラス席では、バーベキューも楽しめますよ。(要予約)

ケーキや紅芋ごま団子、サーターアンダギーなどのオキナワンスイーツと、ソフトドリンクのお得なデザートセットもいかが?
うるまブルーの海とお皿の上で素敵なカフェタイムをおくつろぎください。


海中茶屋のキャビンクルーたちの明るい笑顔に迎えられて、海の上の道ですごす、おいしい極上のリラックスタイム。
爽快なドライブクルーズと一緒にお楽しみくださいね。
Photo&text:鶴田尚子
(取材:2021年2月)
住所: 沖縄県うるま市与那城屋平4(海の駅あやはし館内)
電話番号: 070-3801-8884
営業時間: ランチタイム10:30~15:30/ディナータイム15:30~22:00
定休日: 無休
駐車場: あり
座席: 室内80席/テラス席80席
喫煙: 禁煙
店舗詳細URL: https://ryukyu-pro.com
