夏はとてもエキサイティングで、美しい海で遊ぶ機会も多くなります。
そんな中で気になるのは、やはりムダ毛の処理でしょう。
しかし、なぜかくすぐったく感じてしまうという人も少なくありません。
ではなぜ、そう感じてしまうのでしょうか?そして対処方法はあるのでしょうか?これらについてみていきましょう。
ぜひ、こちらの「おすすめの医療脱毛」も読んでみてください。
脱毛中にくすぐったいと感じる理由

なぜ、脱毛の施術中にくすぐったいと感じるのでしょうか。
まずは、これらの点について解説したいと思います。
予測していないタイミングで刺激が生じるから
脱毛の主な施術方法は、特殊な光を用いて行われます。
この光がムダ毛に照射されると毛根に熱が加わります。
そしてこの熱が神経を刺激し、くすぐったいと感じることがあるのです。
当然のことながら、施術者がいつ光を照射するかはわかりません。
そのため予期せぬタイミングで照射されることもあり、突然の刺激に体が反応して、くすぐったいという感覚が生じることがあります。
緊張していて神経が過敏になっているから
神経が過敏になっていると、ちょっとした刺激にも反応してしまいます。
ムダ毛を脱毛する場合、部位によっては、普段あまり人に見せないところを施術者に見られることもあります。
このような状況では緊張するのも当然です。

緊張してしまうと神経は過敏になり、その結果、施術中に体に何かが触れるとくすぐったいと感じることがあります。
肌が敏感になるから
神経が敏感になる理由は他にもあります。
とりわけ脱毛を行うと肌は敏感になり、普段はあまり感じないような刺激に対しても、痛みや痒みが生じることがあります。
そして人によっては、敏感肌がくすぐったいという感覚を生じさせることもあり、施術中に笑いが起こってしまうこともあります。
脱毛中にくすぐったいと感じやすい部位


脱毛中、とくに、くすぐったいと感じる部位はあるのでしょうか。
施術中にくすぐったいと感じやすい部位について、みていきましょう。
こちらで取り上げる部位には神経がたくさん通っており、普段から比較的敏感な場所とも言えるでしょう。
首
子どもの頃、ふざけて首をくすぐられたという経験のある人は少なくないはずです。
首には神経がたくさん通っているために、ちょっとした刺激でも、くすぐったいと感じることもあります。
また首の産毛を脱毛していなくても、その周辺を脱毛しているときに施術者の手が少し触れただけで、くすぐったいと感じてしまう人もいます。


ワキ
ワキに生えるムダ毛は、他の部位に生えるものよりも太く、毛根も大きいために神経は照射される光の熱の影響を大きく受けます。
そのため、ワキの施術中にチクっとした痛みを訴える人がたくさんいます。
しかしワキのムダ毛が細い人は神経が熱の影響を大きく受けるわけではなく、痛みではなく、くすぐったさを感じることがあります。
お腹
基本的に、お腹に生えるムダ毛は産毛です。
そのため光の熱による肌への刺激は非常に小さなものです。
例えるのであれば、爪楊枝の先で肌を軽くつつく様な感覚です。



そのため痛みというよりは、痒みやくすぐったさを感じる刺激となります。
施術中はもちろんのこと、終わった後のアフターケアの際に、お腹を触られてくすぐったいと感じる人もいます。
背中
背中も、もともと敏感な部分です。
そのため小さな刺激が加わると、くすぐったく感じることがあります。
原因としてはお腹の脱毛と同じです。
背中に生える産毛に特殊な光を当てて毛根に熱を加えると、その周辺の神経が刺激されるわけですが、産毛の毛根は小さいために刺激も小さなものです。
そのため、痛みよりも痒みやくすぐったさが生じてしまいます。


太もも
太ももに生えるムダ毛は産毛であることもあれば、もう少し太いこともあります。
そのため施術時の感覚は、ムダ毛の太さや神経の敏感さに左右されます。
それでも、普段からあまり触られることのない部位であるために、刺激が加わっただけでくすぐったく感じる人もいます。
脱毛中にくすぐったいと感じやすい工程


サロンやクリニックでムダ毛を脱毛する場合、いくつかの工程を経ることになります。
脱毛のどの工程で、くすぐったく感じてしまうのか詳しく解説します。
シェービングをするとき
やはり、自分ではわからないタイミングでシェービングされると、くすぐったく感じるものです。
また、シェービング中は動いてはいけないと思うと緊張感してしまいますが、このような感情も神経を敏感にさせる要因となります。
マーキングをするとき
マーキングとは脱毛する範囲に印をつけることです。
この場合は、肌に直接専用のペンなどを使ってマーキングされます。



