沖縄ならではのお酒といえば・・・泡盛!
沖縄全域に多種多様な銘柄がある中、宮古島のさらに離島、伊良部島で造られているのが「宮の華」の泡盛です。
自然からの恩恵を受け、様々なご縁に感謝しながら酒造りをしています。
昔から島人に親しまれている“味”を大切にしながらも、泡盛業界では数少ない国産米を使った新しい泡盛もあります!
\ おすすめプラン紹介 /
1.タイ米を原料にした泡盛造りに留まらず、国産米を原料にした泡盛

泡盛の原料にはタイ米を使うのが主流なのですが、宮の華では農薬と肥料を使わずに栽培した、国産米を原料とした泡盛造りも行われています。
国産米泡盛は、「うでぃさんの酒」「華ごころ」「通り池」の3つ。
現社長である下地さおりさんが、あるとき出会った“おむすび”がとても美味しく、「こんなに美味しいお米で、泡盛をつくりたい」と思ったことがキッカケだったそう!
美味しさだけではなく、農薬と肥料を使わずに育てられたお米ということに衝撃を受けた下地社長。
国産米は、タイ米とは性質が全く違うことや、材料費がかかることなど様々な問題があり、下地社長の想いはすぐには受け入れてもらえませんでした。
感動したお米を酒造所のメンバーにおむすびにして食べてもらったり、話し合いを重ねることで、「国産米を使った泡盛造りをしてみよう!」とみんなの気持ちが1つになったそうです。
そうして始まった「国産米泡盛造り」。
泡盛をつくる過程でもたくさんの苦労がありましたが、何度も繰り返し挑戦したことで、新しい宮の華の泡盛が生まれました!
国産米ならではの甘みのある泡盛、ぜひ召し上がってみてはいかがでしょうか。
2.泡盛の箱やボトルに「ありがとう」。感謝の言葉があたたかい!


宮の華酒造所では、先代の想いを大事にし、精魂を込め“五感”で行う酒づくりを行っています。
「こころとこころをつなぐ、かけ橋になりたい」という想いを掲げて取り組まれている宮の華。
泡盛の箱には「ありがとう」という言葉が印字されています。
「泡盛を召し上がってくださった方に感謝の気持ちを伝えたい」との想いから始めた取組みですが、細やかな心がけが素敵ですよね。
「お酒も生きているから、造り手の想いや言葉が影響する」と泡盛を大切に思い、お客様の手元に届くまでをしっかりイメージして、日々取り組まれているのが伝わってきます。
細部まで、「宮の華」の想いが行き届いた泡盛。
ぜひ職人1人1人の想いを感じながら味わってみてはいかがでしょうか。
text:下地 望
Photo:瀬戸 友貴
(取材:2021年2月)
\ おすすめプラン紹介 /
住所: 沖縄県宮古島市伊良部仲地158
電話番号: 0980-78-3008
営業時間: 平日9:30~17:00(工場併設の直売所)
定休日: 土曜日・日曜日・祝祭日
駐車場: あり
店舗詳細URL: https://www.miyanohana.com/
