「防災って大切だけど、何から揃えればいいの?」
「専用の防災セットは高いし、場所も取るし…」
「もっと手軽に、でもしっかりと備えたい!」
そんな悩みをお持ちのあなたへ。
実は、私たちの身近にある100円ショップのアイテムが、いざという時に大活躍するんです!
このページでは、沖縄の情報を発信する「おきなわちゃんねる」と那覇市防災危機管理課が推奨する、100円ショップの商品を活用した賢い防災術をご紹介します。
なぜ今、100均防災なのか?


- 経済的:防災グッズ一式を揃えると高額になりがちですが、100円ショップなら費用を大幅に抑えられます。
- 手軽!:いつものお買い物ついでに、少しずつ買い足していくことができます。
- カスタム自在!:家族構成や個々のニーズに合わせて、本当に必要なものだけを選んで自分だけの防災セットを作れます。
(例:小さなお子様がいるご家庭、ご高齢の方がいるご家庭、ペットがいるご家庭など) - はじめやすい!:「防災」と聞くと身構えてしまいますが、100円ショップなら気軽に第一歩を踏み出せます。
専門家も注目!100均アイテムの実力

那覇市防災危機管理課の専門家も、100円ショップのアイテムの有用性を指摘しています。
「普段の生活の質をできるだけ維持しながら備えることが大切です。
安価で手軽に揃えられる100円ショップのアイテムは、その第一歩として非常に有効です。」
具体的に何を揃えればいいの?
衛生・救急用品


- ウェットティッシュ(アルコール除菌タイプ、ノンアルコールタイプ):体拭きや手指消毒に。
- マスク:感染症対策や防塵に。
- 絆創膏・消毒液・綿棒・ピンセット:怪我の手当てに。
- ゴミ袋(大・小):ゴミ処理はもちろん、雨具や敷物、水の運搬にも。
- 携帯トイレ・ポンチョ:断水時のトイレ対策、プライバシー保護に。
- 歯ブラシ・デンタルケア用品:口腔ケアは健康維持の基本。
- 生理用品・大人用紙おむつ:必要な方がいるご家庭は必須。
水・食料関連


- ウォータータンク(折りたたみ式など):給水所からの水の運搬に。
- サランラップ・アルミホイル:食器を汚さず使え、保温効果も。
- 紙皿・割り箸・スプーン:衛生的で洗い物不要。
- 缶詰・レトルト食品・お菓子:ローリングストックで備蓄。100円ショップにも長期保存可能な食品が豊富!
情報収集・連絡手段


- 携帯ラジオ(電池も忘れずに!):停電時でも情報収集可能。
- ホイッスル・防犯ブザー:助けを求める際に。
- 油性ペン・メモ帳:伝言や記録に。
- モバイルバッテリー・充電ケーブル:スマートフォンの充電確保に。
避難生活・その他便利グッズ


- 懐中電灯・ヘッドライト(電池も!):停電時の明かり確保。
- 軍手・作業用手袋:片付けや作業時の手の保護に。
- スリッパ・携帯用座布団:避難所生活の質を向上。
- アイマスク・耳栓:避難所での安眠確保に。
- 圧縮タオル・着替え用衣類(下着など):コンパクトに持ち運べる。
- カイロ・冷却材:体温調節に。
- 多目的ロープ・ガムテープ:様々な用途に使える万能アイテム。
- レジャーシート:床に敷いたり、雨よけにも。
- おもちゃ・ゲーム(トランプなど):子供のストレス軽減に。
一番のオススメ

那覇市防災危機管理課の源河さんにオススメを聞いてみました!
避難生活では大多数が同じ場所で生活を行うため女性の一人行動や一人歩きは危険とのことでした。
その際に、「防犯ブザー」がめちゃくちゃ大切になるので推奨していました。
「もしも」に備える+αのヒント

ローリングストックを習慣に:普段使うものを少し多めに買い置きし、使った分だけ買い足す方法なら、無理なく備蓄できます。
家族で話し合おう:どこに避難するか、連絡方法はどうするかなど、家族で防災計画を立て、情報を共有しましょう。防災グッズの置き場所も確認!
定期的な見直しを:年に1~2回は中身をチェックし、使用期限切れのものを交換したり、季節に合わせて内容を見直しましょう。
災害はいつ、どこで起こるかわかりません。
でも、特別な準備だけが防災ではありません。
身近な100円ショップを賢く活用すれば、今日からでも、無理なく、あなたとあなたの大切な家族を守るための備えができます。
さあ、まずはリストを片手に、お近くの100円ショップへ足を運んでみませんか?
小さな一歩が、未来の大きな安心へと繋がります。
取材協力
名称:那覇市防災危機管理課
住所:沖縄県那覇市泉崎1丁目2−2 5階
電話:098-861-1102
名称:DAISO 沖縄糸満店
住所:沖縄県糸満市兼城471
時間:9:00~21:00
