「食べるだけのアイスから楽しむためのアイスへ」をコンセプトに掲げ、世界にひとつだけのアイスバー作り体験ができる「BLUE SEAL ICE PARK(ブルーシールアイスパーク)」。
沖縄県民に長年愛され続けてきたブルーシールアイスクリームを、もっと次世代にも発信していくための体験施設として、2016年9月 浦添市牧港にある「ブルーシール牧港本店」隣にオープンしました。
これまで「旅行の目的」になることがなかったアイスクリームですが、「これを目的に沖縄に訪れて欲しい」という想いからあえて予約制にし、また地元の沖縄県民でも気軽に来られるよう体験料1,800円(デコレーション体験、アイスバー1本、オリジナル保冷バッグ付き、冷凍庫体験が含まれます)という手頃な価格を設定しています。
「アイスを通してみんなが笑顔になってくれたら」という思いのもと実現したアイスバー作り体験。実際に体験してきました。
※改築のため現在一時休業中。2024年7月に新装オープン予定となります。
1.ポップでフォトジェニックな内観は、写真スポットにもぴったり

入ってすぐ、フォトジェニックな可愛らしいデザインで出迎えてくれるブルーシールアイスパーク。見渡す限り「写真を撮りたい」気持ちにさせてくれる内観に、テンションは急上昇。

入り口から入って右側は、アイスを食べたりゆっくり座ってゆんたく(沖縄の方言で“おしゃべり”)できる場所。ガラスの向こう側で実際にアイスバー作り体験が行われます。アイスに見立てた椅子やカラフルな照明は、思わず写真を撮りたくなるアイテムばかり。テーブルのイラストもひとつひとつが違っているので注目!

入り口左側を見ると、シックな色合いでつくられた歴史ゾーンになっています。

ここではブルーシールアイスクリームの歴史を辿ることができます。取材中、家族で訪れていた地元客の「おばあちゃんはこれを食べていたんだよ」という会話が聞こえ、微笑ましい気分に。

(かつて使用されていた商品パッケージなども展示されています)
アイスパーク内は無料エリアと有料エリアにゾーン分けされています。

2.デザインからトッピングまで、世界に一つだけのアイスバー作り体験!

まず大前提として、1番最初に必要なのは「予約」。体験は1日に5回行われており、それぞれ開始時間を選択し、公式サイトより予約を行いましょう。
【開催時間】
1)9時30分~ 2)11時~ 3)14時~ 4)16時~ 5)18時~
※体験時間は45分~60分
※1回あたり最大32名
※同伴は10歳以下1名につき保護者1名まで
【体験料】
1,800円(デコレーション体験/アイスバー1本/オリジナル保冷バッグ付き/冷凍庫体験が含まれます)
前日での予約も可能ですが、夏季は大変混み合うので早めのご予約がおすすめです。また2か月前から予約出来ますが、すぐに埋まってしまうこともあるのだそう。
▼ご予約は公式サイトより

店舗到着後は、受付で体験料を支払い、テーブルカードを受け取ります。


今回渡されたテーブル名は「マンゴー?」。早速中に入りマンゴー?のテーブルに行くと、オーダーシートとペンが置かれていました。

ここで、お好みの「形」「フレーバー」「コーティング」「おえかきペン色」を選択します。

裏面ではトッピングも選択可能。大トッピングは2種類、小トッピングは3種類選ぶことができます。

どれにしようか迷っても、店員さんが隣でアドバイスしてくれるので安心ですね。

迷いながらも、オーダーシート記入が完了。前もってどんなデザインをつくるか決めておくとスムーズにシート記入ができますよ。
オーダーシートの記入が終わったら、次はデザイン画に進みます。

あらかじめやってみたいデザインの画像を保存しておくと、スマホを見ながらデザイン画に取り掛かれるのでおすすめ。Instagramで「ブルーシールアイスパーク」と検索してみると、様々なデザインが投稿されているので、アイディアのヒントにチェックしてみてくださいね。
今回は、Instagramの投稿を参考に、こんなデザインを作ることにしました。

