ウォーターサーバーを利用していると、何らかの原因によって水漏れしてしまう場合があります。
沖縄でもウォーターサーバーを利用している方は多いですし、自分のサーバーが水漏れしてしまう可能性は考えておくべきです。
そこでこの記事ではウォーターサーバーの水漏れの原因や対処法などについて、詳しくご紹介します。
ウォーターサーバーを契約して後悔している人も中にはいますので、ぜひ気を付けてください。
ウォーターサーバーが水漏れする原因とは

何故水漏れが起こるのか、その主な原因を把握しておけばある程度水漏れを防いだり迅速に対処する事ができるので、ウォーターサーバーの水漏れの主な原因を5つご紹介します。
ボトルの破損
ウォーターサーバーの水漏れトラブルの原因としてまず考えられるのが、ボトルの破損です。
ボトルの表面やボトルキャップが損傷したりすることによって、そこから水が漏れてきてしまう場合があるのです。
なので水漏れの際にはボトル表面に水が付いていないか、またはボトルの差込口付近に水が溜まっていないかをチェックしておきましょう。
給水コックの故障
頻繁に使用する部分である給水コックは故障しやすいので、サーバーの水漏れトラブルの原因となっていることが多いです。
その場合はメーカーに修理を依頼しましょう。
また、給水コックが故障していなかったとしても、使用し続けるうちにゆるんできてそこから水漏れしている場合もあるので、その場合はすぐに締め直すようにして下さい。
排水キャップの閉まりが緩い
排水キャップというのはタンク内の水を出すために使う排水口のキャップのことで、この排水キャップが緩んでいると内部の水が漏れだしてしまい水漏れが起こります。
このケースの場合は緩んでいた排水キャップを締め直すだけで水漏れが止まるはずです。
排水キャップは大体本体の背面にあるのでチェックしてみて下さい。
サーバー・ボトルの不具合
サーバーの内部から水漏れしている場合は、ウォーターサーバー本体の不具合を疑いましょう。
サーバーの内部で何らかのトラブルが起きている可能性が高いので、ずぐにメーカーの連絡して下さい。
下手に自分で修理しようとしてしまうと悪化させてしまう事もあるので、本体の不具合の可能性が高いならプロに修理を依頼しましょう。
ボトル・パックの設置ミス
故障や破損が原因ではなく、ただボトルやパックがきちんと設置できていないだけだったという場合もあります。
ウォーターサーバーのボトル・パック差込口から水漏れしている場合は設置ミスを疑いましょう。
特に新しいボトルやパックに交換してすぐに水漏れが起こった場合は、このケースである可能性が高いです。
ウォーターサーバーが水漏れした際の対処法

水漏れを放置しているとサーバー本体が不調になるだけでなく、床や周りの家具などに被害が広がってしまうので、万が一ウォーターサーバーの水漏れが起こった場合は迅速に対処しましょう。
破損物を撮影する
ボトルやサーバーの破損が原因で水漏れトラブルが起こった場合は、まずは破損物を撮影しておきましょう。
こうする事によって水漏れの原因が何だったのかを示す証拠を残しておくことができます。
後でメーカー側と使用者側のどちらに落ち度があったのかを判断するための材料となるので、必ず撮影しておいて下さい。
電源コードやコンセントを確認
破損物の撮影が終わったら次はウォーターサーバーの電源コードやコンセントを確認してください。
この時ウォーターサーバーの電源コードは抜いておきましょう。
なぜ態々電源コードを抜く必要があるのかというと、感電しない為です。
サーバーだけでなく近くにある他の電化製品の電源コードも一緒に抜いておくことをおすすめします。
サーバー内の水を出し切る
水漏れが起こった場合、基本的には本体やボトル内の水が全て抜けるまで収まることはありません。
なので、排水キャップを締めても水漏れが収まらなかった場合は、一度すべて水を出し切ってしまった方が良いです。
バケツや大判のタオルなどを用意して水漏れ部分に配置し、そこから水を空けてしまいましょう。
ウォーターサーバーを移動させる
ウォーターサーバーの水漏れはサーバー本体のみならず床や壁、周囲の家具家電などにも被害を及ぼします。
そのため一度水漏れが起こってしまった場合は、迅速にウォーターサーバーを移動させることをおすすめします。
水漏れしているウォーターサーバーを移動させる場所は、お風呂場やベランダなどの濡れても良い場所に移動させるのが最善です。
濡れた床や家具を拭く
前述のとおり、ウォーターサーバーの水漏れが起きると周囲の床や家具家電に被害が及びます。
サーバーの水漏れが起きるとウォーターサーバー本体ばかりに意識が行ってしまっておろそかになりがちですが、周囲の被害状況も確認して、濡れている場所や家具家電等はすぐにタオルなどで拭くようにしてください。
メーカーに連絡をする
自分でできるウォーターサーバーの水漏れの対処が出来たら、すぐにメーカーのカスタマーサービスに連絡しましょう。
まずは水漏れがあったことを伝えて、その後サーバーの様子なども正確に伝えることができるとスムーズです。
もしも本体に問題がありそうな場合には、新しいサーバーに交換して貰う事も検討しておいて下さい。
ウォーターサーバーの水漏れによる賠償・保障

