ウォーターサーバーは、安全で美味しい水を安心して飲めると幅広い世代に人気があります。
実際に導入を検討している人もいると思いますが、ウォーターサーバーを提供している会社が多すぎてどこを選べばいいか迷ってしまうこともあるのではないでしょうか。
失敗しないウォーターサーバーの選び方や、チェックしておきたいポイントについて紹介します。
選び方が分かった後は、ぜひウォーターサーバーおすすめランキングもご覧になってみてください。
失敗しないウォーターサーバーの選び方8つのポイント

ウォーターサーバーには沢山の種類がありますが、費用や水・ボトルの種類、ウォーターサーバーに備わっている機能、出水方法、給水口の高さなどには違いがあります。
費用
ウォーターサーバーにかかる費用には、
- 初期費用
- 水の料金
- サーバーレンタル料
- 配送料
- メンテナンス料
があります。
初期費用と配送料は無料のところが多いですが、サービスを始める際に事務手数料が必要なところもあるようです。
水の料金も注文した分だけ支払う場合と定額制の場合があります。
サーバーレンタル料とメンテナンス料は無料の場合もありますし、別途請求されるなど料金プランによって異なります。
水の種類
ウォーターサーバーに用いられる水には、大きく分けて
- 天然水
- ミネラルウォーター
- RO水
3種類があります。
天然水は特定の水源から採取された水をろ過したり、加熱殺菌したりしたものです。
ミネラルウォーターは、天然水にミネラル分を調整した水をいいます。
RO水は、特殊なフィルターで天然水や水道水から不純物を取り除いた水になります。
ボトルの種類
ウォーターサーバーに用いられるボトルには、
- 硬質プラスチックボトル(ワンウェイボトル)
- ガロンボトル(リターナブルボトル)
- 厚手ビニールパック
の3種類があります。
硬質プラスチックボトルはペットボトルと同じ素材で、使い捨てになります。
ガロンボトルは、再利用することを前提に作られているボトルです。
厚手ビニールパックはビニールでできていますが、採用している会社はあまり多くありません。
ウォーターサーバーの機能
ウォーターサーバーに搭載されている機能は様々で、冷水温水機能やエコモード機能、チャイルドロック機能などは搭載されていることが多いです。

最近では温度調節を細かく行えるものやコーヒーや紅茶を淹れられるカフェ機能が搭載されているものもあります。
まだ、自動的にウォーターサーバーを清潔に保つクリーン機能が搭載されていたりもします。
出水方法
ウォーターサーバーの出水方法には、
- ボタン式
- レバー式
- コック(つまみ)式
といった種類があります。
ボタン式はボタンを押している間に水が出るタイプで、タッチパネルになっているものもあります。
レバー式はグラスやカップなどをレバーにあて、水を出します。
コック式は、コックを上か下に倒し水を出すタイプになります。
レバー式とコック式は電力が必要ないので、停電した時などにも使用することができます。
給水口の高さ
ウォーターサーバーは給水口の高さにも違いがあり、自分の身長に合った使いやすいものを選ぶのがおすすめです。
身長が高い人の場合、給水口が低い位置にあると給水する際にかがむ必要があります。
家族の中で一番給水することが多い人に合わせて選ぶことが大切です。
月額料金
ウォーターサーバーの月額料金は、会社ごとの料金プランによって異なります。
会社によって1000円代から8000円代までと幅があります。
平均的なウォーターサーバーの月額料金は、3000円から4000円程度です。
家族の人数が多いと利用する水の量も増えるので、費用も増える傾向にあります。
デザイン
ウォーターサーバーはデザインも様々で、大容量の大きなものから幅を取らないコンパクトなものまで色々あります。



最近ではインテリアの一部にしか見えないスタイリッシュでお洒落なウォーターサーバーも増えてきました。
カラーバリエーションも豊富で、ナチュラルなホワイト系の色からシックな雰囲気のブラック系、人目をひくようなビビットカラーまで様々です。
ウォーターサーバーを選ぶ際にチェックすべきこと


ウォーターサーバーを選ぶ際には、チェックしておきたいポイントがいくつかあります。
契約期間や解約金、ボトルの注文ノルマ、設置時の工事の有無、トラブル対応等です。
契約期間や解約金について
ウォーターサーバーには契約期間が定められているものも多く、契約期間を満了する前に解約してしまうと解約金が発生することがあります。
大体、1年から2年程度の契約期間が設定されていて、解約金も10,000円から20,000円程度に設定されていることが多いです。
ウォーターサーバーを導入したけれどあまり使わないので解約したいということもあるので、事前に契約期間や解約金について確認しておく必要があります。


ボトルの注文ノルマについて
ウォーターサーバーの契約では、申し込む料金プランによっても異なりますが注文ノルマが発生することが多いです。



毎月、24L分は注文しなければいけないなどの決まりがあります。
それを下回る場合には、休止するための手数料が発生したり無料のサーバーレンタル料が発生したりします。
忙しくて家にいないことが多かったり、一人暮らしの人などは注文ノルマを達成できいこともあるので注意が必要です。
設置に必要な工事があるか
ウォーターサーバーには、水を宅配してくれるタイプと水道水を特殊なフィルターでろ過するタイプがあります。
水道水を特殊なフィルターでろ過する場合には、水道管とウォーターサーバーをつなぐ工事が必要になります。
ただし、水道水でもタンクに補充するタイプであれば、水道管につなぐ工事は必要ありません。
ウォーターサーバーを設置するのに工事が必要か、事前に確認しておくことが大切です。
故障した際のトラブル対応が手厚いか
ウォーターサーバーを導入する際には、サポート体制が充実しているかもポイントになります。
ウォーターサーバーが故障した際、すぐにトラブルに対応してくれるかどうかです。
トラブル時の対応は、実際に利用している人の口コミなどが参考になります。
ウォーターサーバーを使うメリット