デザイン画が完成したら、まず手を洗います。

子供も手洗いがスムーズにできるよう、洗面台はめちゃくちゃ低くなっています。座っても手が洗えそう・・
手洗いが完了したら、つくりたいデザインに必要な材料を取りに行きます。

カラフルなチョコやクッキーが並ぶトッピングゾーンは、宝石箱のよう。小さなお子さんが目をキラキラさせながら取る姿が想像できます。


トッピングをGETしたら、ついにアイスバーが支給されます。

この時のわくわく感も体験の醍醐味。手に入れたアイテムを持ち、テーブルに戻ると次はアイスバーのコーティング。

コーティング用のチョコが入った容器に、そのままアイスバーをダイブ!

全体にコーティングを施したあと、容器の上で20秒間ストップします。

アイスバーを持っていると、見る見るうちにコーティングが固まっていきます。

(なめらかに固まり、色合いもマットになりました)

(ばっちり固まったアイスバー)
このアイスバーに、次々とトッピングをのせていきます。

子供が楽しむ場所と思いきや、大人も真剣になってしまうデコレーション。カップルや友人同士での来店も多いのだそうです。

そうこうしているうちに・・

あっという間に完成!トッピングが余ったので、スタッフさんのアドバイスにより棒にもトッピングを施してみました。
完成したら、もちろんSNS用の写真をぱしゃり。

完成したアイスバーは持ち帰り用の箱に包み、ドライアイスで1時間以上保冷が可能。持ち帰ってしっかりと冷やしたアイスバーを食べることができます。持ち帰り用の箱とオリジナル保冷バッグもついてきて1800円とは、めちゃくちゃお得です。

保冷バッグは2色あります。

今回はブルーをいただきました!

保冷バッグは、ひとりで何かを持ち運ぶにはちょうど良いサイズなので、今後の使い勝手もよさそう。キャンプやBBQはもちろん、観光の合間にコンビニでオリオンビールを数本購入し、保冷バッグに入れて海に持っていくこともできますよ!
3.体験後はブルーシールアイスクリームが食べられるサービスも♪

カップかコーンを選び、ソフトクリームを抽出します。

そこに、アイスバー作りで余ったトッピングを乗せます。(このためにあえて残しておくことをおすすめします!!)

(上から全トッピングをぶっかけました。)
アイスを食べながら、休憩ゾーンでゆっくりしたり、歴史ゾーンを観賞したりと、食べている時も楽しみが満載。

4.自分もアイスクリームになっちゃう!?「-20℃冷凍庫体験」

アイスバー作り体験には、もうひとつ体験がついてきます。それは「-20℃冷凍庫体験」。
普段アイスが保管されている温度が-20℃らしく、アイスの気持ちを体験することができます。


スタッフさんに説明を受け、恐る恐る中に入ってみます!

さむっっ!!!!
扉を開けた瞬間、白い靄と共に冷気が噴出。想像以上に寒いです。もうアイスを残したりできなくなりますね。1日をかけてこんなにアイスクリームと向き合う機会はなかなかないと思います。
休憩スペース隣には、記念撮影ができるフォト機も(有料600円)。

最後に撮ってみました!

フレームもオリジナルで思い出づくりにぴったり!撮った写真はQRコードでスマホに転送することも可能です。

家族やカップルで思い出作りにも、ひとりでアイスに向き合うにも、友人同士でデザインを見せあうにもぴったりなブルーシールアイスパーク。コスパ良くしっかりと満喫できる充実の施設に、ブルーシールさんのアイス愛を感じさせられた体験となりました。
ブルーシール牧港本店とも隣接しているので、おいしいアイスと手作り体験、アイスの気持ち体験と歴史観賞をぜひ楽しんでくださいね。
Photo&text:三好 優実
(取材:2019年12月)
住所: 沖縄県浦添市牧港5-5-6(ブルーシール牧港本店隣)
電話番号: 098-988‐4535
料金目安: 1800円
営業時間: 9時~18時 体験可能時間:?9時30分~?11時~?14時~?16時~?18時~(要予約)
定休日: なし
駐車場: あり
店舗詳細URL: https://icepark.blueseal.co.jp/
