沖縄本島中部の東海岸エリアには、世界遺産にも登録されている壮大な史跡「中城城跡(なかぐすくじょうあと)」や「勝連城跡(かつれんじょうあと)」が2つもあり、レンタカーでの観光にもおすすめのコースです。
また海中道路・浜比嘉大橋が結ぶ「平安座島(へんざじま)」「浜比嘉島(はまひがじま)」「宮城島(みやぎじま)」「伊計島(いけいじま)」など、絶景を楽しみながらゆったりしたい、離島景観スポットも点在。
そんな沖縄旅行の合間に、おすすめの海鮮料理をリーズナブルなお値段でいただける、穴場のグルメスポットはいかがでしょうか?
1.泡瀬(あわせ)漁港内にある海鮮グルメスポット「パヤオ直売店」で海の幸に舌鼓
こちらは沖縄市泡瀬(あわせ)の泡瀬漁港内にある「沖縄市漁業協同組合 パヤオ直売店」。
ローカルの間では「泡瀬パヤオ」と称されることが多い、パヤオ食堂を併設する海産物直売所です。
泡瀬漁港沖にあるパヤオ(浮き漁礁)で獲れる魚を中心に、毎日新鮮な海産物が入荷。
10時半の直売所オープンと同時に、地元客や国内外からの観光客がドドーっと入店し、店内は一気に活気づきます。
食堂のオープンは11時。
セルフサービスなので、料理の注文・受け取り・食器の返却などはこちらのカウンターで行ってくださいね。
店内に置いてあるお茶や水などもご自由にどうぞ~。
2.人気は「伊勢エビウニ焼き」と「近海魚のバター焼き」
沖縄の近海魚を使った魚汁やマグロ丼を始めメニューは種類豊富。
なかでも圧倒的人気を誇るのが「伊勢エビウニ焼き定食」です。
写真の半身のほか、魚汁がセットになった「パヤオ定食」や豪快な「伊勢エビ1尾定食」も。
伊勢エビ漁が解禁になると沖縄県産の伊勢エビが登場することもあるそうですよ。
沖縄の魚を味わってみたいという方に人気なのがこちらの「魚バター焼き定食」。
素揚げした魚をバターで焼き、ニンニクやレモンなどで味わう「シンプルに魚がうまい」沖縄漁港メシの定番。
その時々の漁獲により魚の種類は変わります。
また、天候不良の場合は提供できないことがあるので、その際はご了承ください。
「平日は日替わりで20%offになるお得なメニューがあるよ~」
「あ、あとマグロの刺身がついてくるメニューは、マグロが大量の日はお代わり無料になるから、それも書いといて~」と、太っ腹なサービスを教えてくれたのは食堂を仕切る玉城副店長。
全国屈指のマグロの漁獲量を誇る沖縄。
年間を通してさまざまな生鮮マグロが味わえるのもこちらの魅力のひとつです。
3.スシ、魚やイカの天ぷらなどのお手軽メニューも充実
そのほかにも泡瀬パヤオには、直売所ならではの自慢のメニューがいろいろ。
注文カウンター近くにある「にぎりコーナー」には、お手頃価格の握り寿司や海鮮丼などがずらり。
ささっとお昼を済ませたい方にもおすすめです。
揚げたてアツアツで出てくる魚やイカの「沖縄風天ぷら」は注文カウンターでどうぞ。
購入したスシや天ぷらをテラス席で食べながら、目の前に広がる漁港の景色をながめるのも一興。
天ぷらなどをドライブのお供にテイクアウトして、沖縄県民気分!?を満喫するのもいいかもしれませんよ。
ぜひみなさんなりに沖縄の漁港メシを楽しんでみてくださいね。
Photo&text:藤井 千加
(取材:2019年11月)
住所: 沖縄県沖縄市泡瀬1-11-34
電話番号: 098-939-4980
料金目安: 1000円~6000円
営業時間: 直売所10:30~18:00/食堂11:00~17:30
定休日: 年末年始・旧盆
駐車場: 300台
座席: テラス席68席、店内テーブル席40席
喫煙: 全席禁煙・喫煙スペースあり
その他: ランチタイムは混み合うことが多いので、時間に余裕を持って訪れるのがベター
店舗詳細URL: http://www.payao-okinawa.com/