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さーたーあんだーぎーの店 安室

沖縄で古くから受け継がれてきた伝統菓子「サーターアンダギー」。

小麦粉を卵、砂糖と混ぜ合わせて油で揚げた沖縄風のドーナツで、「サーター」とは沖縄方言で「砂糖」を意味し、「アンダギー」はてんぷら衣のような油で生地を揚げたものを指します。

家庭でのおやつから、大切な行事や儀礼などでの伝統的な琉球菓子として用いられており、小さい子供から年配の方まで親しまれている沖縄のソウルフードの1つといえるでしょう。

沖縄のサーターアンダギー店を代表するお店の1つ「さーたーあんだーぎーの店 安室」は、昭和30年に養鶏場を創業して以後、昭和50年からサーターアンダギーの販売を開始。

今年で47年になります。

沖縄の伝統のお菓子を作りはじめたきっかけや、サーターアンダギーの魅力、販売している種類などを聞いてみました。

\ おすすめプラン紹介 /

目次

1.西原ICから約6分!自社の卵で作ったサーターアンダギーが食べられる

さーたーあんだーぎーの店

沖縄自動車道西原インターチェンジから約6分!

琉球大学やキリスト教短期大学などが立ち並び、緑あふれる西原町に「さーたーあんだーぎーの店 安室」はあります。

さーたーあんだーぎーの店

店舗に向かうときは、こちらの黄色の看板を目印にするのがオススメ。

さーたーあんだーぎーの店

お店に着きました!

駐車場が広く、敷地にはいくつか入り口がありますので、この赤いのぼりを目印にしましょう。

2.黒糖や紅芋味も。沖縄の味を伝統菓子で味わう

さーたーあんだーぎーの店
さーたーあんだーぎーの店

店舗の中に入ると、サーターアンダギーと卵が並べられています。

サーターアンダギーは「白糖610円」、「黒糖660円」、「紅芋670円」の3種類とシンプル。

沖縄の黒糖と紅芋の味が、サーターアンダギーで楽しめるのは嬉しいポイント!

それぞれ10個入りで、少しだけ食べたい人は、「プチ290円(6個)」もありますよ♪

さーたーあんだーぎーの店

スーパーなどでもこちらのサーターアンダギーは購入できますが、店舗で買うと「揚げたて」が食べられる可能性大。

代表取締役、安室朝統(あむろ ともつね)さんによると、お客様は地元客がほとんどで50代以上が多いそう。

取材中もひっきりなしにお客様が訪れます。

さーたーあんだーぎーの店

女性客が6割ですが、建設業の方や手土産に購入する男性客も多いそうです。

建設業の方はよくまとめ買いをして、会社の皆でシェアして食べるそうで、県外に住む子供や孫へ仕送りのため多めに購入する方もいるとか。

3.サーターアンダギーの魅力と美味しさの秘訣

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こちらのお店のサーターアンダギーは、ふんわり柔らかいのが特徴。

ふんわり柔らかいのは、カリッと揚げてしまうと日持ちが悪くなるため、「ふんわり揚げて、冷めても美味しく食べられるよう作っている」のだとか。

「さーたーあんだーぎーの店 安室」を擁する「株式会社 安室養鶏場」は、養鶏場が主幹産業。

規格外の2LやSSサイズなどの卵を使った6次産業化のうちの1つとして、サーターアンダギー店を営んでいます。

こちらのサーターアンダギーは、自社の「安室養鶏場」でつくった卵で商品を作っていますよ。

毎日、沖縄本島北部の大宜味村にある養鶏場から卵を運び、日曜日以外はサーターアンダギーを作っているそう。

サーターアンダギーは、全商品ともに発送可。

常温で2週間食べられるので、おうちでもゆっくり沖縄の伝統菓子を味わえますよ。

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その美味しさの秘訣を聞いてみると、「木酢を鶏の飼料に入れているからなんです。鶏の整腸作用になって、卵の『卵臭さ』が取れるんですよ」と安室さんは言います。

さーたーあんだーぎーの店

こちらのお店では、人の手で丁寧に1つ1つサーターアンダギーを揚げています。

安室さんいわく「サーターアンダギーは1つ1つ個性があって、機械で作るのは難しい。ドーナツは機械で揚げるのは比較的簡単ですが、サーターアンダギーは形が独特なので機械化はなかなか」とのこと。

そのため工場のなかで、スタッフが毎日熱いなか頑張って揚げています。

「クーラーも扇風機もありますが、あって無いようなものですね。これが、サーターアンダギーを作る1番の大変なところでしょうか。従業員には本当感謝しています。お客様からの『美味しい』という声で従業員一同頑張れています」。

「毎日従業員が味をチェックして、より美味しいサーターアンダギーをお客様に届けられるよう努めています。ぜひドライブがてらお店に寄ってくださいね」と安室さんは言います。

さーたーあんだーぎーの店

「11時~14時が少し混む」とのことなので、ゆったり買い物をしたい方は、それ以外の時間を狙ってみるのも良し。

地元のお客さんで賑わうローカルな雰囲気を味わいたい方は、混む時間帯に行ってみるのもおすすめです!

沖縄自動車道西原インターチェンジから車で約6分と近いので、レンタカーで沖縄本島中部をドライブする際は、ぜひ沖縄のローカルな伝統菓子「サーターアンダギー」を手にとってみてはいかがでしょうか?

沖縄ドライブがまた違ったユニークなものになりますよ♪

Photo&text:小鍋 悠

(取材:2022年8月)

\ おすすめプラン紹介 /

住所: 西原町字棚原262

電話番号: 098-945-4126

営業時間: 9:00~17:00

定休日: 日曜

駐車場: あり

その他: 〈他店舗情報〉 ・首里石嶺店 那覇市首里石嶺町1-132-5(TEL 098-887-5509) ・首里平良店 那覇市首里平良町1丁目66(TEL 098-884-3060)

店舗詳細URL: https://www.amuro.okinawa/
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