沖縄ダイビング掲載基準|沖楽

【沖楽】のプラン掲載に関する方針

当社 株式会社SEECは、【沖楽】をご利用いただいたお客様の
「沖縄をもっと楽しく」を事業理念として、サービスを運営しております。

その第一義の基本原則が「お客様の安全」と考え、リスクを有するアクティビティにつきましては、
ご利用いただくお客様のリスクを低減し、安心して【沖楽】をご利用いただくため、本基準を定めています。

掲載基準

【沖楽】にプランを掲載するに際し、事業者に対し事前に以下の5項目を確認を行っております。
1つでも基準に満たない項目がある場合、【沖楽】には掲載できません。

① 独自性を重視し、類似プランを多数掲載しない
すでに【沖楽】に掲載済みのエリアプランに追加する形で、同じような内容・価格で特に独自性のないプランは、原則として掲載しておりません。掲載前に、プランの内容や行程等、詳細の確認を行っております。
独自性を重視
② ダイビング業界団体の「安全基準認定」をクリアした店舗のみを掲載
「ダイビング」のプランにつきましては、沖縄県公安委委員会より潜水業にて認定された『安全対策優良海域レジャー提供業者』、または一般財団法人沖縄マリンレジャーセイフティービューロー認証『SDO認証プロフェッショナルショップ』、もしくはダイビング指導団体『PADI』『BSAC』『NAUI』の正規ショップのみに掲載を限るものとします。
安全基準認定
③ 保険の加入とお客様への補償内容の確認

【沖楽】にプランを掲載している事業者には、加入している保険内容のコピーの提出を義務付けています。
【沖楽】をご利用のお客様に万一の事故が起こった場合、保険が適用されることが掲載の原則となっております。

また掲載プランの体験取材を行い、現場にて保険の適用範囲内で運営されているか、沖楽スタッフが実際に確認も行います。
送迎付きツアーに関しましては、送迎車両の任意保険加入も必須となります。

また保険更新時期には、再度保険内容のコピーをご提出頂き、体制の維持監視を行っております。
※ただし、当社にて事故のリスクが低いと認められるプラン
(例:シーサー作り、琉装体験、スパ等)につきましては、本項目は対象外となります。

保険の加入

④ 法令遵守

掲載の際に、そのショップが法令を遵守しているか確認するため、事業ごとに必要な届出や免許のコピーの提出を義務付けています。
例えば、ダイビングの場合は「高圧ガスの販売事業届」や「潜水士免許」「ガイドダイバー名簿」のコピーなど、必要事項の提出を受けて確認をしています。

法令遵守

⑤ 施設及び各種器材等の資料及びメンテナンス情報のご提供
<ダイビングプランの場合>
指導団体の認定を以て、基準に達していると判断いたします。

<ダイビング以外、その他レジャープランの場合>
沖楽サイトを経由してプランにお申込み頂いたお客様が、実際にご利用になる施設や器材等の写真(データ)及び、メンテナンス記録等をご提供いただきます。また必要に応じて弊社スタッフが現地に赴き、使用器材のコンディション等を確認させて頂きます。
⑥ 同業他社へのヒアリングによる、業界内評価の確認
【沖楽】では、お客様に安心してご利用いただくためにも、同業界他社の評価・評判も重視しております。
【沖楽】掲載前に、沖楽掲載事業者やその他業界他社の複数社にヒアリングさせていただき、評価・評判が悪いと認められる事業者は掲載をお断りしています。

事故発生時の対応と再掲載について

【沖楽】にプラン掲載後に、掲載店舗において重大な事故(入院を要しない事故を除く)が起きてしまった場合、事故にあった方が【沖楽】経由のお客様か否かに関わらず、発生から1週間以内に、店舗より弊社までの連絡報告を義務付けています。

事故発生店舗からの連絡次第、過失の有無が確認できるまでは、一旦【沖楽】への掲載停止となります。

もし、1週間以内に店舗からの連絡がなく、後日事故が発覚した場合には、無期限の【沖楽】への掲載停止となります。

① 過失が認められない場合
事故の経緯と合わせて、事故内容の事件性の可能性を各所へ確認させていただきます。(ダイビングに関しては、各指導団体へ確認させていただきます。)

