観光客に人気のパイナガマビーチから、徒歩5分ほどの距離にある「レストラン海の幸」は、宮古島でも有数の海鮮料理の老舗。
45年の歴史を誇る店内には宮古島ではめずらしい生け簀があり、いつでも新鮮な海鮮料理が楽しめます。
1.活きの良さがうり!仕入れた魚は店内の生け簀で管理

「とびっきり活きの良い宮古島の鮮魚を、美味しいお酒とともに楽しんでもらいたい。」というオーナー。
こだわっているのは、自ら漁に出て一本釣りで1匹ずつ釣り上げた魚を提供すること。
市場では、悪天候になると魚介類の流通量が落ちるため、時価の魚は値段が高くなりがち。
しかし海の幸では生け簀があるので、いつでも鮮度が高い活魚料理を楽しむことができます。
お料理の出来上がりを待つ間は、生け簀を覗いてみるとおもしろいかもしれません。
この日は、ビックサイズの伊勢海老がたくさん。
他にも、島特有のお魚も見られるため、見かけた際にはオーダーして味わってみるのもいいかも。

店内は座敷とテーブル席があり、広々とした居心地のよい空間です。
大人数やご家族連れでもゆったりと過ごせます。
2.鮮度抜群!贅沢な伊勢海老の刺身

ご注文いただいてから調理、提供されるため鮮度抜群!
鮮やかで透明感のある伊勢海老の刺身は見た目にも美しく、引き締まった身のプリプリ感と口いっぱいに広がる甘みは格別です。
ただし、4~7月は伊勢海老の禁漁期のため、ご来店前にお問い合わせください。
3.宮古島の塩を活かしたマース煮定食

マース煮とは白身魚の塩煮のこと。
塩で素材の旨みを引き立たせるシンプルな調理法のため、ごまかしの効かない料理。
いつでも新鮮なお魚を提供できるという自信が伝わるメニューです。
ほっこりとした肉質の白身にほどよく染みた塩味が、素材本来のおいしさを際立たせています。
さらに定食には、刺し身やもずく、デザートまで。
まさに「海の幸」。
レストラン海の幸は、活魚や伊勢海老をはじめ、シャコ貝やヤシガニなどの宮古島ならではの食材をいつでも新鮮な状態で食べられるお店です。
宮古島の魚に詳しいオーナーが、その日のおすすめを教えてくれますので、訪れた際はぜひ尋ねてみてください。

Photo:宮崎 ななこ
Text:松山 雅斗
(取材:2023年12月)
住所: 宮古島市平良下里207-3
電話番号: 0980-72-0767
営業時間: 11:30~14:00(L.O. 13:30)/15:00~21:00(L.O. 20:30)
定休日: 不定休
駐車場: あり

