AGAに悩む男性の中で、治療薬の個人輸入を検討している方は少なくありません。
国内のクリニックで処方される薬と比べて、大幅に安価で手に入るため、長期的な治療を続けやすいのが大きな魅力です。
しかし、個人輸入には医師の診断を受けずに薬を入手できる手軽さがある一方で、注意すべき点も多く存在します。
そこで今回は、AGA治療薬の個人輸入について、そのメリット・デメリットや購入できる薬の種類、価格相場について詳しく解説します。
AGA治療薬の個人輸入について
そもそも個人輸入とはどのような方法なのか、またAGA治療薬を個人輸入で購入することが可能なのか、詳しく解説します。
個人輸入とは
個人輸入とは、海外の販売店から個人で医薬品を取り寄せることを指します。
一般的には海外の通販サイトや代理店を通じて購入します。
海外製の医薬品や化粧品を商用目的で輸入する場合、厚生労働省の許可が必要ですが、個人使用に限る場合は許可不要です。
そのため、日本国内では取り扱いのない医薬品を入手できる点が魅力です。
AGA治療薬も個人輸入が可能
結論として、AGA治療薬の個人輸入は合法です。
日本国内で承認されているAGA治療薬の種類は限られており、未承認のものは入手手段が制限されています。
そのため、海外で販売されている多様なAGA治療薬やジェネリック医薬品を、個人輸入を通じて選択できるのが特徴です。
AGA治療薬を個人輸入するメリット
AGA治療薬を個人輸入で購入することには、さまざまな利点があります。
医師の処方箋がいらない
通常、AGA治療薬は医師の診察を受けて処方されます。
しかし、個人輸入を利用すれば、病院に行かずに必要な薬を購入できます。
忙しくて通院が難しい方や、診察に抵抗がある方でも、オンラインで簡単に注文できるのが魅力です。
安く購入できる
AGA治療薬は継続的な服用が求められるため、コストがかかることが課題です。
個人輸入を利用すると、クリニックで処方される薬と比べて3割から8割程度安く購入できる場合があり、長期的な治療が続けやすくなります。
パソコンやスマホで簡単に購入可能
個人輸入のサイトでは、国内のショッピングサイトと同様に商品を選び、支払いを済ませるだけで注文が完了します。
海外発送のため到着まで時間がかかることもありますが、インターネット環境があれば、いつでもどこでも注文できる手軽さがメリットです。
AGA治療薬を個人輸入することのデメリット
個人輸入は価格の安さや利便性の高さが魅力ですが、一方で高いリスクも伴います。
日本人の体質に合うとは限らない
AGA治療薬の承認基準は国によって異なります。
個人輸入では日本で未承認の薬も入手可能ですが、日本人の体質に合わない成分が含まれている可能性があります。
医師が処方する薬は個々の体質や症状に合わせて選ばれますが、個人輸入ではそれができません。
そのため、予期せぬ副作用が発生するリスクがあります。
品質の保証が明確ではない
日本国内のクリニックで処方されるAGA治療薬は、成分や製造元、流通経路が明確に管理されています。
しかし、個人輸入した薬は成分が不明確であったり、表示と異なる成分が含まれている場合があります。
SHIROMA品質の安全性が保証されていないため、十分な注意が必要です。
副作用が出ても適切な対応ができない
クリニックで処方された薬を服用中に問題が発生した場合、医師の適切な対応を受けることができます。
しかし、個人輸入で購入した薬は自己責任での使用となるため、副作用が発生しても適切な対応が難しくなります。
最悪の場合、深刻な健康被害を引き起こす可能性があるため、慎重に判断することが必要です。
用法・用量などの説明文が日本語ではない
個人輸入で入手するAGA治療薬の説明書は、外国語で記載されていることが一般的です。
適切な用法・用量を理解できないと、誤った服用による健康被害が生じる可能性があります。
また、日本国内で使用される薬とは成分の濃度や服用頻度が異なる場合もあるため、十分な注意が必要です。
偽物の場合もある
個人輸入サイトの中には、偽物や粗悪品を販売する悪質な業者も存在します。
正規品と見分けがつかない偽造品が流通していることもあり、安全性が確保されていない薬を誤って購入してしまうリスクがあります。
信頼できる販売サイトを利用し、成分表や会社概要が明記されているかを事前に確認することが重要です。
AGA治療薬を病院・クリニックで処方してもらうメリット
近年ではAGA治療を行うクリニックが増え、オンライン診療にも対応するなど利便性が向上しています。
クリニックでの治療には、以下のようなメリットがあります。
薬の入手元や成分などがはっきりしていて安心
クリニックで処方されるAGA治療薬は、国内の製薬会社製や正規ルートで輸入されたもののみを取り扱っています。
成分が明確であり、副作用のリスクも管理されているため、個人輸入のように偽物や粗悪品を購入する心配がありません。
症状に応じた適切な薬の処方を受けられる
医師の診察を受けることで、AGAの進行状況に応じた最適な治療薬を処方してもらえます。
内服薬や外用薬の組み合わせなど、より効果的な治療法を提案してもらえるのもクリニックの強みです。
また、治療プランを相談しながら、予算に合わせた安全な方法を選ぶことができます。
副作用にもすぐ対応してもらえる
AGA治療薬には、副作用が発生する可能性があります。
