VIO脱毛はメリットが注目されて美容施術のなかでも人気になっています。
美しくなれるだけでなく、毎日の生活で起きるデリケートゾーンの不快感を軽くするのに役立つため、美容にあまり関心のない人の間でも話題です。
そこで今回はVIO脱毛の基礎知識について幅広く解説します。

VIO脱毛の特徴から種類、メリット・デメリットが分かります。VIO脱毛をするか迷っている人は、ぜひ参考にしてください。
沖縄在住の方は「沖縄のおすすめVIO医療脱毛」も読んでみてくださいね。
VIO脱毛って何?


まずはVIO脱毛の特徴について解説します。
VIO脱毛とはデリケートゾーンの脱毛のことで、VIOはデリケートゾーンを3つに分けた場合の、それぞれの部位の形状を指しています。
3つの脱毛箇所について詳しく見ていきましょう。
Vライン
Vラインとはビキニラインのことを指します。
体を正面から見たときのアンダーヘア部分がVの字に見えることからVラインと呼ばれています。




VIO脱毛の中では最も目立つエリアになるため、脱毛の効果を見た目で感じやすい部位です。
また、Vラインはデザイン脱毛がよく採用される部位でもあります。
アンダーヘアを魅力的にデザインできるので、個性を出せるでしょう。
Iライン
Iラインは女性器から肛門までのラインをなぞった箇所を指します。




自己処理がやりにくい部位で、色素沈着を起こしやすいため、くすんだ色になることが多いです。
効果の高い脱毛施術はムダ毛のメラニン色素に作用して処理するので、色の濃いIラインはVIOのなかでも痛みが出やすいと言われています。
人によっては痛みの軽いサロン脱毛でも施術を続けるのが難しいこともあるでしょう。
Oライン
Oラインは肛門周りの箇所を指します。
施術箇所が円形になるのでOラインと呼ばれています。




VIOのなかで最も自己処理が難しい箇所で、誤ってデリケートゾーンを痛めてしまうケースも少なくありません。
ひと目に触れることが滅多になく、ムダ毛が衣服からはみ出る心配もありませんが、そこにムダ毛があることが気になる女性も多いので、VIO脱毛する場合は一緒にケアされるのが一般的です。
どうやって施術するの?


VIOのムダ毛が無くなるのは嬉しいことですが、施術で恥ずかしい思いはしたくありません。
そこで、VIO脱毛がどのように行われるのか施術内容を部位ごとに確認しましょう。
服装は紙のショーツを身につけるだけで、上半身を隠せるサイズのタオルをかぶせます。
上側からVラインに沿ってムダ毛を処理していきます。
デリケートゾーンでは照射する箇所だけショーツをずらします。
施術中はずっと仰向けの状態です。
こちらも仰向けになった状態で行います。
足の姿勢が少し変わっており、最初に片足の膝を立てて、その足を外側に開いた状態で施術をします。
右足を開いた状態でIラインの右サイドを処理し、左足を開いた状態で左サイドをケアしていきます。
選ぶ脱毛サービスによってやり方が違いますが、おおむね横を向いて体を寝かせた姿勢か、うつぶせになり左右片方の足を外側に開いた状態で処理します。
Iラインの施術と同じように左右に分けてムダ毛処理を行います。



最初は恥ずかしく感じますが、利用者は全員その格好で施術を受けているので、続けていればそのうち慣れてきます。
VIO脱毛で抑えておきたいポイント


VIO脱毛には他の脱毛とは違う特徴があります。
肌が敏感な部分ですから他の部位よりも繊細な対応がもとめられます。
施術を申し込む前に注意しておきたいポイントを確認しましょう。
施術前の自己処理
脱毛サロンのVIO脱毛では、施術前に脱毛する箇所を自己処理する必要があります。
自己処理とはフェイスシェーバーなどを使いムダ毛を自分でカットすることです。
医療脱毛クリニックのなかには剃毛をやってくれるところもありますが、自分で処理するのが一般的です。
VIOの自己処理は難しく、慣れるまでは苦労することがあります。
また、施術のたびに自己処理をするので、面倒に感じる人もいるでしょう。


Vラインの形
Vラインの形に関しては利用する脱毛サービスによって対応が異なります。
自分で自由にデザインできるところもあれば、指定のデザインから選ぶケースもあります。
代表的なVラインの形は違和感の少ないナチュラル、ナチュラルより洗練されたトライアングル、楕円状のオーバル、四角形のスクエア、縦長ボックスのIライン、そして全て処理するハイジニーナです。
自分の好みや目的に合わせて選びましょう。


効果が出やすい部位と出にくい部位
VIO脱毛は施術の効果が出やすい部位と出にくい部位があります。
腕や脚のムダ毛に比べてデリケートゾーンのムダ毛は太くて根が深い傾向があるので、1回の照射では十分に光がムダ毛に作用できないことがあります。
また、VIO部分は肌の色が濃くなっていることが多く、これが施術の効果を下げる原因になることもあります。
照射する光の強さを上げると周囲の肌にまで作用して痛みが出るからです。



VIO脱毛は一般的な脱毛よりも時間がかかると思ってください。
アフターケア
VIOの肌はデリケートなので施術の後はしっかりケアする必要があります。
ケアを怠ってしまうと肌の炎症をはじめとする厄介な肌トラブルが起きやすくなります。
アフターケアの基本は保湿です。
ローションや乳液を適量使って保湿してください。
念のために敏感肌用の製品を利用するといいでしょう。
施術後の肌は刺激に弱くなっているので負担の少ないものが好ましいです。
VIO脱毛のメリット