もちろん、部位によっては何も感じないところもありますが、背中やお腹、そして太ももなどにマーキングされるとたいていの場合はくすぐったく感じます。
ジェルの塗布をするとき
脱毛する際、特殊な光の熱が肌を傷めないように、冷却用のジェルを塗布します。
もちろんジェルを塗布する際、施術者はそのことを告げてから実行するわけですが、それでも自分が想像していたのと異なるタイミングでなされることもあり、くすぐったく感じることがあります。
またジェルの冷たさが肌に伝わり、それが原因でくすぐったくなることもあります。
レーザー・光を照射するとき
脱毛中にくすぐったさを感じる人の多くは、レーザーや光を照射されたときにその感覚が生じます。
実のところ、くすぐったさや痒み、そして痛みは神経にどれだけ刺激が加わるかによって決まります。
そして多く場合、施術中の刺激はムダ毛の本数や太さによって異なります。
当然のことながら、ムダ毛が多く生える場所や太さは人によって異なります。
それに伴って施術中にくすぐったさを感じる部位も人によって異なります。
体に触れられるとき
施術者は肌の状態をチェックするために、体を触ることがあります。
また光を照射しにくい部分を施術する際、肌を抑えて行われることもあります。
施術者に触られることなど予期していなかったという場合、予想外の展開にビクっとしてしまい、くすぐったさを感じることがあります。
脱毛中にくすぐったいと感じないための対策方法


くすぐったがり屋の人にとって、サロンやクリニックでの脱毛は苦痛に感じられるかもしれません。
できるだけ、くすぐったく感じずに施術してもらう方法をお教えいたします。
自己処理を完璧にしておく
特殊な光で脱毛する場合、ムダ毛が長いままだと、その威力が毛根にまで到達しにくくなります。
そのため、施術前にはムダ毛を短くカットする、もしくはシェービングする必要があります。
ムダ毛が施術に不向きな長さの場合、施術者によってシェービングがなされますが、程よい長さである場合はそのまま施術に入ります。
そのため自己処理をきちんと行っておけば、サロンやクリニックでのシェービングを回避できます。


アクションを起こす際に一言かけてもらう
予想もしていなかったタイミングで肌に触れられると、くすぐったく感じることがあります。
このようなことがないよう、事前に施術者に「肌に触れる処置を行う前に一声かけてください」とお願いしておくことができます。
このようにすることで、いつ触られるのかわからないというストレスからも解放されます。
施術から意識をそらす
単純でありながらも意外と効果のある方法が、施術から意識をそらすというものです。
完全に他のことを考え、何が起こっても動じない姿勢を崩さないようにするのです。
趣味について考えたり、勉強していることを頭の中で復習するなどして、意識を別のところへ持って行くことができます。
施術時間の短いサロンやクリニックを選ぶ
やはり施術にかかる時間が長いと、それだけくすぐったさを感じる時間も長くなります。
そのため、1回の施術時間がなるべく短いところを選ぶのも良い方法です。



しかし1回の施術時間が短いということは、通う回数が増えることを意味しています。
そのため1回の施術でくすぐったく感じる時間を減らすのか、それとも長時間耐える必要はあるものの、通う回数を減らした方がよいのかをじっくり考えてから決定すべきです。
ジェルを使用しない脱毛方法を選ぶ
くすぐったく感じる1つの工程を省くことも可能です。
ジェルの塗布を行わずに脱毛してくれる、サロンやクリニックもあります。
そのため、ジェルを肌に塗られるときにくすぐったく感じてしまうという人は避けることもできます。
スタッフに相談する
脱毛する際に、くすぐったさを感じる原因は人それぞれです。
そのため、くすぐったいと感じずに施術してほしいという人は、まずスタッフに相談することができます。
スタッフはプロですので、肌に合った仕方での施術を考案してくれますし、くすぐったさを感じる工程を省いたり和らげたりする方法を考えてくれます。
脱毛の施術がくすぐったい!のまとめ
神経の状態は人によって異なります。
そのため脱毛でくすぐったさを感じる原因も、人それぞれです。
また、以前に脱毛したときにくすぐったく感じてしまい、それがトラウマになっているという人もおられるかもしれません。
しかし、サロンやクリニックでの脱毛法は進化していますし、くすぐったさを感じないよう個人で努力することもできます。
それで今回考慮した点を覚えておき、改善を図るよう努めることができます。
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