吹通川のヒルギ群落(ふきどうがわのひるぎぐんらく)

石垣島を代表するマングローブスポットの1つ、天然記念物にも指定されている「吹通川のヒルギ群落(ふきどうがわのひるぎぐんらく)」。

石垣島の北側の海岸線にあって、道路上からも手軽にその景観を楽しむことが出来る観光スポットとして、島を一周するドライブコースの立ち寄りにおススメです。

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目次

1.石垣島の北側を流れる「吹通川(ふきどうがわ)」流域の雄大なマングローブ林です

吹通川のヒルギ群落(ふきどうがわのひるぎぐんらく)|水鏡の美しい吹通川の景観

「吹通川(ふきどうがわ)」は、石垣市街地からレンタカーで約35分。石垣島本島の名峰「野底岳」西側の海岸線に位置する、全長約2.2?の川です。

周辺には、市街地の喧騒からはかけ離れた地域の集落など、のどかで雰囲気のある風景が並び、穏やかな気持ちで車を走らせていると、ふと気づかずにポイントを行き過ぎてしまうなんてことも。

でも島の外周を走る1本道上なので安心です。

吹通川の河口付近は、マングローブの群落が広がっていて、環境省から「生物多様性の観点から需要度の高い湿地」としても指定されています。

2.手軽に亜熱帯の雄大な自然と触れ合うことが出来ます♪

吹通川のヒルギ群落(ふきどうがわのひるぎぐんらく)|水中へのびるウニョウニョしたマングローブの根っこ

干潟へは、駐車場横の階段から簡単に降りることが出来ます。

「水から木が生えてるよ!」

「足がウニョウニョいっぱいある!」

「マングローブ」とは、亜熱帯地域の川の河口付近で、真水と海水が混じった「汽水域(きすいいき)」に生える植物の総称。

吹通川のヒルギ群落(ふきどうがわのひるぎぐんらく)|オヒルギの花

<オヒルギの花>

ここ「吹通川」のマングローブ群落では、その中の「ヤエヤマヒルギ」や「オヒルギ」を観察することができます。

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マングローブを観察する上でポイントとなるのが、「潮の満ち引き」です。

ヒルギの根は、満潮の時は水中に沈んでいるため、観察におすすめタイミングは潮がひく「干潮」の時間帯になります。

吹通川のヒルギ群落(ふきどうがわのひるぎぐんらく)|干潟に住むシオマネキ

この時間帯であれば、マングローブの砂地に隠れるカニを観察することもできますよ♪

吹通川のヒルギ群落(ふきどうがわのひるぎぐんらく)|雄大な景色を進むカヤック

さらに近隣ショップのツアーに参加すれば、カヤックでより身近に大自然を体験することもできるので、おススメです。

吹通川のヒルギ群落(ふきどうがわのひるぎぐんらく)|たくさんのマングローブの根っこが水中へのびている様子

亜熱帯地域の植生は、海とはまた違った沖縄観光の魅力です。

吹通川のヒルギ群落(ふきどうがわのひるぎぐんらく)|川辺に群生する植物群

濃密な空気を全身で感じることが出来ます♪

3.河原に下りなくても、橋の上から景色を一望できます!

吹通川のヒルギ群落(ふきどうがわのひるぎぐんらく)|橋の上からの眺望

通りにある橋の歩道上からも、この雄大な景色を見ることができるので、河原までの階段を下りることが出来なくても楽しむことができる、バリアフリーな観光スポットとしてもおススメです。

吹通川のヒルギ群落(ふきどうがわのひるぎぐんらく)|レンタカーが止まった広めの駐車場

広めの駐車場もあり安心です♪

【行き方】

石垣島を「時計まわり」でも「反時計まわり」でもOK!

島の北側を走る県道79号沿いにある「吹通橋」が目印です♪

市街地からまっすぐ向かう場合は、県道87号をひたすら北上し、およそ全長1.2キロの「おもとトンネル」を抜けて、T字路を右折して進むと到着します。

Photo&text:緑川 徹也

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住所: 沖縄県石垣市石垣島野底

駐車場: あり

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