ヤンバルクイナといえば、沖縄県民でもまず見ることのできない貴重な鳥。
絶滅危惧種にも指定されていますが、沖縄本島北部は辺戸岬のすぐ近くに、巨大なヤンバルクイナの展望台があるってご存知でしたか?
こちらの記事では、2021年7月には世界自然遺産への登録も期待されている、沖縄本島北部の大自然「やんばる」を望む穴場スポット「ヤンバルクイナ展望台」をご紹介します。
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1. 本島北部やんばるの森に立つヤンバルクイナ展望台
那覇空港から車で約2時間、沖縄本島最北端の地、辺戸岬を訪れると山の中に見える巨大な鳥。
遠くからでもヤンバルクイナの姿だということが確認できる大きさです!
辺戸岬からヤンバルクイナ展望台までは車で5分ほどの距離。
海沿いの道を進み、傾斜の急な山道を進むと展望台に到着です。
この地域はヤンバルクイナの生息地なので、山道を進むときは徐行運転を心がけてください。
また近隣の指定区域は2021年7月には、鹿児島県の奄美大島や徳之島、八重山の西表島と合わせて、世界自然遺産に登録が予定されている、貴重な原生林となっています。
2.高さ11.5メートル!リアルで巨大なヤンバルクイナは胴体が展望スペースに
到着!近くからみるとかなりの迫力!高さは11.5メートルもあり、真下からのアングルだとお顔が見えません。
ヤンバルクイナ展望台の後ろ側には入り口があり、中に入って景色を眺めることが可能。
右側の建物の3階がヤンバルクイナのお腹部分に繋がっています。
こちらは展望台を前から見たところ。
ヤンバルクイナの胸の部分と左の翼部分が窓になっています。
中に入ってみると、窓からの景色が見やすいよう踏み台が設置されています。
転落防止の柵がありますが、この高さから見ると海がより一層大きく感じられます!
3.沖縄本島最北端のパノラマオーシャンビュー
ヤンバルクイナ展望台の足の先には遊歩道が整備されていて、こちらからも絶景を望むことができます。
辺戸岬の全体像が一望できる眺め。
透明度が高く、珊瑚礁まで見えていて青いグラデーションが美しい海です。
さらに遊歩道を進んだところには、何やら奥まったスペースが。
木々が生い茂っているので、この場所から景色はよく見えませんが、奥まで進んで振り返ってみると謎が解けました!
大きすぎるヤンバルクイナ展望台の全体を見るためのスペースだったようです。
みなさんもぜひこの場所から巨大なヤンバルクイナを眺めてみてください。
Photo&text:上田 佳恵
\ おすすめプラン紹介 /
住所: 沖縄県国頭郡国頭村辺戸
料金目安: 無料
定休日: なし
その他: トイレ:なし