赤とんぼ

タコスはアメリカから持ち込まれた食文化なので、米軍基地に近い沖縄本島中部から広まったものというのが沖縄の人の感覚です。

一方、タコライスは金武町で誕生した食べ物。

というわけでタコスやタコライスは中部と縁の深い食文化であり、それ以外の場所にあるタコス・タコライス店には、そこまで目を向けることがなかったという地元人やリピーターの方も少なくないかもしれません。

ところが、沖縄本島南部 那覇市内にある「赤とんぼ」というお店を知れば、それまでの考え方が変わってしまうかもしれません。

そこで那覇の代表的なタコス・タコライスのお店として、赤とんぼを紹介します。

目次

1.開南に近い商店街の中に位置する

赤とんぼ|店舗のあるサンライズ通り

「サンライズなは」という商店街にある「赤とんぼ」。

国際通りからも歩いて行けますが、どちらかというと開南や、のうれんプラザからのほうが短時間でアクセスできます。

赤とんぼ|赤と黄色が目に留まる店舗外観

間口の狭いお店で、イートインスペースはありません。

以前はお店の前に置かれたテーブルで食べられましたが、コロナ禍で撤去され、テイクアウトのみとなりました。

のぼりや派手なのれんを目印に訪ねてください。

2.材料の質と手作りにこだわる

基本的にメニューはタコスとタコライスのみなのに、那覇の名店として長い間人気を誇っている理由は、まず素材に徹底的にこだわっていることです。

野菜は、信頼できる農家から直接仕入れています。

また、ミンチは一般的な合い挽きではなく、牛のみを使用しています。

さらに、タコスの皮は自家製。

こねて一晩寝かせ、そして焼きます。

赤とんぼ|6ピース入ったタコス

タコスは3本700円で、1本250円です。

赤とんぼ|プラケースに盛られたタコライス

タコライス(大)は600円。

味もボリュームも文句なしで満足の一品です。

ちなみにソースも手作りだそうです。

3.家族3人で切り盛りする店は地元客に支えられて

赤とんぼ|カウンター越しに店主の仲村敏子さん

店主の仲村敏子さん。

息子さんと娘さんの3人でお店を切り盛りしています。

もともと仲村さんは自分でお店を持ちたいと考えていたそうで、友人とともに米軍基地内へ遊びに行った際、タコスを見て「これだ!」と思ったそうです。

そして「那覇でやろう」と考えて出したのが現在の店で、その着想が当たったともいえます。

コロナ禍で観光客が激減したそうですが、地元客が支持してくれるため、やっていけているといいます。

赤とんぼ|赤と黄色に緑のラインがビビットな暖簾

Text:吉田 直人

Photo:根原 奉也

(取材:2022年4月)

住所: 沖縄県那覇市松尾2-21-16

電話番号: 098-866-9535

料金目安: タコス/3本700円、1本250円 タコライス/大600円、中500円、小400円(すべて税込)

営業時間: 11:00~19:00(売切次第終了)

定休日: 月曜

駐車場: 近隣有料施設あり

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