事故内容に事件性が少なく、弊社が掲載に向けて問題がないと判断した場合は、掲載再開に向けた手続き(ヒアリング・改善策確認)に入らせて頂きます。

ただし、虚偽の報告が発覚した場合には、無期限の掲載停止とさせていただきます。
② 過失が認められた場合
事業者が会社として起訴(略式含)され、有罪(罰金刑含)と確定した場合は、弊社判断により別途掲載停止期間を定めます。(ダイビングに関しては、各指導団体の定める認定停止期間に準じます。)

【沖楽】掲載停止期間終了後に、該当店舗へ改めて被害者への対応や補償等その後の経緯、再発防止に向けた取り組みや改善策の報告を義務付けています。再度当社にて体験取材を行い、業務改善が行われているか確認いたします。

また、業界内評価の確認も再度行い、特に問題がない場合には掲載再開に向けた手続き(ヒアリング・改善策確認)に入らせて頂きます。

指定団体の認定について

安全対策優良店

① 沖縄県公安委員会『安全対策優良店』の登録基準

【マル優マークとは】

安全対策優良店マーク(マル優マーク)は沖縄県公安委員会が定める厳しい安全基準をクリアした事業者だけが指定を受ける事ができる「安全対策優良店」の証明です。
>>詳しくはコチラ

安全対策優良店制度の趣旨

沖縄県内のマリンレジャー事業者の中には、残念ながら・・・

  • ・安全対策や事故防止策が人的にも設備的にも不十分。
  • ・県水上安全条例に基づいた事業届けを行っていない。
  • ・危険を伴うマリンレジャーでも無資格者がお客様を案内している。
  • ・ホームページや広告等に記載したサービスが実施されない。
  • ・サービス精神がなく、お客様が不安や恐怖を感じる対応を行う。

などの苦情が多く寄せられる事業所が存在します。

上記のようなトラブルをなくすために沖縄県では、一般財団法人沖縄マリンレジャーセイフティービューローが中心となって各マリンレジャー事業者の審査・指導を行い、沖縄県公安委員会が定める安全対策基準が十分に満たされていると認めたマリンレジャー事業者のみを「安全対策優良海域レジャー提供業者」(安全対策優良店)と認定する制度を設けています。

ダイビング等の潜水業に関する審査項目の例(一部抜粋)

対象となる事業者
⇒事業の届出をした日から、概ね1年以上営業をしている事業者


  • チェック事項(一部抜粋)
  • ガイドダイバーとして有資格者(インストラクター等)を配置しているか。
  • 正常な器材の完備と事前の安全点検を行っているか。
  • 危険が生ずるおそれがある場所で潜水行為を行っていないか。
  • 潜水者(ゲスト)の名簿の備え付け、および保存を行っているか。
  • 潜水上の遵守事項の策定及び周知を行っているか。

など多岐にわたる審査基準があります。

② 『SDO認証プロフェッショナルショップ』認証基準

【SDO(セイフティ・ダイビング・オキナワ)】とは

沖縄県の海域レジャーに伴う事故防止のための安全対策指導・啓蒙活動を実施している、「一般財団法人沖縄マリンレジャーセイフティービューロー」が運営し、各地域のダイビング協会と連携、沖縄県警察本部の協力を得て、高い安全対策意識と技術をもった「ダイビングインストラクター」「ダイビングショップ」の2つを認証する制度です。

SDO認証プロフェッショナルショップに必要な条件(一部抜粋)

  • SDO認証プロフェッショナルダイバー1名以上在籍していること。
  • 沖縄県警察本部の協力を得て反社会的勢力の確認後、認証マークを付与。
  • 各地域の協会等の組織に属し独立した店舗であること。
  • レンタル器材のオーバーホールは定期的に行われ、清潔に管理されていること。
  • 酸素・AEDが使用可能な状態にあること。
  • 法令の遵守。
  • 従業員や保有施設・ボート等への適正な保険加入。

⇒SDO認証プロフェッショナルダイバーについて
SDO認証プロフェッショナルショップに必要な条件の1つとして、「SDO認証プロフェッショナルダイバー1名以上在籍していること」が含まれます。

SDO認証プロフェッショナルダイバーに必要な条件(一部抜粋)

