沖縄と聞くと自然と頭に浮かぶのは「赤瓦」や「シーサー」などのやちむん(焼き物)です。
普段の風景や日常にも溶け込んでいるやちむんは、観光のお土産やプレゼントとしても人気♪
伝統的な作品も魅力的ですが、一味違った可愛らしい器をお探しのあなたには、沖縄本島の中部エリア・読谷村にある「双子堂」がオススメです。
その名の通り、双子の「折尾姉妹」が器を作っているこの工房。
形成は姉、色付けは妹と双子ならではの感性溢れる作品たちは、あなたとの出会いを待ち望んでいるのかも知れません。
\ おすすめプラン紹介 /
1.沖縄の自然から受けたインスピレーションを込めた作風
「足下には小さなお花」「見上げると気持ちよさそうに宙を舞う鳥」。
そんなふと視界に入る沖縄の自然。私たちが普段見ている景色は何気ないですが、よく見てみると色とりどりに満ち溢れています。
そんな沖縄の日々の暮らしの中で感じる想いを、双子堂は器に込めて作っています。
「大切なものほど実は近くにあり、寄り添っている気がする」
沖縄の自然をコンセプトに製作する作風は、インスピレーションを大切にし、たとえ同じモチーフの器でも、一つ一つ違った表情を描き出します。
2. すべてが手作業で作られる、世界に1つだけの「やちむん」
双子堂で生みだされる器たちは、折尾さん達の手で一つ一つ丁寧に作られます。
統一に見えるサイズや絵柄、散りばめられた鮮やかな色使いは、まるで機械を使用して量産されているかの様な仕上がりに見えますが、全ては手作業で、粘土をイチからこねて制作されています。
粘土は白土を使用。ろくろの上で丁寧に整形されていきます。
似たデザインの注文が同時に複数件入ることもあるそうですが、量産は手作り感が失われるのでお断りする事もあるのだとか。
「一個一個違う物を作りたいんですよね〜笑」
世界に二つとしてない物を作るからこそ、双子堂は手作りにこだわります。
窯の中で完成を待つ器たちも、きっと喜んでいるのでしょう。
3.女性ならではの感性が生み出す“かわいらしさ”
双子堂の器たちはどれも色鮮やかで可愛らしいデザインが特徴的です。
食器としてだけでなく、インテリアやオシャレアイテムとしても人気なのです。
普段目にするシーサーややちむん通りの陶器も、確かにカッコよくて素敵なものばかりですが、双子堂の器たちには負けず劣らずのかわいらしさが表現されてます。
折尾さんは女性ならではの視点や感性も器に込めます。
「女性ってとても感性豊かで、例えば家事や子育ての中にも“あっ!これ可愛い”、“これ好き〜”って感じる瞬間があるんですよ。その“女性ならでは”があっても良いのかな〜と思って作ってます」
どの器もかわいらしい物ばかりなのは、折尾さん達女性ならではの感性と沖縄の豊かな自然が表現されているからなのです。
双子堂のファンはとても多く、老若男女から愛されています。
その可愛らしい器を眺めると、なんだか元気が湧いてきて、温か〜い気持ちにさせてくれます♪
沖縄観光の際は、ぜひ一つ持ち帰って癒されてみてはいかがでしょうか?
Photo&text:松本 圭樹
(取材:2019年10月)
\ おすすめプラン紹介 /
住所: 沖縄県中頭郡読谷村大湾662
電話番号: 090-5976-6557
その他: 工房での販売は行っておりません。お取扱店は下記URLよりご確認ください。
店舗詳細URL: https://futagodou.ti-da.net/e8456946.html