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池田食品

沖縄で主に食されている豆腐は、沖縄のソウルフード「島豆腐」。

実は豆腐の消費量ランキング(2016年度)で日本1位を獲得するほど豆腐好きが多い沖縄県、県内で食される豆腐のほとんどが、この島豆腐です。

居酒屋や食堂で出る「ちゃんぷる〜」の豆腐にもこの島豆腐が使用されているので、沖縄旅行中に一度は食べているはず。

そんな島豆腐を三代にわたり築いてきた「池田食品」さんをご紹介!

こだわりの島豆腐を買って、自分へのお土産に購入したり、キッチン付きホテルで沖縄料理を作ってみるのもおすすめですよ。

\ おすすめプラン紹介 /

目次

1.代々受け継いできた、とびきり美味しい島豆腐

池田食品|いろいろな商品

池田食品の島豆腐は苦みがなく、凝縮された旨味とマイルドな味わいが特徴です。

島豆腐への一番のこだわりは原材料。

県内の島豆腐に使用される大豆の9.7割が輸入大豆と言われている中、池田食品では島豆腐にあう国産大豆を厳選しました。

池田食品|様々な品種の大豆

様々な大豆を試した結果、採用に至った滋賀県産「タマホマレ」はなんと、現地まで出向いて試食する徹底ぶり。

自然に限りなく近い減農薬ということと、甘みと旨味が島豆腐にぴったりだと、決定したのだそうです。

また、素材の味を引き立たせる塩にもこだわりが。塩は塩辛さだけでなく、甘みのある塩を厳選することで国産大豆の美味しさを引き立て、食べたときに口の中に広がる心地よい塩味に仕上がりました。

池田食品|ゆし豆腐を袋詰めするスタッフ

ほか、水にはイオン水を使用し、にがりには県内の海水を原料としたものを使用。

きめ細やかなこだわりは、美味しさだけでなく食べる人の安全への気配りも感じられます。

2.三代目社長・瑞慶覧さん「県外に出て、改めて沖縄の島豆腐の味に感動した」

池田食品|三代目社長

実は幼少期、豆腐屋の息子であることが恥ずかしいと思っていたと話すのは、三代目社長である「瑞慶覧 宏至(ずけらん ひろし)」さん。

瑞慶覧さん「子どもの頃は、豆腐の匂いと白の作業着を着て働く父を見て、”友達の親はビシッとスーツを着てかっこいいのに”と思ってしまっていました。そのコンプレックスから、いつしか豆腐を食べることすら避けるようになってしまって。考えが変わったきっかけは福岡での就職でした。」

豆腐屋にはコンプレックスを感じていたものの、飲食が好きだった瑞慶覧さんは、専門学校卒業後すぐに福岡の飲食店に就職。

食べ物が美味しいとされる福岡ですが、瑞慶覧さんが福岡で就職してはじめて感じたのは「豆腐が美味しくない」ということでした。

瑞慶覧さん「その時はじめて、自分が毎日のように食べて、食べることすら止めてしまっていた島豆腐が、とても美味しかったことに気付いたんです。そうなると、あんなに避けていた島豆腐が”あの味が食べたい”って存在になるんですよね。その後、福岡で1年ほど飲食店を経営したんですが、二代目の兄が他界したことによって、僕は沖縄に帰って池田食品を継ぐ決意をしました。」

池田食品|思いを語る瑞慶覧

県外に出たからこそ知った沖縄の魅力、そして改めて知った池田食品の作る島豆腐の美味しさを誇りに思った瑞慶覧さん。

味へのこだわりは妥協せず、販売方法や社員への待遇を変化しながらあらゆる挑戦を楽しんでいると話してくれました。

3.ローカル移動販売が県民に人気!

池田食品|ピンク色の移動販売車

実は池田食品の島豆腐は、スーパーでの販売を2016年に中止しました。

スーパーに卸すと仲介手数料がかかってしまうこともあり、瑞慶覧さんはお客様に安く・美味しい島豆腐を届ける手段として「宅配・移動販売カー」による販売方法を考案しました。

瑞慶覧さんは、販売スタッフにいつも「自分のお店だと思って販売してください」と話しているのだそう。

人と人のコミュニケーションが生まれる移動販売だからこそ、目の前のお客さんが何を望んでいるのかなどに積極的に耳を傾け、時に新メニューの開発は、常連さんの意見を参考にすることもあるのだとか。

池田食品|定番の島豆腐

移動販売の一番人気は、定番の「島豆腐」です!

こだわりの美味しさながら、340円というお得な金額が安定した人気の秘訣です。

旅行中に気軽に食べたい方には、島豆腐を使った豆乳やティラミス、レアチーズケーキなども販売されています。

池田食品|豆腐ティラミス

海を眺めながらヘルシーに豆腐ティラミスを食べるのも幸せを感じるひとときですね。

ちなみに移動販売カーのルート一覧はこちら↓

三代目池田屋|沖縄の島豆腐・有限...
三代目池田屋|沖縄の島豆腐・有限会社池田食品 沖縄県で島豆富・大豆製品の製造&移動販売を行う三代目池田屋(有限会社 池田食品)です。新鮮な豆富の美味しさを手渡しでお届けします。昭和五八年創業以来、こだわり続...

ルートが曜日ごとに決まっているほか、販売スタッフごとにGPSで現在地がわかる機能も。

員の顔から逆指名で追いかけていくのも沖縄旅行上級者の楽しみ方になりそうですね。

4.ママさんに絶大な人気を誇る、島豆腐カフェ「Cafeソイラボ」も

池田食品|系列店「Caféソイラボ」の料理

池田食品すぐ近くにある「Cafeソイラボ」は、瑞慶覧さんの奥様が営む、池田食品の島豆腐を使った料理が食べられるお店。

すべてに島豆腐が使用されているとは思えないどの豊富なメニューや、長年飲食に携わってきた奥様がつくる島豆腐アレンジレシピの美味しさ、ヘルシーさが県民にも大人気です。

もちろん池田食品で作られる島豆腐も購入できます。

店内にはキッズルームやお子様用メニュー、離乳食なども充実しているので、小さな子ども連れの旅行にもぴったり。

このように様々な楽しみ方が提供される池田食品。

最近巷では紅芋タルトや泡盛など、地元スーパーでお土産を購入する観光客も増えているそうです。

そこには「現地の人が利用する手段で手土産を買いたい」という気持ちがあるのでしょうか。

移動販売カーやCafeでの購入は、まさにそんな「体験込み」でお土産を購入したい方にぴったり!

とびきり美味しい島豆腐を購入して、沖縄旅行をもっと濃厚にしませんか?

Photo&text:三好 優実

(取材:2020年4月)

\ おすすめプラン紹介 /

住所: 沖縄県中頭郡西原町字池田184-3

電話番号: 098-945-0279

店舗詳細URL: http://ikedasyokuhin.com
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