すむばり食堂

タコと聞いて宮古島をイメージする方はあまりいないかもしれませんが、宮古島にはタコで有名な狩俣（かりまた）という地区があります。

そんな地元食材「島ダコ」を、思う存分楽しみたい方におすすめなのが、タコ料理専門店「すむばり食堂」です。

1.旨い！新鮮！軟らかい！すむばり食堂名物「タコ料理」

店内の壁に所狭しと貼られたタコ料理メニューの数々。

地域の郷土料理かと思いきや、オーナーオリジナルの創作料理だそうです。

この辺りの狩俣地区はもともとタコがたくさん獲れる地域でしたが、ほとんどの住民は、そのまま刺身として食べることが多く、料理にはほとんど入れないことが多いそう。

こちらのお店では、そんな地元食材「タコ」を宮古風にアレンジした創作料理を提供しています。

特徴は、何といってもタコの軟らかさと香ばしさ。

食べやすさ抜群なので、子どもから大人まで島ダコの旨味を存分に味わうことができます。

※元々は狩俣地区のタコのみを使用していたそうですが、地元漁師の高齢化により、現在では宮古地区全体から仕入れているとのことです。

（天候の影響により、どうしても不足してしまうときは沖縄本島から仕入れる場合もあり。）

2.創業30年以上、地元からも愛される大衆食堂！

このお店の始まりは、池間大橋建設にまでさかのぼります。

池間大橋建設のために来島していた作業員さんたちが仕事帰りに立ち寄るビアガーデンとしてオープンしたそうです。

今では口コミで評判となり、観光客の方々も多く訪れる食堂となっています。

地元客の賑わいを感じながら、「島ダコ」×「宮古島」の創作料理が楽しめるタコ料理専門店「すむばり食堂」。

ぜひ、宮古料理×タコ料理を楽しんでみてはいかがでしょうか？

Photo&Text：松川 千鶴

（取材：2022年6月）