ウォーターサーバーを利用する目的は人によって違いますが、ウォーターサーバーには様々なメリットがあります。
どんなメリットがあるのでしょうか。
美味しい水が飲める
ウォーターサーバーの魅力は、何といっても美味しい水が飲めることにあります。



一般的な水道水には不純物が含まれているので、雑味が生じてしまいます。
自然豊かな場所に行き、湧水を飲んだら味の違いにびっくりしたという人も多くいます。
ウォーターサーバーは、そういった美味しい水を手軽に飲むことができます。
天然水やミネラルウォーターの場合、ミネラルもたっぷり含まれていますから味がまろやかに感じられることもあります。
冷水や温水がいつでも使える
冷水や温水がいつでも使えるのもウォーターサーバーの大きなメリットです。
お茶やコーヒーを飲む時にわざわざお湯を沸かす手間がかかりませんし、赤ちゃんのミルクもさっと作ることができます。
また、夏の暑い日に外から帰った時にも、冷たく冷えた水を簡単に飲めます。
そのためウォーターサーバーは、家庭にあると何かと重宝します。


水を購入する手間が省ける
水をスーパーマーケットで購入しているという人もいると思いますが、水は重いので運ぶのが大変です。
また、毎日使うものなので、沢山買い置きしていてもあっという間に使ってしまったということもあります。
買い忘れてしまったり、重いので諦めてしまうこともあるでしょう。
ウォーターサーバーであれば水を宅配してくれますし、水道水を使うタイプであれば水を購入する必要がありません。
ペットボトルのごみが減る
水をスーパーマーケットなどで購入する場合、ペットボトルのごみが出てしまいます。
数が多いと捨てるのも面倒ですし、地球環境にとってもゴミが増えることは良くないことです。
エコを考えた場合、容器をリサイクルできるウォーターサーバーが最適です。
水を飲む習慣ができる
水を飲むという習慣は、体にとってとても良いことです。
夏の暑い時期などは、水分補給が足りないと熱中症になってしまう恐れがあります。
ジュースやスポーツドリンクで水分補給をするという人もいますが、糖分が入っているので健康にはあまりよくありません。



美味しい水であれば、糖分を摂取することなく水分補給ができます。
また、食事の前に水を飲むと、胃腸を活性化して消化や吸収が良くなる効果もあるといわれています。
災害時の備えができる
地震や台風などの災害が起きると、水道や電気、ガスなどのライフラインがストップしてしまうことがあります。
その中でも水は非常に重要で、水分を取らないと人は生きていくことができません。
ウォーターサーバーがあれば、自然に水を確保していることになります。
水のストックがあればとても安心です。
安全なミルク作りができる
赤ちゃんのお腹はデリケートなので、ちょっとしたことで便秘になったり下痢になったりします。
できるだけ体に良いものを与えてあげたいと考える親御さんも多いと思います。
ウォーターサーバーを使えば、不純物がほぼ入っていない安全な水でミルクが作れます。
インテリアにもなる
ウォーターサーバーにはスタイリッシュなデザインのものも多いので、インテリアとして活用することもできます。
キュートで可愛らしいデザインのものもあれば、大人っぽい洗練されたデザインのウォーターサーバーもあります。
他のインテリアに合わせ、トータルコーディネートするのにも役立ちます。
ウォーターサーバーを使うデメリット


沢山のメリットがあるウォーターサーバーですが、デメリットもあります。
ウォーターサーバーのデメリットについて紹介します。
コストがかかる
ウォーターサーバーを利用するには、当然ですが費用がかかります。
3,000円から4,000円程度の出費になることが多いですが、人によっては負担が大きいと感じるかもしれません。
また、沢山水を消費すると、その分出費が増えてしまいます。
水道水に比べると、割高に感じられることもあるでしょう。
場所をとる
ウォーターサーバーのデメリットとしては、ウォーターサーバーを置くスペースや水を保管しておくスペースを確保しなければいけないことが挙げられます。



ウォーターサーバーは場所を取るので、部屋が狭かったりすると邪魔になってしまいます。
ただし、あまり場所をとらないスリムなデザインのウォーターサーバーなどもあります。
ボトルの交換が大変
ウォーターサーバーでは水のボトルを宅配してくれることが多いですが、それが面倒に感じられることもあります。
水が入ったボトルは重いので、人によっては持ち上げたりウォーターサーバーにセットしたりするのが大変だったりします。
水の消費量が増える
ウォーターサーバーがあると、水が美味しいので何度も飲んだり調理に使ったりすることが増えます。
その結果、水の消費量が増えてしまい、予想していたよりも費用がかさんでしまうことがあります。
そういった場合には、負担が大きく感じられるのです。
定期的なメンテナンスが必要
ウォーターサーバーは、導入した後にもメンテナンスが必要です。
きちんとメンテナンスをしないと、突然動かなくなってしまったり調子が悪くなってしまうことがあります。



無料でメンテナンスを行ってくれるところもあれば有料のところもあるので、出費が負担に感じられたりもします。
また、メンテナンスを依頼するのが面倒だったりもします。
ウォーターサーバーの選び方について!知っておきたいポイントまとめ
ウォーターサーバーを利用するメリットは色々ありますが、デメリットもあります。
ウォーターサーバーを導入する際には、そういったメリットやデメリットを比較検討した上で決定することが重要です。
また、導入するにあたって必要となる費用やウォーターサーバーの種類、解約する際の解約金などを事前に調べておく必要もあります。
導入してから失敗したと感じることがないように、事前のリサーチが欠かせません。
コメント