ウォーターサーバーの水漏れトラブルによって床や家具家電などが被害を受けてしまった場合、賠償・保障については水漏れ発生直後にメーカーのサポートセンターで確認して下さい。
一軒家の場合の賠償・補償
一軒家の場合はウォーターサーバーの水漏れの被害による床の張替えや家具家電の買い替えなどを自費で行う事になるので、メーカーからの賠償や保障があるのか気になる所でしょう。
使用者に落ち度がある場合は、どんなに被害が大きくても賠償や保障はないと考えましょう。
ただメーカーに過失がある場合は、賠償や保障を受けられる事もあります。
賃貸の場合の賠償・補償
賃貸の場合は持ち家の場合とは違って、ウォーターサーバーの水漏れが起こり被害が出たら家主に対する費用弁償が発生してしまう可能性があリます。
なので賃貸に住んでいる場合は、まずは家主と相談して下さい。
階下にまで被害が行ってしまった場合は、損害賠償と慰謝料等の費用弁償が発生する可能性もあります。
メーカー側に損害賠償金の請求は可能?
ウォーターサーバーの水漏れによる漏水トラブルで発生した損害賠償はメーカーに請求できるのか、気になっている方は多いでしょう。
結論から言うと、メーカーに損害賠償を請求できるか否かは場合によります。
水漏れの原因が利用者にあるときや、メーカーが過失を認めない場合は基本的に補償は受けられません。
対応が悪い場合は国民生活センターへ
明らかにメーカー側に非があるのにも拘わらず取り合って貰えないという場合は、思い切って国民生活センターに連絡しましょう。
消費者ホットラインの番号である局番なしの【188】に連絡してみて下さい。
商品やサービスなどの消費生活全般に対する相談に乗ってくれるので、この問題に関しても対処して貰えるでしょう。
各メーカーのウォーターサーバー水漏れトラブル対応表

【アクアクララ】 月額1,100~3,300円(税込)のあんしんサポート料に故障対応が含まれている
【クリクラ】 月額417円(税抜)のあんしんサポートパック料に故障時の無償対応が含まれている
【コスモウォーター】 通常使用範囲と判断されれば無料で交換してくれる。
※通常の使用範囲外での故障・破損・汚損は実費負担あり
【フレシャス】 状況によっては無料で交換。
購入プランの場合3年間の製品保証付き。
※ただし過失による破損等は別途料金発生
ウォーターサーバーの水漏れを防ぐ方法

ここまで水漏れが起きてしまった後のことをご紹介しましたが、ここではウォーターサーバーの水漏れを防ぐにはどうすれば良いのか、サーバーの水漏れの予防方法をご紹介します。
ボトルはしっかり装着
ボトルの設置ミスによってウォーターサーバーの水漏れが起こってしまうケースは少なくないので、設置時はきちんと装着できているかを確認することが大切です。
差込口が斜めに入っていないか、中栓が外れていないか、ボトルキャップが破損していないか等を全て確認した上で、使用するようにしましょう。
設置時の確認を習慣化しておくと安心です。

コックの故障や緩みをチェック
給水コックの故障や緩みは、ウォーターサーバーの水漏れの原因としてよく挙げられています。
ですがこういった給水コックを原因としたウォーターサーバーの水漏れは、日常的にコックの状態を確認することである程度防ぐことができるのです。
なので、普段から定期的給水コックの緩みや故障が起こっていなかをチェックしておきましょう。
サーバーの下にタオルを敷く
水漏れが起きてからタオルを敷くのではなく常日頃からサーバーの下にタオルを敷いておくことで、万が一水漏れを起こしてしまった場合ある程度被害を抑えることができます。
なので、ウォーターサーバーの水漏れによる被害を防ぐために、ウォーターサーバーの設置個所には普段からタオルを敷いておくことをおすすめします。
ボトルの保管場所に注意
ボトルの破損による水漏れを防ぐために、ボトルのストックの保管場所には注意して下さい。
子供が倒したりペットが噛んで傷がついてしまうというケースが多いので、子どもやペットの手が届かないところ・家具などに引っかからないところに保管するようにしましょう。
また、ボトルを設置する前に傷がないかをチェックしておくと良いです。
メンテナンスを定期的に行う
安全にウォーターサーバーを使用する為にセルフメンテナンスを行うことをおすすめします。
メーカーが定期メンテナンスを実施しているサーバーも多いですが、それ以外にもセルフメンテナンスとして日常的に、溜まっている水を拭いたり、給水コックや排水キャップが締まっているかチェックしておくことが故障防止になるのです。
ウォーターサーバーの水漏れについてまとめ
ウォーターサーバーのボトルは大きいものだと18Lの容量があるので、満タン時に水漏れしてしまうと甚大な被害になってしまう事もあります。
ぞのため、ウォーターサーバーの水漏れが起こった場合にどう行動するのかを知っておく事は大切です。
使用者に落ち度がある場合は補償は期待できないので、水漏れが起きないように注意して下さい。
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