ハイタイ!沖縄のローカルな魅力と旅のワクワクをお届けする、旅のコンシェルジュ「おきなわちゃんねる」です。
賑やかな国際通りから少し歩みを進めるだけで、まるで時間がゆっくりと流れるような風情ある石畳の街並みが広がる場所をご存じでしょうか?今回、じゅん選手&まいこさんが訪れたのは、那覇市にある「壺屋(つぼや)やちむん通り」です。
赤瓦の屋根の上から微笑む個性豊かなシーサー、職人の手仕事が光る温もりあふれる焼き物、そして路地裏からふわりと聴こえてくる三線の心地よい音色。車の通りも比較的穏やかなこの散歩道は、初めて沖縄を訪れる方やご家族連れでも安心してのんびり歩ける、心満たされる癒やしのスポットです。
知っていると街歩きが何倍も楽しくなる歴史や豆知識、そしてお気に入りの器と出会うためのとっておきの情報をご紹介します!
📌 「壺屋やちむん通り」の見どころ&散策ポイント
| 散策エリア・要素 | 特徴とおすすめの楽しみ方 | 詳細セクション |
|---|---|---|
| 壺屋焼(やちむん) | 土の温もりを感じる「荒焼」と華やかな「上焼」。伝統の器が並ぶ | 1. 壺屋焼の歴史と魅力 |
| 個性派シーサー巡り | 屋根や門柱から顔を出す!金運アップや合体シーサー探し | 2. シーサー&魔除け探し |
| 路地裏(スージグヮー) | 一歩入ると隠れ家カフェや三線の音色が響く骨董品店に出会える | 3. 路地裏散策&ふれあい |
| 安心・アクセス | 国際通りから徒歩圏内。歩行者に優しくのんびり散策可能 | 1. アクセス情報 |
1. 「壺屋やちむん通り」とは?歴史を知れば器探しがもっと深くなる
那覇市の国際通り「てんぶす那覇」横から入り、ハイアットリージェンシー那覇沖縄の向かいあたりから広がる石畳の道。ここが「壺屋やちむん通り」です。(※周辺は一方通行が多いため、レンタカーでお越しの際は周辺のコインパーキングの利用がスムーズで安心です!)
ちなみに「やちむん」とは沖縄の方言で「焼き物」のこと。通りの左右には歴史ある窯元、ギャラリー、陶器店、そしておしゃれなカフェが建ち並び、琉球石灰岩の石畳を踏みしめるたびに、沖縄の歴史の息吹を感じることができます。
💡 壺屋焼(つぼややき)豆知識
壺屋焼の歴史は非常に古く、琉球王国時代の1682年、王府の命によって沖縄各地にあった窯場をこの壺屋に集約統合したのが始まりです。もともとは「泡盛を保存・熟成させるための甕(かめ)」を作ることから発展したのだそう!
