沖縄旅行中の台風対策マニュアル

台風対策マニュアル

「台風銀座」とも呼ばれる沖縄地方。沖縄に旅行する際の心配ごとのひとつとして台風はつきものです。
ただし、『飛行機の離発着にまで影響を与える台風は年間でも数えるほどしかない』ことも事実。
事前に台風がよく発生する時期や発生したときの対処方法を学んで、安心して沖縄旅行を計画しましょう。

台風を避けるためのベストシーズン台風に注意する時期

沖縄地方では、例年8月に最も多くの台風が接近し、7月~10月にかけてが台風が発生・接近しやすい時期となります。
逆に過去50年の統計データをみても12月~4月にかけては、ほとんど台風を心配する必要はない時期といえます。

特に4月は沖縄の言葉で「うりずん」と呼ばれる時期にあたり、初夏のような日差しが心地よく安定した天気に恵まれることが多いことや
春休みが終わりゴールデンウイークまでは観光シーズンとして比較的閑散期にあたるため航空運賃等も安くなることなどから
沖縄へのリピーターの方が好む穴場のオススメシーズンといえます。

【沖縄地方への台風・統計情報(各月ごとの接近数)2005~2014(10年間)】

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 年間合計
2005年 *
2006年
2007年
2008年
2009年
2010年 *
2011年
2012年 * 11
2013年
2014年 * 10
月平均 0.4 0.8 1.4 1.8 1.4 0.2

翌月にまたがって接近した台風があることを表します。そのため、月合計と年間合計で接近数が異なる場合があります。
※接近とは沖縄地方の気象官署等から300km以内に入った場合を指します。
※沖縄気象台 台風の統計「台風の発生数と沖縄県への接近数(統計期間:1951年~2014年)」よりデータ引用

沖縄旅行の予定日に台風が接近!旅行をキャンセルする前に!

沖縄旅行の予定日に台風が接近!旅行をキャンセルする前に!
沖縄へ台風が接近してきている場合でも、旅行のキャンセルについては
予約申込みいただいた各旅行会社や各航空会社へ必ず直接ご相談ください。

自身の判断でキャンセルをしてしまうと規定のキャンセル料が発生してしまう場合があります。

各航空会社の連絡先

ANA(全日空)
航空会社 電話番号 補足
ANA(全日空) 0570-029-222 (有料)
JAL(日本航空)
航空会社 電話番号 補足
JTA(日本トランスオーシャン航空) 0570-025-919 (今日/明日/明後日の便をご利用・有料)
RAC(琉球エアコミューター) 0570-025-071 (有料)
SKY(スカイマーク)
航空会社 電話番号 補足
SKY(スカイマーク) 050-3116-7380 (前日/当日の便をご利用・有料)
SKY(スカイマーク) 050-3116-7370 (有料)
SKY(スカイマーク) 0980-86-8866 (石垣発着便/営業時間:09:00~19:30)
SKY(スカイマーク) 0980-73-9500 (宮古発着便/営業時間:09:00~19:30)
ソラシド エア
航空会社 電話番号 補足
ソラシド エア 0570-037-283 (有料)
ソラシド エア 06-7637-8817 (PHS/国際電話ご利用の場合・有料)
ピーチ・アビエーション
航空会社 電話番号 補足
ピーチ・アビエーション 0570-064-731 (有料/営業時間:月~金 09:00~18:00
※土・日・祝・年末年始休み)
ジェットスター
航空会社 電話番号 補足
ジェットスター 0570-550-538 (有料/年中無休・24時間対応)
ジェットスター 050-3163-8538 (PHSご利用の場合・有料)
バニラエア
航空会社 電話番号 補足
バニラエア 0570-666-603 (有料/営業時間:月~金 10:00~18:00
※祝祭日、年末年始を除く)

沖縄旅行中に台風が接近してきている場合の対処

まずは台風の規模や進路を 沖縄気象台の台風情報 などで調べましょう。

もし、台風が直撃しそうな場合、可能なら帰着便を早めることをオススメいたします。
規模にもよりますが、沖縄の台風は雨風が強く外出は大変危険です。
また、暴風域に入ると公共交通機関、娯楽施設は全て臨時休業となり、ほぼ間違いなくホテルに缶詰め状態となってしまいます。
宿泊先によっては、長時間停電することも考えられますので、暑い沖縄で窓も開けられない上、
最悪エアコンもつかない状態を覚悟しなければなりません。

帰着便の変更ができなかった場合(台風直撃時の過ごし方)

台風が直撃する進路にあっても沖縄に滞在せざるを得なくなった場合は、まずはじめに宿泊先の確保を考えましょう。
台風の影響で延泊が必要になる方が多く、特に那覇市内のホテルはすぐに満室になってしまいます。
延泊が必要になりそうな場合には、前泊のホテルに相談するなど宿泊先を確保して、
レンタカーを借りている場合には延長が可能か確認しましょう。

もし宿泊先がみつからない場合は、下記までお問い合わせください。
お問い合わせ先 電話番号
那覇空港観光案内所 098-857-6884
沖縄県ホテル旅館生活衛生同業組合 098-861-4166

風が強くなるとマリンレジャーはすぐに催行中止となる場合が多いですが、
室内型のアクティビティ(シーサー作り、琉球ガラス体験、紅型体験 等)ですと、
多少天候が悪くても強風域や暴風域に入るまでは開催している店舗も多く、小さなお子様連れでも十分に楽しめます。
または、スパなどのリラクゼーション施設でのんびりリフレッシュして、癒やしのひと時を過ごされるのも良いかもしれません。

室内型アクティビティ
  • シーサー作り シーサー作り体験
  • 陶芸・焼き物 陶芸・焼き物体験
  • 琉球ガラス 琉球ガラス体験
  • 紅型・染物・はた織り 紅型・染物・はた織り
スパ・エステ
  • スパ・エステ スパ・エステ
  • リラクゼーション・整体 リラクゼーション・整体
天候が悪くても楽しめる観光施設

沖縄本島に滞在している場合は琉球村やおきなわワールドといった天候が悪くても楽しめて、沖縄の文化体験もできる観光施設もオススメです。

ただし、強風域・暴風域に入ってしまうと宿泊先のホテルに缶詰になる可能性が高いです。
事前に長時間部屋で過ごすための買い物はしておきましょう。

宿泊先によっては停電になることも想定して、万が一に備え携帯電話等はフルに充電しておくと良いです。
沖縄での台風を初めて経験される方は、沖縄地方が暴風域に入ったときの猛烈な風雨に驚くことでしょう。
ホテルの窓から見える自然の猛威に恐怖を感じることもあるかもしれません。
沖縄では台風の日に学校や会社までも休みになることが当然と理解できるでしょう。これもまた旅の醍醐味。
台風に遭遇しないことが一番ですが、台風が直撃することは年間でも数えるほどですので、あまり心配しすぎても仕方ありません。
上記の対策をしっかり頭に入れて、安心して沖縄旅行を楽しんでください。

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