沖縄旅行に来たら一度は食べたいご当地グルメ「ステーキ」。
沖縄には数多くのステーキ専門店がありますが、ひときわ特徴的なお店が「鉄板焼きステーキレストラン 碧(へき)」です。
県内外に合わせて4店舗を構える碧は、スタッフの構成にはじまり、食材、器、全てに独自のこだわりが貫かれています。
1.スタッフは全員女性。細やかな心配りとサービスがうれしい
碧の最も大きな特徴といえるのが、店内のスタッフが全員女性だということ。
鉄板焼きをお客様の目の前で作るスタッフ、厨房スタッフ、フロアスタッフ、どの方を見ても女性ばかりなのです。
これは創業者(もちろん女性!)のアイデアだそう。
碧はお客様の目の前で鉄板焼きを作るスタイルなので、コミュニケーションをとても大切にしています。
会話を華やかにし、かつ細やかな気配りを得意とする女性の方が、碧のスタイルには合うという考えのもと、あえて女性だけで切り盛りしているとのこと。
シェフが女性という安心感から、一人で訪れる女性客や子どもを連れたファミリーも多いといいます。
2.沖縄県産を中心にこだわりの食材を使う
沖縄のステーキ店は、ボリューミーでバターたっぷりのガッツリ系アメリカンスタイルが一般的ですが、碧は趣が異なります。
碧が心がけていることは、体にあまり負担にならず、ヘルシーにいただけるステーキを作ること。
ステーキ肉には、最高級オーストラリア牛と沖縄県産和牛という上質なものを選び、ベテランの女性シェフが時間をかけてスジや脂の少ないステーキ肉に仕上げます。
ステーキを焼く時には、バターではなく上質な牛脂を。
それ以外の食材にはエキストラバージンオリーブオイルを。
スープ類やご飯にはミネラル豊富な海洋深層水を使い、塩も海洋深層水から造られた塩を使うなど、体に良いものだけを厳選しています。
3.碧オリジナルの器で鉄板焼きを一層おいしく
食事の魅力をさらに引き立てるのが器。碧では当然、器にもこだわります。
陶器類は、やちむんの陶芸家であり人気の窯元「南陶窯」主宰の久場政一氏が作るオリジナル。
グラス類にもやはりオリジナルの琉球ガラスを用い、沖縄らしい食事の時間を演出しています。
独自のホスピタリティとこだわりで、大切な旅先の食事の時間をさらに盛り上げてくれる碧のサービス。
ステーキの味、香りとともに、心に深く刻まれるに違いありません。
text:仲濱 淳
Photo:白木 裕紀子
(取材:2019年11月)
住所: 沖縄県那覇市東町19-25
電話番号: 098-917-3205
営業時間: 11:30 ~ 22:00(L.O.20:30)
定休日: 無休
駐車場: あり
その他: 今回取材した店舗のほか、碧は沖縄県内に1店舗あります。詳細は公式サイトをご確認ください。
店舗詳細URL: https://www.heki.co.jp/index.html