【沖縄の海を守る】自由時間に出来るビーチクリーンプロジェクトをご紹介！

2025年6月19日

美ら海を守る、新しい沖縄体験。

〜プロジェクトマナティで、海も心もリフレッシュ！〜

沖縄の透き通るような美しい海は、私たちを魅了し、心からの安らぎを与えてくれます。
しかし、その美しさの裏側には、人知れず広がる「海洋ゴミ問題」という現実が横たわっています。

「何かしたいけれど、どうすればいいか分からない」
「ボランティアに参加したいけど、日程が合わない」
「一人ではなかなか踏み出せない」

そんなあなたの声に応えるために生まれたのが、沖縄の海と未来を守る新しいビーチクリーンプロジェクト【プロジェクトマナティ】です。

深まる海洋ゴミ問題：見過ごせない現実

皆さんは、沖縄のビーチに打ち上げられるゴミが、どこから来るかご存知でしょうか？
ビーチクリーンに参加すると、実に様々な種類のゴミが落ちていることに気づきます。
ペットボトル、プラスチック片、タバコの吸い殻、漁業用具、そして時には、海外から漂着したとみられる謎の文字が書かれた容器まで…。

これらのゴミは、一部は海で遊んだ人々のものかもしれませんが、実はその多くは「街中から」雨や風に乗って川に流れ込み、最終的に海へと行き着くのです。
つまり、沖縄の海に流れ着くゴミは、沖縄に住む私たち一人ひとりの日々の生活と密接に関わっています。
そして、日本国内だけでなく、遠い国から海流に乗って漂着するゴミも少なくありません。
誰か特定の国や人が悪いのではなく、私たち人間が排出するゴミ全てが、この美しい海を脅かしているのです。

海洋ゴミは、陸上のゴミと異なり、波や紫外線によって細かく砕かれ、マイクロプラスチックとなって海洋生物に深刻な影響を与えます。
季節によっても流れ着くゴミの種類は異なり、梅雨時には雨で流されたタバコの吸い殻が多く見られ、冬の北風が強い時期には海底に沈んでいたゴミが巻き上げられて打ち上げられることもあります。
この現状を放置すれば、未来の子供たちが遊べる美しい海は失われてしまうかもしれません。

「プロジェクトマナティ」とは？気軽に参加できるビーチクリーン！

そんな深刻な海洋ゴミ問題に対して、「プロジェクトマナティ」は、誰もが「気楽に、いつでも、どこでも」参加できるビーチクリーンを目指しています。

【プロジェクトマナティの仕組み】

パートナー店を訪問: 沖縄県内（ヤンバルや離島にも！）の提携している「パートナー店」を訪れます。
500円の寄付: 環境保護活動へのご協力として、500円を寄付します。
清掃用具をレンタル: ビーチクリーンに必要なゴミ袋や軍手（通常はレンタルがあります）などの道具を借りることができます。
好きな時にビーチクリーン: 営業時間内であれば、ご自身の都合の良い時に、好きな場所でビーチクリーンを行うことができます。（※パートナー店によって条件が異なります）
ゴミの回収・処理はパートナーが代行: 清掃後、集めたゴミはパートナー店に預けるだけ。ゴミの分別方法はお店によって異なる場合がありますので、各パートナー店に確認しましょう。例えば、浦添市ではペットボトルも燃えるゴミとして扱われるなど、自治体によって仕分けルールが異なります

「朝早くからのイベントは参加しにくい」「大人数での活動は苦手」といった方でも、自分のペースで環境貢献ができる画期的なシステムです。
また、このプロジェクトの代表である金城さんは、「ボランティアは、車にゴミを乗せて帰りたくない人もいる。気軽にやってもらって、あとは自分たち（パートナー）が仕分けする」という想いから、この仕組みを考案されました。
「このプロジェクトを聞いた時に素晴らしいなと思って、パートナーになった」という熱い気持ちで活動されています。

今回の舞台「隠れ家カフェ清ちゃん」でのマナティ体験

那覇空港から車で約25分。浦添市港川にある「隠れ家カフェ清ちゃん」は、今回のプロジェクトマナティ体験の拠点となる素敵なカフェです。

【隠れ家カフェ清ちゃんの魅力】

絶景のロケーション: カフェのテラス席からは、目の前に広がる美しい海と、その先に伸びる浦添西海岸道路（浦添大橋）を眺めることができます。開放的な空間で、潮風を感じながら過ごす時間は格別です。
こだわりの食事: 提供されるのは、スパイシーな本格エスニック料理や、体に優しい沖縄そばなど。夏バテ気味の時にも食欲をそそるメニューが揃っており、心身ともにリフレッシュできます。実際に動画で参加した「おきなわちゃんねる」のメンバーも、「めちゃくちゃ美味しい！」「夏バテに最高！」と絶賛していました。
アート作品との出会い: 店内には、海から流れ着いたガラスの破片などを再利用して作られた、美しいリュウやクジラのアート作品が飾られています。食事を楽しみながら、環境問題への意識を高めることができるでしょう。
ペット入店OK: ペットを連れての来店も可能（詳細は要確認）で、愛犬と一緒に海を見ながら食事を楽しめます。

【清ちゃんでのプロジェクトマナティ参加条件】

参加可能時間: 隠れ家カフェ清ちゃんでは、ランチタイムは混雑するため、営業日の15:00〜17:00がプロジェクトマナティへの参加可能時間となっています。
プライベートビーチへのアクセス: 清ちゃんから直接、通常は一般の方が立ち入ることのできないプライベートビーチに降りることができます。この特別なアクセスルートも、プロジェクトマナティ参加者だけの特権です。まるで冒険のような感覚で、ビーチクリーンを楽しめます。

清掃活動で感じる「心の変化」と「地球への貢献」

実際にビーチクリーンを体験すると、ただゴミを拾うだけではない、深い学びと感動があります。
動画内で金城さんが仰っていた「大きいゴミは目立つから拾いたくなるが、小さいゴミを拾ってほしい」という言葉には、深い意味が込められています。
なぜなら、小さすぎるゴミは人間しか拾えず、それがどんどん細かくなれば、マイクロプラスチックとして海に流出し、環境への影響がより大きくなるからです。
「今拾える大きさのゴミ」を拾うことが、未来の海を守ることに直結するのです。

そして、ゴミを拾い終えた後には、なんとも言えない「清々しい達成感」が訪れます。
「汗も気持ちいい！」「心が綺麗になりました！」と、動画の参加者も笑顔で語っていました。
これは、ただ物理的に海が綺麗になるだけでなく、地球環境に貢献できたという喜びが、私たちの心を浄化してくれるからです。

「ゴミを捨てない」というのは、もはや当たり前のことです。しかし、本当に大切なのは「ゴミを増やさない」という意識を、私たち一人ひとりが持つことです。
このプロジェクトは、家族や友人と一緒に参加するのに最適です。親が環境問題に取り組む姿を見せることで、子供たちも自然と環境への意識を高めることができます。
美味しい食事を楽しみながら、心身をリフレッシュし、そして地球にも貢献できる「プロジェクトマナティ」