沖縄本島北部の本部町。沖縄美ら海水族館や備瀬のフクギ並木などの観光名所のすぐそばにある「CAHAYA BULAN(チャハヤブラン)」は、「絶景カフェ」と呼ぶにふさわしいお店。
一歩足を踏み入れれば、なぜそう呼ばれるのか一目瞭然です。
その景色はもちろんのこと、店全体を包む異国情緒も大きな魅力。
まるでアジアのリゾートにいるような素敵な雰囲気の中でいただく料理は、その眺望とともに、深く記憶に刻まれるに違いありません。
1.目の前には海、周囲にはフクギの木の森が広がる絶好のロケーション

CAHAYA BULAN(チャハヤブラン)があるのは、沖縄本島北部の本部町にある「備瀬のフクギ並木」の入り口付近。
店周辺にもフクギの木が生い茂り、神秘的な雰囲気さえ漂うほど。
フクギが連なる小道を抜けた先に佇む店は、まるで森の中に潜む隠れ家です。

店に入ると、一気に視界が開けます。
大きな窓の向こうには、どこまでも続く青い海。
遠くには伊江島の姿も見えます。

「備瀬のフクギ並木」が今ほど人気観光地ではなかった頃、備瀬の静かな環境が気に入ってこの店をオープンさせたというオーナー。
並木道が賑やかになった今もなお、店の中だけは依然ひっそりと静かで、ただ美しい景色が広がっています。
2.沖縄とアジアがミックスしたインテリアと料理で、南国ムードたっぷり

店の雰囲気を一層引き立てているのが、アジアンリゾート感溢れるインテリア。
多くの家具がアジアのもので統一され、異国情緒満点です。

全てが揃いのテーブルや椅子ではないものの、全体的にテイストが似ているからでしょうか、とってもおしゃれ。
好みの席を探すのも楽しそうです。
料理にもアジアンテイストは貫かれています。
沖縄らしさとアジアが融合したオリジナル料理は、見た目は美しく、味は美味しく。

一番人気のメニューは「ラフテー丼」。
沖縄の郷土料理であるラフテー(豚の角煮)ですが、こちらのものは八角が効いています。
トッピングの海ぶどうで、沖縄らしさもプラス。
付け合わせのゴーヤナムルを混ぜながら食べるのもおすすめです。

料理だけでなくドリンクもエキゾチックです。
香り豊かな中国茶が数種用意されていて、お茶だけを楽しむのももちろんOK。
その他、「ハイビスカスティー」などの沖縄ならではのドリンクも揃います。

このカフェの魅力を存分に味わうなら、窓際の席やテラス席がおすすめ。
潮風に吹かれ、波音に耳を傾け、ただひたすら海を眺める。
ここでしかできない、ぜいたくな時間の過ごし方です。
text:仲濱 淳
Photo:白木 裕紀子
(取材:2019年12月)
住所: 沖縄県国頭郡本部町備瀬429-1
電話番号: 0980-51-7272
営業時間: 食事12:00~16:00(L.O.)カフェ12:00~17:00(L.O.)
定休日: 水曜・木曜
店舗詳細URL: https://www.cahayabulan.com/index.html
