台風の多い沖縄地方でウォーターサーバーの利用を検討している方の中には、停電時にウォーターサーバーを利用することが可能なのか、気になっている方もいらっしゃるでしょう。
この記事では、停電時にウォーターサーバーは使用可能なのか、また、使用する際の注意点はあるのかについて、詳しく解説します。
※ウォーターサーバーの電気代の平均も気になる方はご覧ください。
ウォーターサーバーは停電時も使える?

ウォーターサーバーが停電時でも使用可能かどうかは、その給水方法によります。
この項目では、ボタン式とレバー式・コック式のそれぞれについて、その給水の仕組みと共に解説しましょう。
ボタン式の場合
まず、気を付けなければいけない点として、ボタン式のウォーターサーバーは停電時に使用することはできません。
ボタン式ウォーターサーバーは、電気を使用することによってボタン操作で給水する仕組みですので、停電時は使用できないことを事前に留意しておきましょう。
レバー式・コック式の場合
レバー式・コック式の場合は、停電時でも使用できる製品が多くあります。
レバー式・コック式は、電動ではなく重力を使用して給水する仕組みですので、その構造上停電時でも給水が可能になっているのです。
ただし、内部で冷却・または加熱する機能は停電時に使用できないため、給水されるお水は常温となることを留意しておきましょう。
停電時のウォーターサーバーの使い方

それでは、実際に停電した際はどのようにウォーターサーバーを使えばよいのでしょうか。
この項目では、停電時におけるウォーターサーバーの使い方と注意点について、4つのポイントを解説します。
停電したらコンセントを抜く
ウォーターサーバーに限らず、停電が長時間に渡る場合は家電製品のコンセントを必ず抜いておくようにしましょう。
長時間の停電や災害などによる大規模停電が起きた際は、コンセントが差しっぱなしであると、電気が復旧した時に家電製品に負荷がかかる形で電流が流れます。
この時、『通電火災』というものが起こってしまうリスクがあるので、必ず電源プラグを抜いておく必要があるのです。
開封済みの水を使い切る
停電している際は内部の水を冷却保存することができませんので、常温のまま放置することとなります。
そのため、未開封分は賞味期限まで保存することが可能ですが、開封分のお水はできるだけ1日~2日以内に早く使い切るようにしましょう。
停電復旧後すぐにコンセントを差し込まない
停電した時はコンセントを抜くことが重要ですが、電気が復旧した時もすぐにコンセントを差し込むことが無いよう注意が必要です。
災害などによる停電から復旧した際は、まず漏電が発生していないかどうかを気を付けなければなりませんので、コンセントを差す前にブレーカーを戻して状態を確認しましょう。
その後、問題なければ消費電力の少ないものから通電させて行くのが安全です。

停電復旧後は水抜きをする
停電復旧後は、衛生的に使用するためにもサーバー内の水を水抜きしておくようにしましょう。
また、新しいボトルに交換した後も、念のため最初のお水も捨て水にしておくと、より安全に使用することが可能です。
停電時のウォーターサーバーについてまとめ
このように、ウォーターサーバーは、レバー式やコック式であれば多くの製品で停電時でも使用可能です。
ただし、停電中や復旧後には、安全面で注意しなければならない点も多くあります。
そのため、特に台風の多い地域である沖縄でウォーターサーバーの使用を検討している場合は、この記事で解説したポイントをしっかりと事前に確認しておくと良いでしょう。
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