「サントリー天然水」と言えば、スーパーなどでも売られているミネラルウォーターの代表的な商品の一つとしてご存じの人も多いですよね。
サントリーではペットボトル型のこうした商品以外にも、ウォーターサーバーとして「サントリー天然水」が家庭でいつでも飲めるサービスを提供しています。
ここでは、その特徴やメリット・デメリットなどについて紹介します。
サントリー天然水ウォーターサーバーの基本情報
販売会社:サントリー食品インターナショナル株式会社
初期費用:0円(税込)
契約期間:2~5年
最低注文数:3箱
ウォーターサーバーレンタル料:0円 ※「たっぷり2年プラン」のみ、レンタル料・月会費:1,100円(税込)
送料:0円
水代(3箱の場合):
2年プラン:4,374円
3年プラン:4,250円
5年プラン:4,050円
たっぷり2年プラン:3,726円
サーバー購入プラン:3,531円
(いずれも税込)
サントリー天然水ウォーターサーバーにある4つの特徴

ここからはサントリー天然水ウォーターサーバーの特徴について紹介します。
特筆すべきポイントは主に4つで、ウォーターサーバーの中でもかなりの高機能を有しています。
自動クリーン機能
サントリー天然水ウォーターサーバーが採用しているオートクリーンシステム「おいしさキーパー」は、業界でも最高水準の性能を誇っていると言われています。
具体的には、一日一回ごとにサーバー内で熱水を循環させることで雑菌を排除するというシステムで、常にサーバー内部を清潔な状態に保つことが可能となっています。
再加熱機能
一般的なウォーターサーバーは、最高温でも90℃程度で維持される設定となっており、サントリー天然水ウォーターサーバーにおいても最高温度は92℃程度とされています。
しかしインスタントラーメンなどを作る時にはこれではやや温く、沸騰した温度には及びません。
そんな時には再加熱機能を使うことで、改めて沸騰する温度まで上げることが可能です。
温度の4段階調整機能
サントリー天然水ウォーターサーバーには4段階の温度調節機能が備わっています。
内訳は冷水が2種類、温水が2種類で、それぞれ冷水が通常モード(4-9℃)と弱冷モード(12-15℃)、温水が通常モード(85-92℃)と弱温モード(70-75℃)です。
夏に冷たい水を飲みたい時から、冬に熱いお茶を飲みたい時まで、状況に合わせた細やかな設定が可能です。
二重のチャイルドロック機能
子供がいたずらをしたり、操作を間違えて事故にならないよう、あらかじめ操作できないようにしておくチャイルドロックですが、サントリー天然水ウォーターサーバーでは安全のため2重のロックが可能となっています。
一つは一般的な冷水・温水の給水機能をロックするもの。
もう一つは内部の操作によってサーバーの全操作をロックし、不意の事故を防ぐことができます。
サントリー天然水ウォーターサーバーを利用している人の口コミを紹介

・口コミを見ての感想・まとめ
口コミで多く見られたのは、まずはやはりその品質への評価の高さ。
市販されているミネラルウォーターとしても多くの評価を得ているだけに、味の良さや体質に合うといった意見、そしてそれがいつでもすぐに飲める利便性への評価が多く見られます。
ただし一方で、多機能ゆえか道具としての使いにくさを感じるという意見もありました。
サントリー天然水ウォーターサーバーを導入する7つのメリット

