【沖縄観光ホテル第1号】有形文化財にも登録された「沖縄ホテル」館内を紹介！

2025年7月14日

那覇の中心に息づく、80余年の歴史と温もり。「沖縄ホテル」で紡ぐ、あなただけの特別な沖縄時間。

那覇空港から車でわずか約20分。那覇市大道にひっそりと佇む「沖縄ホテル」は、ただの宿泊施設ではありません。昭和16年（1941年）の創業以来、約85年という長きにわたり沖縄の歴史と共に歩み、国の登録有形文化財にも登録された唯一無二の存在です。本動画では、そんな沖縄ホテルの知られざる魅力と、お客様の心に残るおもてなしの秘密を、余すところなくご紹介しています。

沖縄の激動を乗り越えた、誇り高き文化財ホテル

沖縄ホテルは、「沖縄観光ホテル第1号」として誕生しました。戦前には波上宮の参道そばで開業し、当時のVIPをもてなす迎賓館としての役割を担っていたとされています。しかし、沖縄戦の空襲と艦砲射撃によりホテルは破壊され、焼け野原に。しかし、その不屈の精神は途絶えることなく、昭和26年に現在の地で再創業を果たしました。

動画で紹介されている「旅館棟」や、敷地の外に現存する「レンガ屋」は、その歴史を今に伝える貴重な建物です。特に「旅館棟」は、日本の伝統的な美意識と琉球文化が融合した、畳敷きの心地よい空間が広がり、訪れる人々を温かく包み込みます。昔の写真と見比べると、その歴史の深さに圧倒されることでしょう。創業当時は見渡す限り焼け野原だったため、お部屋からは那覇港や遠く首里城まで見渡せたというエピソードも、歴史ロマンを感じさせます。

前日までに予約したお客様にはツアーで紹介することもできますので興味のある方はぜひご利用下さい。

癒やしと安らぎを追求した空間デザインと「花ブロック」

沖縄ホテルの建物は、単なる機能性だけでなく、お客様への深いおもてなしの心が込められています。特に、外部の視線を遮りつつ光や風を取り込む「花ブロック」は、その原型が沖縄ホテルにあるとされています。現在、沖縄でよく見かける花ブロックのルーツがここにあるという事実には驚かされます。

また、スイートルームの天井には渡嘉敷さんが自ら描いた「青空」のアートが施されており、訪れる人々に安らぎと開放感を与えます。コロナ禍での休業中にスタッフの皆様が協力して改修工事を行ったというエピソードは、ホテルがお客様を迎え入れるためにどれほどの情熱を注いでいるかを物語っています。

これらの細部にまで宿るこだわりが、沖縄ホテルならではの独特の温もりと歴史的価値を形作っています。

心ゆくまで旅の疲れを癒やす「大浴場」

「旅の疲れを癒やしたい」というお客様の願いに応えるため、沖縄ホテルには広々とした大浴場が完備されています。朝6時から夜12時までオープンしており、朝風呂で爽やかな一日の始まりを迎えるもよし、夜はゆっくりと湯に浸かって旅の思い出に浸るもよし。

宿泊者以外のお客様も1,000円（バスタオル・タオル付）で気軽に利用できるため、地元の方々からも愛される憩いの場となっています。都会の喧騒を忘れ、手足を伸ばしてゆったりと湯に浸かる贅沢は、沖縄ホテルでしか味わえない格別な体験です。

滞在を彩る多彩な体験と地域貢献

沖縄ホテルでは、お客様に沖縄の文化を深く体験してもらうための様々な取り組みも行っています。色鮮やかな琉球衣装をレンタルして、ホテル敷地内や周辺を散策すれば、まるで琉球王朝時代にタイムスリップしたような気分を味わえるでしょう。写真映えも抜群で、思い出に残る一枚を収めることができます。

さらに、首里城の焼け瓦を使ったシーサー作り体験は、沖縄の歴史を肌で感じながら、世界に一つだけの思い出の品を制作できる貴重な機会です。これらの体験は、ホテルが地域社会と深く結びつき、文化継承にも貢献している証でもあります。

また、月に一度地域の子供たちを集めて「子供の居場所作り」を開催するなど、社会貢献活動にも積極的に取り組んでいます。

あなたも沖縄ホテルの「おもてなし」を体験しませんか？

「沖縄観光の父」と呼ばれる創業者の宮里定三さんの精神は、今も沖縄ホテルに脈々と受け継がれています。お客様一人ひとりに寄り添い、心温まるおもてなしを提供すること。それは、時代が変わっても変わらない沖縄ホテルの大切な理念です。国際通りや首里城公園へも好アクセス。那覇空港から車で約20分という立地の良さも、沖縄ホテルの大きな魅力です。観光の拠点としてはもちろん、ビジネスでの滞在にも最適です。周辺には、沖縄そばの名店やDFS（免税店）も近く、沖縄滞在を最大限に楽しむための環境が整っています。