  • 各地域の協会が開催する一次救命処置と海洋レスキュートレーニング受講。
  • 2年以上の実務経験と当該エリアでのガイド本数1,000本以上経験を有している。
  • 沖縄県水上安全条例で認めるガイドダイバーとしての有資格者。
  • 過去3年以内にあきらかな過失によるダイビングを含む事故・事件を起こしてない者。
  • プロガイドとして必要でかつ十分な賠償責任及び傷害保険に加入していること。
  • 沖縄県警察本部の協力を得て反社会的勢力の確認後、認証マークを付与。

上記のような厳格な基準を「ダイビングインストラクター」「ダイビングショップ」の2つでクリアする事で、プロフェッショナルショップとしてSDOより認証されます。

PADI

③ ダイビング指導団体『PADI』正規ショップ認定の国際基準

『PADI』とは

PADI(パディ)とは、日本はもとよりアメリカ・カリフォルニア本部を筆頭に、世界で5800以上の正規登録店舗を持つ、世界最大のスキューバーダイビング教育機関です。

その正規ショップ「PADIダイブセンター」や「PADIダイブリゾート」に指定されるには、店舗施設やスタッフの実績、サービスのクオリティや、各種保険への加入など安全に関する様々な条件、環境への配慮などを満たす必要があり、PADIの正規ショップに加盟している事は、ダイビングショップとして、優良店舗の証明とさえ言えます。
>>詳しくはコチラ

PADI正規ショップ加盟に必要な条件(一部抜粋)

  • ガイドダイバーとして有資格者(インストラクター等)を配置しているか。
  • 正常な器材の完備と永続的な安全環境の維持。
  • 店舗やインストラクター等への適正な保険加入。
  • PADI正規店舗として相応しい店舗設備。
  • 法令の順守。
  • 潜水上の遵守事項の策定及び周知を行っているか。

上記のような厳格な基準をクリアする事で、晴れてPADI正規ショップとして認定されます。

BSAC

④英国発祥のダイビング指導団体BSAC(The British Sub Aqua Club)

『BSAC』とは

BSACは1953年にイギリスのロンドンで創立され、世界最古のダイビングクラブとして世界中で活動しています。1960年初代総裁にはフィリップ殿下が就任して以来、英国王室と所縁が深く、1974年にはチャールズ皇太子が就任し、2014年から現在までウィリアム王子がその職に就いており、日本支部は1987年に設立されました。長年ダイバーの活動をサポートしてきただけでなく、環境保全にも積極的に取り組んできました。、日本国内でもリーフチェックや海岸・海底清掃のサポートなど、幅広く活動しています。

また、BSACは設立当初より「水中での探検、科学、スポーツなどの活動と、それらの安全性を促進する」という基本理念があり、この理念を守りながら「SAFETY FIRST = 安全はすべてにわたって優先する」というポリシーを根幹として活動して参りました。その為、BSACのトレーニングを受けたインストラクターはこの理念を持ったインストラクターという事になります。

BSAC正規ショップ加盟に必要な条件(一部抜粋)

  • BSAC加盟店として活動する為には、BSACのポリシーである「SAFETY FIRST = 安全はすべてにわたって優先する」を掲げて活動しているインストラクターが、加盟店に在籍している事が必要条件としています。さらに、BSACが定めるダイブセンター倫理基準(平成24年12月17日制定 / 令和2年10月7日改定)を遵守出来ているかが加盟の条件となり、この中には、刑法その他法令違反行為を行わない事も条件の一つとしています。

NAUI

⑤ダイビング指導団体(教育機関)「NAUI」スクーバセンター(加盟店)基準

『NAUI』とは

NAUI(National Association of Underwater Instructors/通称:ナウイ)は、1960年に世界で初めて民間のダイビング指導員組織としてアメリカで誕生しました。誕生以来、「最愛の人を任せられる信頼」「Dive Safety Through Education(教育を通じた安全なダイビングの実践)」を信条に、数多くの質の高いインストラクター、リーダーシップメンバーを育成し、その人材の豊かさと優れた指導法で、世界的に信頼されるダイビング指導機関として広く認められております。
「NAUIの歴史=レジャーダイビングの歴史」といっても過言ではなく、その信頼性と実績によりダイビング指導機関として世界的に認められており、今ではアメリカをはじめアジア、ヨーロッパ、南米、中東、南アフリカ大陸、日本のオフィスを拠点に、世界中で多くのNAUIメンバーが活躍しています。 >>NAUI販促漫画より抜粋