ここからはサントリー天然水ウォーターサーバーを導入することによるメリットを紹介していきます。
ポイントは便利機能、コスト、安全性などの面から7つ。
一つずつ見ていきましょう。
無料でサーバーをレンタルできる
サントリー天然水が提供されるウォーターサーバーは、細かな温度調節機能やオートクリーン機能、2重のチャイルドロックなど、競合する他社製品と比べても高い機能を標準装備としていますが、レンタル代に関しては基本無料となっています。
また必要であれば購入できるプランもあり、状況に合わせたコストパフォーマンスの良い利用が可能です。
軟水で赤ちゃんのミルクに使用できる
小さい赤ちゃんのいる家庭では、安全で美味しいミルクを飲ませてあげたいという考えでウォーターサーバーの導入を考えることも多いと思います。
サントリー天然水ウォーターサーバーで使用する水は硬度約30の軟水で、赤ちゃん用のミルクにも向いています。
含まれているミネラルが少ないので、体を壊してしまう心配もありません。
利用目的に合わせた温度に調整できる
サントリー天然水ウォーターサーバーは給水温度を4段階に使い分けることができます。
それぞれ冷水が2種類、温水が2種類で、思い切り冷えた水から、お腹を壊さない適度な冷水、そして熱湯。
また赤ちゃん用のミルクに温度調節しやすい温めのお湯まで、用途に応じて微妙な調節が可能となっています。
水の使用状況に合わせて一時停止サービスが使える
サントリー天然水ウォーターサーバーでは、基本的に毎月7.8Lの箱を3箱注文しなければならないという注文ノルマが存在しています。
しかし水の消費量によって合わないこともありますよね。
そんな時には一時停止サービスを利用することもできます。
一時停止サービスは2か月未満であれば無料で利用でき、必要になればまた再開することができます。
使用後のゴミがかさばらない
サントリー天然水ウォーターサーバーでは、お水は7.8L入りのパックが段ボールに梱包されて届けられます。
どちらも水が入っている状態だとそれなりの大きさになりますが、使用しきってしまえば小さく畳むことができるので、それほどかさばることはありません。
しっかりと畳めばコンパクトなゴミとして処理することができます。
軽量7.8Lボトルで水の交換が楽にできる
通常のウォーターサーバーで使われるボトルは、12Lのものが一般的です。
大容量のボトルは余裕をもって使え、交換頻度も少なくて済むといったメリットがある反面、12㎏の重さとなるので交換の時はそれなりの労働になってしまいます。
しかしサントリー天然水ウォーターサーバーのボトルは7.8Lなので、それほど苦労することなく交換することができるのです。
大手サントリーが提供しているため信頼性が高い
サントリー天然水ウォーターサーバーの販売会社はビールや飲料水の販売大手であるサントリーです。
提供される水の品質はもちろんのこと、会社としての信頼性も高いため、トラブルの際やアフターケアにも期待できる面が多いでしょう。
また中小企業にありがちな突然のサービス停止なども考えにくいので、その点でも安心できると言えます。
サントリー天然水ウォーターサーバーを導入する3つのデメリット

最後に、サントリー天然水ウォーターサーバーを利用する上でのデメリットについても触れておきましょう。
もちろん誰にとっても完璧なものは存在せず、主に3つのデメリットを挙げることができます。
電気代が高め
ここまで紹介してきたように、サントリー天然水ウォーターサーバーは様々な便利機能を有しているのが特徴の一つです。
しかしそれらの機能を維持するために電気を利用する機会は多く、そのぶん電気代も他の機種に比べると割高です。
弱温・弱冷モードを使用すれば電気代を抑えることができますが、それでも月々約1,350円程度はかかってしまいます。
サーバーのサイズが大きくて場所を取る
サントリー天然水ウォーターサーバーのサイズは幅:370mm、奥行き:450mm、高さ:1240mmです。
どの長さも他社のウォーターサーバーと比べると10~100mm程度大きく、重量も26kgと、6~8kgほど重めです。
それだけに運搬や設置場所については気を付ける必要があり、家庭によっては合わない可能性があります。
市販の水よりも割高
サントリー天然水ウォーターサーバーに提供されている水はサントリーの厳選した天然水であり、市販のミネラルウォーターと比べてもやや割高です。
そのぶん安全性や味の面では優れているとも言えますが、できるだけコストを抑えてウォーターサーバーを利用したいという場合には、ランニングコストに含まれる水代が全体を圧迫する可能性はあります。
サントリー天然水ウォーターサーバーのまとめ
サントリー天然水ウォーターサーバーは飲料水大手であるサントリーの提供するウォーターサーバーです。
市販されているものと同じ天然水が家庭でいつでも飲め、様々な機能が付いている点は大きなメリットと言えるでしょう。
ただしその反面、コスト面や大きさに難点もあるので、家庭の状況にあっているかどうか、導入の際には十分に検討するようにしてください。
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