クリニックで処方された薬なら、万が一副作用が出た場合でも医師に相談し、適切な対応を受けることができます。
定期的に通院することで、不安を解消しながら安全に治療を続けることが可能です。
湘南美容クリニック
湘南美容クリニックは、全国に拠点を持つ大手クリニックです。
内服薬、外用薬、植毛、メソセラピーなど、幅広い治療オプションを取り揃え、個々の症状や予算に合わせたAGA治療が可能です。
最新の医療技術と経験豊富な医師による治療が受けられるため、効果が期待できます。
ほかのクリニックと比べると料金面も安いため、コストを抑えたい方におすすめです。
個人輸入できるAGA治療薬の種類と価格相場
個人輸入できるAGA治療薬には、ミノキシジル内服薬・外用薬、プロペシアなどがあります。
具体的にどのくらいで購入できるのか、料金の相場を確認していきましょう。
ミノキシジル内服薬
ミノキシジル内服薬は、日本では臨床試験が行われていないため、治療薬として推奨しないクリニックも多く、取り扱いのない場合もあります。
そのため、個人輸入で購入されることが一般的です。
内服薬は直接体内に摂取するため、外用薬よりも効果が強く現れやすい特徴があります。
価格相場： 1か月あたり3,000円～4,000円
ミノキシジル外用薬
ミノキシジル外用薬は、濃度が低いものならドラッグストアなどでも手軽に購入できます。
頭皮に直接塗布するため、部分的に使用しやすいのが特徴です。
SHIROMA個人輸入では、国内基準を超える高濃度の製品も入手可能です。
価格相場： 低濃度のものは3,000円程度～、濃度10%以上のものは7,000円程度
プロペシア
プロペシアは、有効成分フィナステリドを含むAGA治療薬で、脱毛の進行を抑える効果が認められています。
日本国内のAGAクリニックでも一般的に処方されており、ジェネリック薬も販売されています。
- クリニック処方：1か月分 8,000円～10,000円
- クリニック処方ジェネリック：3,500円～5,000円
- 個人輸入：1か月分 5,000円
- 個人輸入ジェネリック：3,000円程度
AGA治療薬のミノキシジルの効果・作用
AGA治療薬として広く知られるミノキシジルには、内服薬と外用薬の2種類があります。
それぞれの効果や注意点について詳しく見ていきましょう。
内服薬の効果・作用
ミノキシジルは血行を促進し、頭皮に滞った栄養を行き渡らせることで細胞を活性化させ、発毛を促します。
内服薬は全身に作用するため、塗りムラを気にせず頭皮全体に効果が及ぶのがメリットです。
しかし、血流を促す性質上、心臓への負担が大きくなる可能性があるため、心疾患や高血圧の方は医師に相談する必要があります。
外用薬の効果・作用
ミノキシジル外用薬は、1日1～2回、指定量を頭皮に塗布することで有効成分を毛根に浸透させ、発毛を促します。
日本皮膚科学会でも推奨されている治療法で、国内では2％～5％の濃度が一般的ですが、医師の判断によってはより高濃度のものも使用可能です。
SHIROMA個人輸入では10％以上の高濃度製品も入手できます。
内服薬と外用薬どちらを選べばいいの？
- 外用薬：体外から成分を吸収するため、効果の表れが緩やかですが、副作用のリスクが低い
- 内服薬：直接体内に取り入れるため、高い効果を期待できるが、副作用のリスクも高い
初めて使用する場合や安全性を重視する場合は、外用薬から始めるのが無難です。
ただし、自己判断ではなく、医師の診断を受けることが望ましいでしょう。
個人輸入を利用する場合は、すべて自己責任であることを理解しておく必要があります。
個人輸入以外・病院に通わずAGA治療薬を手に入れるには？
薄毛が気になっているものの、病院に通うのが難しい。
かといって、個人輸入で治療薬を購入するのも不安。
そんな方には、通院不要のオンライン診療がおすすめです。
オンライン診療では、医師と通話しながら相談でき、処方されたAGA治療薬を郵送で受け取れるため、自宅にいながら治療を始められます。
正規の治療薬が手に入り、いつでも気軽に医師の診察を受けられる安心感があります。
例えば沖縄でAGA治療ができるクリニックが少なければ、オンラインを使用することがおすすめです。
安くAGA治療薬を購入したいならジェネリックもおすすめ
治療薬のコストを抑えたい場合は、ジェネリック薬を選ぶと良いでしょう。
ジェネリック薬は、先発医薬品と同じ有効成分を使用しながらも、開発費用が抑えられているため、価格が安いのが特徴です。
AGA治療薬にもジェネリック薬があり、クリニックで処方を受けることで、月額負担を軽減できます。
AGA治療薬の個人輸入についてまとめ
AGA治療薬の個人輸入には、医師の処方箋が不要で手軽に購入できる点や、クリニックと比べて3割～8割安く購入できる点などのメリットがあります。
ミノキシジル内服薬や外用薬、プロペシアなど選択肢も豊富です。
しかし、日本人の体質に合わない可能性や品質の保証が明確でないこと、副作用が出ても適切な対応が受けられないといったリスクも伴います。
SHIROMA安全性を重視するなら、オンライン診療を活用し、正規ルートで薬を入手するのがおすすめです。
また、費用を抑えたい場合は、個人輸入ではなく、クリニックで処方されるジェネリック薬を検討するのも良い選択肢です。
個人輸入を利用する場合は、メリットとデメリットを十分に理解し、自己責任で判断することが重要です。