壺屋焼の2大技法:「荒焼」と「上焼」の違い
通りを歩いていると、壺屋焼には大きく分けて2つの種類があることに気がつきます。
- 荒焼(あらやち): 釉薬(うわぐすり)を掛けずに、約1120度の窯で焼き上げる技法。素朴で土そのものの温もりを感じるザラッとした質感が魅力で、酒甕や水容器などに多く用いられます。
- 上焼(じょうやち): 釉薬を掛けて約1200度の高温で焼く技法。表面がツヤツヤと滑らかで、唐草模様やコバルトブルーなどの鮮やかな絵付けが施された日常の器やお皿、お椀に多く見られます。
お店の軒先には、三日月型をした伝統的な携帯用酒器「抱瓶(だちびん)」や、三線(さんしん)の形をした可愛らしい箸置きまで、沖縄の食卓を豊かに彩る器が所狭しと並んでいます。
2. 見渡す限りシーサー!自分だけの「マイ・シーサー」探し
石畳を歩いていて思わず目を奪われるのが、街の至るところに鎮座するシーサーたちの存在です。
店頭に威風堂々と立ち並ぶ姿はもちろん、昔ながらの赤瓦屋根の上、門柱の角、さらにはお店の垣根からひょっこり顔を覗かせるものまで様々。どの子も職人によってひとつひとつ手作りされているため、一つとして同じ表情がありません。
- バラエティ豊富なシーサーたち
伝統的な勇ましい表情のシーサーだけでなく、金運を呼び込みそうな輝く「金色シーサー」、カエルのような愛らしいポーズのシーサー、なんとヤモリと合体した「やもりシーサー」まで!作り手さんの自由な発想と遊び心が光ります。 - おしゃれな焼き物の「石敢當(いしがんとう)」
沖縄の丁字路や三叉路で魔除けとして配置される石碑「石敢當」。やちむん通りでは、インテリアとしてお部屋に飾りたくなるような洗練された陶器製の石敢當が手に入ります。旅の記念やお土産にもぴったりですね。
🗣️ 地元民に溶け込める!?発音の豆知識
じゅん選手によると、「シーサー」という言葉のイントネーションで県外の人か地元民かが一発で分かるのだとか!
- 県外(観光客): 「シーサー」(最初の『シ』にアクセント)
- 沖縄地元民: 「シーサー」(平坦、または語尾上がり)
お店で自分だけのシーサーを選ぶときは、ぜひ地元風に「シーサー」と平坦に発音してみてください(笑)。
3. スージグヮー(路地裏)で出会う温かい沖縄の心
メインストリートを歩くだけでも大満足のやちむん通りですが、通な楽しみ方は一歩わき道の「スージグヮー(筋道・路地)」へ入ってみること。
緑豊かな路地には、割れた陶器の破片がおしゃれに埋め込まれたプランターや、隠れ家風のシーサー絵付け体験工房、素敵なやちむんの器で冷たい抹茶スイーツや沖縄そば(なんと350円で提供しているお店も!)を味わえる古民家カフェが潜んでいます。
散策の途中、とある骨董品店にお邪魔すると、店の奥からやさしい三線の音色が。創業50年になるお店のお母さんが「練習中さ〜」と温かい笑顔で迎えてくれました。沖縄の旅で一番心に残るのは、こうした現地の人々との飾らないふれあいの時間かもしれません。
4. まとめ:沖縄の土と炎、人情に触れる贅沢な散歩道へ
歴史ある石畳を踏みしめながら、沖縄の土と炎が生み出す芸術に触れられる「壺屋やちむん通り」。
普段の慌ただしい日常を忘れ、お気に入りのマグカップやお皿をじっくり選んだり、屋根の上のシーサーと目を合わせたりする時間は、心をじんわりと満たしてくれます。次回のご旅行では、ぜひ歩きやすい靴でお散歩バッグを片手に、壺屋の街を歩いてみてくださいね!
スポット情報 壺屋やちむん通り(つぼややちむんどおり)
【基本情報&施設概要】
- 所在地: 〒902-0065 沖縄県那覇市壺屋1丁目周辺
- アクセス: ゆいレール「牧志駅」または「安里駅」より徒歩約10分/国際通り「てんぶす那覇」横から徒歩すぐ
- 駐車場: 専用駐車場なし(通り周辺のコインパーキングをご利用ください ※一方通行にご注意ください)
- 散策の魅力: 石畳の歩道、歴史ある工房・陶器店・カフェ多数、絵付けなどの体験教室あり、お子様連れでも安心の歩行環境
【アクセスマップ】
【動画情報】 YouTube「おきなわちゃんねる」(公開日:2025年4月11日 / 出演:じゅん選手、まいこ / 撮影協力:壺屋やちむん通りの皆様)
※動画本編の楽しいうちなーぐちトークや美しい街並みの映像もぜひ公式YouTubeでご覧ください。(ユタサルグトゥウニゲーサビラ!)