NAUI正規ショップ加盟に必要な条件(一部抜粋)

  • 1.NAUIの基本理念を理解し、ダイビングビジネスの成功に向け、顧客へよりよいサービス提供を推進していくこと。
  • 2.「NAUI 商標・標章の使用に対するガイドライン」に従い、NAUIおよびNAUIスクーバセンター商標・標章を使用すること。
  • 3.NAUIスクーバセンター表示(店頭でのNAUIスクーバセンターランクステッカーの掲示、自店WEBサイト内にNAUIおよびNAUIスクーバセンターロゴの表示)をすること。
  • 4.一般の顧客がダイビングショップと認識できるように看板、のぼり、ポスター等を適切に表示すること。また、来店時に対応ができる接客スペースを設けていること。
  • 5.NAUIコース・プログラム、ダイビングツアー等を販売する際は、具体的な商品内容(NAUIコース・プログラムの名称・実施期間・開催場所・担当スタッフ・料金に含むもの含まないもの・Cカードの有無およびCカードが発行できるコースでは認定の条件・キャンセル規定)や、それらにかかわる総額費用を顧客が把握できるように、WEBサイトや案内書等を用いて簡潔で明瞭に案内をすること。
  • 6.NAUIコース基準を遵守したうえで、最新のNAUI教材を参加者全員に提供し、NAUIコース・プログラムを開催すること。
  • 7.NAUIのステップアップコースに関する案内・情報を顧客に提供し、販売を行うこと。
  • 8.メンテナンスされたレンタル用器材を提供すること。
  • 9.ファーストエイドキット、酸素供給キットなど、救急用品を準備していること。もしくは、これらが設置されている施設を利用すること。
  • 10.メンバー賠償責任保険・傷害保険・スクーバセンター店舗関連賠償責任保険・ダイビングボート補償保険に加入していること。
  • ※ダイビングボート補償保険は、ダイビングボートを所有している場合。
  • ※傷害保険・スクーバセンター店舗関連賠償責任保険・ダイビングボート補償保険は、NAUIが提供しているもの、もしくは同等以上の補償内容の保険に加入していることが必要となります。
  • 11.株式会社ナウイエンタープライズが定めるNAUIスクーバセンター登録料・年会費を支払うこと。また、指定する期日迄に遅延なく支払いを行うこと。(決済手段は原則として登録口座からの振替とする)
  • 12.ダイビング事業を行ううえでの必要な許可・申請を行い、法令を遵守すること。
  • 13.公序、良俗に反しないよう努めること。
  • 14.現在および過去において、ダイビング講習やダイビング事業にかかわる消費者トラブル等や事故について文書での報告を行うこと。また、トラブル・事故は速やかに株式会社ナウイエンタープライズへ連絡するとともに責任をもって適正に対処すること。

【沖楽(おきらく)】をご利用いただく皆様へ

沖楽では、サイトをご利用いただく皆様に、より安心して沖縄でマリンレジャーを楽しんでいただくため、特に大きな事故につながる可能性の高い、ダイビングプランにつきましては、沖縄県公安認定『安全対策優良店』、または一般財団法人沖縄マリンレジャーセイフティービューロー認証『SDO認証プロフェッショナルショップ』、もしくはダイビング指導団体『PADI』『BSAC』『NAUI』の正規店のみを掲載し、「格安」よりも「安全面」や「サービスの質」を重視したプランのご紹介を行っております。
また、掲載にあたっては、「賠償責任保険」「傷害保険」を完備しているかどうか、「AED」や「酸素吸入器」を設置しているかどうかなども確認して、サイト上にその有無を明示しております。

どうしても「価格の安さ」や「ホームページの見栄え」などでショップを選びがちですが、せっかく沖縄に来て、後悔や嫌な思いをしないためにも、「安心」「安全」をご考慮の上で、皆様にあった店舗をお選びいただきたいと考えます。

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