名護市の許田インターチェンジから恩納村向けに約4km。
近隣には恩納村エリアでも人気が高いホテル、沖縄かりゆしビーチリゾート・オーシャンスパやオリエンタルホテル沖縄リゾート&スパがあります。
伊武部(いんぶ)バス停を目印に、ビーチへ繋がる細い路にあるのが、恩納村にある居酒屋「海風(うみかじ)よ」です。

沖縄の方言で「うみかじ」は海風のこと。
「海風よ」という店名だけに、お店から海へは歩いてすぐで、海の心地よい風を感じられます。
1.気まぐれな看板猫がお出迎え

海風よの看板猫「門松」と、オーナーの小貫さん。
正月にお店の裏で出会い、命名したそう。
店内には、近隣のお店にいる猫たちの「にゃん系図」もあり、恩納村の猫たちの仲の良さやオーナーの猫愛があふれています。

取り皿に、猫をモチーフにしているお皿があります。
これは、オーナーの小貫さんが作った手作りのやちむん皿。
やちむん皿には、看板猫の”門松”以外にも、2匹の猫たちが描かれています。
「今は門松だけになっちゃったんだけど…」と少し表情を曇らせながら話すオーナーの小貫さん。
1枚1枚のお皿から、猫達への愛情がうかがえます。
2.隠れ家のようなくつろぎ感あふれる店内

店内は木をふんだんに使ったデザインで、沖縄の南国ムードが漂います。
バーカウンターやテーブル席、ゆったりとくつろげる座敷まであり、温かい雰囲気。

入口左手にある窓側の席は、6月になると夕日を真正面に眺められるそう。
内装のデザインもオーナーの小貫さんが手掛けたそうで、手作りのぬくもりを感じられる店内です。

さらに店内では、スタッフと小貫さんが作ったアクセサリーを販売しています。
運がよければ、やちむん皿も購入できるそうですよ。
3.あぐー豚のしゃぶしゃぶは必食!

写真は、あぐー豚のネギ出汁 しゃぶしゃぶ(1人前) 2,800円/(2人前より)。
島豆腐、ネギ、春菊、ハンダマ、ぶなしめじを、あつあつのコクがあるだし汁に入れて、あぐー豚を3〜4回振りながら茹でる。
しゃぶしゃぶした肉は、シークヮーサーポン酢で味わいます。
そして、鍋の締めは「沖縄そば」。
これが、海風よ流の味わい方です。

人参しりしりーの生ハムサラダ/800円。
にんじんシリシリとは、にんじんを千切りして炒める料理。
にんじんシリシリに生ハムとレタスを合わせたサラダは、観光客に人気が高い一品です。

飲み放題のドリンクバー1,800円(90分)。
オリオンビール・泡盛・梅酒・ウイスキー・麦焼酎・カクテルにソフトドリンクと種類が豊富。
お酒はセルフスタイルで、バーテンダー気分を楽しむのもいいですね。
恩納村のゆったりした心地よい潮風と、オーナーやスタッフさんの温かさを感じさせる居酒屋「海風よ」。
穏やかなひとときを過ごせる居酒屋です。
Photo:藤井 千加
Text:平良 美由紀
(取材:2024年2月)
住所: 沖縄県国頭郡恩納村名嘉真2606
電話番号: 098-967-8222
料金目安: 500円~
営業時間: 17:30~22:00(L.O.21:00)
定休日: 水曜・旧盆・年末年始
駐車場: あり
座席: 40席
喫煙: 禁煙
店舗詳細URL: https://umikaziyo.com/