この項目ではVIO脱毛のメリットについて確認しましょう。
VIO脱毛を受ける目的が明確になるので、カウンセリングで適切なプランを提案してもらえるようになります。
自己処理によるトラブルがなくなる
デリケートゾーンの自己処理は腕や脚に比べて頻度は少ないですが、それでも2週間に1回は行う必要があり、見えにくく手が届きにくいため肌を痛めやすいです。
ダメージを負った肌は炎症したり、最悪の場合は色素沈着を起こします。
VIO脱毛をすれば自己処理に伴う肌トラブルとは無縁になります。



無駄な負担を肌にかけないことで新陳代謝が正常になり、美肌に近づけるでしょう。


デリケートゾーンを清潔に保つことができる
VIO脱毛はデリケートゾーンを清潔に保つのに役立ちます。
デリケートゾーンの蒸れは肌のかゆみを引き起こしたり、雑菌の繁殖させてニオイの原因になるなど数多くのトラブルを引き起こします。
VIO脱毛をすれば問題の根本原因であるムダ毛を処理できるので、蒸れトラブルをケアしてくれます。
また、ムダ毛にゴミや汚れが付着することも無くなるので、衛生状態の改善も期待できるでしょう。
生理中の不快感が軽減する
生理中はデリケートゾーンの蒸れやニオイがとくに気になります。
これは経血がアンダーヘアに付着するためです。
経血は粘性があるためアンダーヘアにこびりつきやすく、独特のニオイがあるため付着したままにするとニオイが強くなることがあります。



VIO脱毛でムダ毛を処理することで経血が付着するのを防げば、生理中のストレスを軽くできます。
VIO脱毛のデメリット


VIO脱毛はアンダーヘアをキレイにできて、デリケートゾーンの衛生状態をケアするのに役立ちますが、いくつか注意したいデメリットがあります。
いずれのデメリットも見落とせない内容なので、施術前に確認して後悔しないようにしましょう。
施術中の痛み
VIO脱毛は鼻の下やアゴなどと並んで痛みが強いと言われています。
デリケートゾーンのムダ毛は太いためメラニン色素が多く、他の部位よりも光の照射で熱が発生しやすいです。
瞬間的に高温になることもあるので、ゴムで弾かれたような激しい痛みが生じます。
また、生理の影響を受けやすい箇所なので生理でメンタルの調子が崩れると、いつも以上に痛みを感じてしまうことがあります。
見られる恥ずかしさ
VIO脱毛の施術中は紙のショーツを履きますが、ムダ毛を処理する時はショーツの一部をめくって光を照射するので結局はデリケートゾーンを見られます。
施術を始めた頃は気まずさと恥ずかしさで、その場から逃げたくなるでしょう。
人によっては恥ずかしすぎて、そのあとの施術を断念することもあります。



しかし、恥ずかしいのは最初だけで、多くの人は回数を重ねるごとに慣れるので安心してください。
施術後にトラブルが起きるかも
VIO脱毛は体の中でもとくに刺激を受けやすい箇所に強い刺激を与えるので肌トラブルが起きやすいです。
光の照射による炎症も怖いですが、それ以外に注意したいのが自己処理による肌の損傷です。
自己処理中に肛門周りに傷をつけ、そこに雑菌が侵入すると化膿することがあります。
普段見ることがない箇所なので、肌トラブルが起きていても気づきにくく、問題が発覚したころには症状が深刻になっている場合があり注意が必要です。
VIO脱毛で後悔しないために
この項目ではVIO脱毛で後悔しないために気をつけたいポイントについて解説します。
女性にとって魅力的なVIO脱毛を安全かつ満足できるかたちで終えるためにも注意点を確認してください。
まず最初に気をつけるべきポイントは痛みの少ない脱毛施術を選ぶことです。
医療脱毛は効果が高く、仕上がりもキレイになりやすいですが照射されるレーザーは強力で、肌は大きな負担を受けます。
はじめてVIO脱毛に挑戦するなら、SHR脱毛のような低刺激なものがおすすめです。
施術後のスキンケアについても気をつけてください。
自分でケアするのもいいですが、できれば脱毛施術のプロが行ってくれる効果の高いケアのほうが安全です。
施術とスキンケアがセットになったプランがあるかカウンセリングで確認しておきましょう。
Vラインを脱毛する場合は選べるデザインの種類を確認することも大切です。
Vラインを脱毛するとしばらくはアンダーヘアの形を変えられなくなる場合があります。
デザインを自分で細かく設定できる脱毛サービスが理想です。



選べるデザインが少ないと、好みに合った形にできずに後悔することになります。慎重に決めましょう!
VIO脱毛ってなに?どこの部位?のまとめ
VIO脱毛はアンダーヘアを整えて、デリケートゾーンの肌トラブルを防ぐのに役立つ魅力的な美容施術です。
自己処理の負担が無くなり、気になるかゆみやニオイの軽減につながるなど女性に嬉しいメリットも豊富にあります。
ただし刺激の強い施術なのでIラインやOラインに肌トラブルが起きることもあります。
後悔しないためには刺激の弱い脱毛手法を選んで、しっかりアフターケアすることを心がけましょう。
正しい知識を身につけてから適切に行えば満足いく結果が得られます。
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