【沖縄で世界旅行気分!?】JICA沖縄センターの『OIC食堂』で多国籍料理を堪能!
沖縄にいながらにして、まるで世界を旅しているかのような気分を味わえる場所があるのをご存知ですか?今回は、浦添市にあるJICA沖縄センター内「OIC食堂」を突撃取材!開発途上国からの研修員の方々が日本で学ぶ拠点であるこの場所で、一般の方も気軽に楽しめる多国籍料理の魅力に迫ります。異文化が交差するユニークな食堂で、ここでしか味わえない特別なランチ体験を、おきなわちゃんねるがレポートします!
JICA沖縄センターとは?異文化が交差する特別な場所

JICA(国際協力機構)は、日本の技術や知識、経験を活かし、開発途上国の未来を担う人材育成や政策・制度の構築などを支援する国際協力機関です。ここJICA沖縄センターは、海外からの研修員の方々を長期で受け入れ、様々な研修プログラムを提供している沖縄の国際交流拠点。食堂の上階には宿泊施設も完備されており、まさに世界と沖縄を繋ぐハブとなっています。
普段はあまり馴染みがないかもしれませんが、実はJICA沖縄センターは一般の方も自由に立ち入ることができ、イベントなども開催される開かれた施設なんです。今回は、そんなJICA沖縄センターの隠れた名所「OIC食堂」をご紹介します!
OIC食堂の魅力 – 多様性と美味しさが織りなす食の体験


OIC食堂の最大の魅力は、その驚くほど豊富な多国籍メニュー!日替わりや週替わりで様々な国の料理が提供されており、訪れるたびに新しい味との出会いが待っています。
動画で私たちが実際に注文したのは…
じゅん選手注文:ルンダン(牛肉のスパイス煮込み)[インドネシア]


牛肉がとろけるほど柔らかく煮込まれており、スパイシーながらもココナッツの風味が香る深いコクが特徴。ご飯との相性も抜群で、一口食べたら止まらない美味しさでした。まさに「うめーば!」と叫びたくなる絶品です。
まいこ注文:アモックトレイ(魚とトマトココナッツ風味)[カンボジア]


見た目も鮮やかな黄色いソースが印象的な一品。ココナッツの甘みとトマトの酸味が絶妙に調和し、魚介の旨味が溶け込んだマイルドな味わいは、辛いものが苦手な方でも美味しく楽しめる一品。魚の身はほろほろと柔らかく、ナスやエビとのバランスも最高でした。
ひーとー注文:キーマカレー(レギュラーメニュー)


定番のキーマカレーは、濃厚なスパイスの香りが食欲をそそります。具材の旨味が凝縮されたルーは、ご飯と一緒に食べると口の中に深い味わいが広がり、ピリ辛さがアクセントになっていました。

これらの料理は全てスープ、ライス、サラダ付きで800円前後と、そのクオリティとボリュームを考えると非常にリーズナブル!まさにお財布にも優しい「おいひ〜と〜!」な体験ができるんです。
多様な食文化への配慮「ハラール(HALAL)対応」


OIC食堂が素晴らしいのは、ただ多国籍メニューが豊富というだけではありません。特に注目すべきは、イスラム教徒の方々も安心して食事を楽しめる「ハラール(HALAL)」対応メニューが豊富に用意されている点です。宗教上の理由で食べられるものが限られている方でも、OIC食堂では安心して食事ができるよう、食材や調理方法に細やかな配慮がなされています。メニューには「HALAL」マークが分かりやすく表示されており、安心して選ぶことができます。また、「NOT HALAL」の表示もしっかりとされているので、誰もが自分の食のルールに合わせてメニューを選べる、まさに国際センターならではの配慮が行き届いています。
一般の方も気軽に利用可能!異文化交流の場へ


「JICA沖縄センターって、誰でも入れるの?」そんな疑問をお持ちの方もいるかもしれません。ご安心ください!OIC食堂は、JICAの研修員の方々だけでなく、一般の方も気軽に利用できる開かれた食堂です。
駐車場も完備されており、正門駐車場から入ってそのまま食堂へ向かうことができます。(ただし、台数に限りがある場合もありますので、公共交通機関の利用もご検討ください。)
食堂はセルフサービス形式となっており、ショーケースに並んだ料理の見本から食べたいものを選んで札を取り、レジでお支払いするシステムです。
営業時間は11:30~14:00(ラストオーダー13:30)となっており、お正月などの一部期間を除いてほぼ年中無休で営業しています。お昼時には、様々な国籍の方々が食事を楽しんでおり、まるで海外にいるかのような雰囲気の中で食事ができます。沖縄のおじぃやおばぁが外国の方に積極的に話しかけている姿も見られ、言葉は通じなくても心が通じ合う、温かい異文化交流の場となっています。
沖縄の食文化も大切に「琉球料理の日」

OIC食堂では、海外の多国籍料理だけでなく、沖縄のルーツを大切にする取り組みも行われています。実は、毎月第3木曜日が「琉球料理の日」として制定されており、沖縄の伝統料理も提供されるんです。琉球料理保存協会が、「琉球料理を食べましょう、琉球料理を作りましょう、琉球料理を守りましょう」と呼びかけ、沖縄県で定められたこの特別な日には、普段とは一味違う沖縄の味覚を堪能することができます。
JICA沖縄センターのOIC食堂は、ただ美味しい料理を提供するだけでなく、異文化交流や国際協力の一端を感じられる特別な場所です。ぜひ一度足を運んで、沖縄で味わう世界各国の味と、温かい交流を体験してみてください。
取材協力
名称:OIC食堂
住所:〒901-2102 沖縄県浦添市前田1143-1 JICA沖縄内2階
時間:ランチ11:30~14:00(LO13:30) ディナー18:00~20:00(LO19:30)
駐車場:有
