米原(よねはら)のヤエヤマヤシ群落

石垣島を代表する観光スポット「川平湾」から、島の外周を東にレンタカーで約15分の位置に、ある特別な植物の群落があります。

その植物は実は世界中でも、ここ石垣島と西表島にしか自生していない「ヤエヤマヤシ」。

国の天然記念物にも指定されている固有種で、大変貴重なヤシの木です。

そんなヤエヤマヤシが密集して自生する「米原(よねはら)のヤエヤマヤシ群落」は、道が整備され散策することが出来る、世界で唯一のスポットです。

\ おすすめプラン紹介 /

目次

1. 「川平湾」や「米原ビーチ」にほど近く、ドライブコースにおススメの観光スポット

米原(よねはら)のヤエヤマヤシ群落|散策道入口の石碑

「米原のヤエヤマヤシ群落」へは、石垣市街地から車で約30分ほどで到着します。

島の北側を走る県道79号沿いにあり、ミシュラン・グリーンガイド三ツ星スポットの「川平湾」や、天然の砂浜が広がる人気の「米原ビーチ」にもほど近い立地にあります。

米原(よねはら)のヤエヤマヤシ群落|県道79号沿いの標識
米原(よねはら)のヤエヤマヤシ群落|散策道入口

県道の標識を目印に側道を山側へ進むと、行き止まりにジャングルを背負った案内板と石碑が現れます。

■川平湾方面から

「川平湾」から東に県道79号を進み、「米原ビーチ」の2つある入り口を数百メートル越えたところに出ている、大きな看板を山側に右折します。

■市街地方面から

市街地からまっすぐ向かう場合は、県道87号をひたすら北上し、およそ全長1.2キロの「おもとトンネル」を抜けて、T字路を左折して進むと、1キロ強で到着します。

2.亜熱帯の植生を全身で感じるディープな散策道

米原(よねはら)のヤエヤマヤシ群落|なだらかな階段が奥へと延びる散策道

よく見ると、ジャングルの奥へとのびる、なだらかな階段が続いています。

「米原のヤエヤマヤシ群落」はジャングルに通された散策道の奥にあります。

米原(よねはら)のヤエヤマヤシ群落|濃く茂った木々の緑

「なんだか空気が濃いね」

「すごく清々しい」

左右にひろがる森は、心なしか空気の密度が濃く感じられ、遮られた日差しが作りだす明暗の道には、少し神秘的な雰囲気すらただよいます。

米原(よねはら)のヤエヤマヤシ群落|巨大なクワズイモの葉

人間サイズの「Theカエルの傘」もあります。

米原(よねはら)のヤエヤマヤシ群落|散策道沿いのウッドデッキ

途中にはウッドデッキもあり、自分のペースで散策することが出来ます。

3. 世界でも八重山にしかない固有種「ヤエヤマヤシ」の群落

米原(よねはら)のヤエヤマヤシ群落|散策道の奥に見える巨大なヤシの木

そんなマイナスイオンの中を進むことおよそ5分。

その奥に、予想を越えて天高く空にのびる幾本のヤシが見えてきます。

世界でも八重山諸島にしかない固有種「米原のヤエヤマヤシ群落」です。

米原(よねはら)のヤエヤマヤシ群落|天高くそびえるヤエヤマヤシの群落

空高く伸びた数本もの幹は、高いものでおよそ25メートル、葉の長さは4~5メートルにも及び、その群を抜いた姿は圧巻の存在感を放っています。

米原(よねはら)のヤエヤマヤシ群落|立ち入り禁止の立て札

ヤエヤマヤシの周辺では、それ以外にも珍しい植物や生き物を観察する事ができますが、歩道外は立ち入り禁止ですのでご注意くださいね。

米原(よねはら)のヤエヤマヤシ群落|駐車場とトイレ

木道の入り口前には、1無料駐車場と男女別トイレがあります。

米原(よねはら)のヤエヤマヤシ群落|パーラー

そして向かいには、搾りたてのさとうきびジュースなどを飲むことが出来るパーラーや、お土産を販売しているカフェなどもあり、ドライブの休憩にも最適。

ジャングルにひかれた道を突き抜けて、天にそびえる「米原のヤエヤマヤシ群落(よねはらのやえやまやしぐんらく)」。

青い海や空とはまた異なる、ディープな石垣島の魅力を体感することができるおススメスポットです。

Photo&text:緑川 徹也

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住所: 沖縄県石垣市桴海554

料金目安: 無料

営業時間: 夜間照明なし

定休日: なし

駐車場: 15台

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