ウォーターサーバーは、いつでもおいしい冷たい水やお湯を適量出すことができる便利な機械です。
しかし、契約の際気づくことができず、思っていたのと違ったとトラブルになることがあります。
どのようなことが起こり、どういう対処法をしたら良いのでしょうか。
ウォーターサーバーで後悔したくない人はぜひ読んでおいてください。
ウォーターサーバーのトラブルで多い事例

ウォーターサーバーを契約するとき、契約内容をうまく理解できず、あとからトラブルになることもあります。
どのような場合なのでしょうか。
月額費用に関するトラブル
ウォーターサーバーを使う時、お水が必要で代金がかかるのは理解していることもありますが、それとは別に月額費用が発生します。
内訳としてはレンタル料、機械を動かすに定期的なメンテナンス料、サーバーが手元に届くためには送料などが含まれています。
それらが月額費用になっているため、意外と高いと感じたり、毎月料金はかかることになります。
ボトルの代金以外に何にお金がかかるかしっかり確認すべきです。
サーバーの設置・撤去時のトラブル
サーバーは業者から発送されますが、設置や撤去を自分でしないといけない場合もあります。
とくに最初の設置時はちゃんと起動するか心配になる部分もありますが、設置のサービスをおこなっていなければ、自分でおこなうことになります。
女性の場合ボトルが重かったり設置が大変だったり、うまくできないかもしれません。
このような場合業者に問い合わせるとお客様負担旨を伝えられ、別途お金がかかったり、トラブルになります。
解約に関するトラブル
ウォーターサーバーは、一部の携帯と同じように2年契約の縛りがあったり、契約期間中に解約依頼をすると解約金がかかります。

縛りがない業者もあるため、長く続けられそうもない時は、最初から契約するのは避けるべきです。
あとから解約金がかかることを知って、嫌な思いをします。
休止によるトラブル
出張や長期で外出するとき、休止依頼をするとボトルの発送はやめてくれる業者が多いです。
しかしながら、月額費用はそのままかかることがあったり、実際には使っていないのに料金がかかる状態が発生します。
もし休止の予定があるのなら、休止するときの料金の発生はどうなるかあらかじめ確認したほうが良いです。
頻繁に休止するような状態なら、月額費用も完全に止まるところを探したほうが良いです。
くじ引き当選によるトラブル
ショッピングモールなどで、子どもにおもちゃなどを配り、キャンペーンをしている業者もありますが、これらの業者は言葉巧みに契約させられたり押し売りがうまいため、注意が必要です。
月額費用サービスと謳っていても、ボトル代金が別途かかったり、結局利用者にはお金がかかる仕組みになっています。
当選したうれしさの勢いで流されて、不当な契約をしないことが大切です。
ウォーターサーバーの契約でトラブルに遭わないための方法


ウォーターサーバーの契約でトラブルに合わないためには、事前に対処することも可能です。
どのようなことをしたら、トラブルを回避できるでしょうか。
営業電話は録音しておく
突然勧誘の電話がかかってきてこちらにとって良いことばかり聞かされていていると、勢いのまま契約してしまうこともあります。



説明を受けていない、聞いていないなどのトラブルを防ぐためにも、電話は録音しておくのが良いです。
あとから聞き直すことができ、証拠にもなります。
少しでも気になることがあれば断る
わかりにくい文面や言い回しで利用者をうまくごまかし、あとからお金がかかることを知ることがあります。
わからないことはそのままにしないで事前に確認するべきですし、はぐらかされたらその業者とは契約すべきではありません。
契約内容をしっかりと確認する
契約書を何枚ももらって読んでいなかったり、契約するときに見逃していると、大事な文面を見逃してしまうことになります。
毎月使用料を払い、ボトル代金を払うと想像以上の金額が毎月かかってきたり、家計の負担になります。
契約の際はしっかり内容を確認すべきです。
ウォーターサーバーの契約でトラブルに巻き込まれた場合の対処法


ウォーターサーバーで契約の時トラブルにならないために気を付けていても、予期しない時にトラブルになったり、自分ではどうしようもないことかあります。
このようなとき、どのようなことをしたら良いのでしょうか。
クーリングオフを活用する
電話販売や訪問販売など契約したあとでも8日間であれば、契約を解約できる制度があります。
惑わされることなく業者側に制度を利用したい旨を伝え、解約していけるようにします。


国民生活センターに相談する
商品を購入したお客様に対して、専門的にトラブルを解決してくれる施設です。



契約までの流れや、起こっているトラブルに対して、より具体的な提案やアドバイスをしてくれます。
自分がこれからどうしてよいかわからない場合、まずは問い合わせをするとよいです。
弁護士に相談する
クーリングオフしてくれない、具体的な対処法を提案したけれど対応してくれない、高圧的な態度や威圧的な言動が見られ、自分ではどうしようもない場合弁護士に相談してみるのも一つの方法です。
弁護士にも無料の相談窓口がありますので、悩みのごとの相談なら最初にのってくれます。
具体的な解決法については代金がかかるようになりますが、困ったときは味方になってくれます。
ウォーターサーバーのトラブルと解約についてまとめ
ウォーターサーバーは自宅に一台あると便利な機械です。



しかしながら月額費用やボトル代金がかかり高くなる商品でもあります。
解約料がかかったり、ボトルの設置や撤去を自分でする必要があったり、契約したあとから気づくことも多いです。
トラブルにならないためにもしっかり契約書の内容を理解して、電話は録音しながら契約を進めます。
解約したいならクーリングオフの制度を利用したり、国民生活センターや弁護士に相談することで、解決に進みます。
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