石垣島の市街地から車で7、8分ほど、海に面した高台にある宮良農園には、家族で営む畑とパーラー、やきもの工房があります。
見晴らしがよく、名蔵湾の海がきれいに眺められ絶好の休憩スポットです。
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1.自家栽培のフルーツなどをつかったフレッシュスイーツ

名蔵湾の海のきれいなグラデーションを眺めながら、自家栽培のフルーツなどをつかったジュースやひんやりスイーツがいただける宮良農園。

広い敷地にたくさんのフルーツやハーブ、野菜が無農薬で育てられています。

「ジーマミぜんざい」は、沖縄料理のジーマミ(ピーナッツ)豆腐をおやつにしたもの。
沖縄の定番おやつのぜんざいとジーマミ豆腐を合わせたもので、宮良農園で生まれた新しいスイーツです。
金時豆のほか、島産の黒紫米や押し麦入りのぜんざいに、手作りのジーマミ豆腐を入れた優しいお味。
材料のジーマミは、畑で育てたものもつかっています。
夏は冷たいものをいただきたいけれど、冬はホットもおすすめです。
「パインジンジャーエール」は島のパインと自家栽培の生姜でつくったジンジャーシロップを炭酸で爽やかに。
パインの甘さに生姜がぴりっと効いて、暑い日にぴったりです。

ほかにも、西表島の黒糖をつかった「黒糖かき氷」や、「島バナナと豆乳」、「バナナとパイン」などのドリンクも。
ドリンクはテイクアウトもできるのでドライブのお供にもぜひ。

グァバやパインの自家製ジャムやハーブティーも店頭で購入できます。

パーラーを切り盛りする宮良 工(みやら たくむ)さん。
40年ほど前に両親が始めた畑とパーラーを現在は子どもたちが引き継いでいます。

2.やきもの工房「アンパル陶房」も

パーラーの隣には、工さんのお姉さんとお兄さんが営む「アンパル陶房」が。
アンパルとは、このあたりの湿地帯、たくさんの生物が暮らす名蔵アンパルのこと。

宮良 断(みやら だん)さんは、八重山古陶の研究、復元をしている数少ない人。
八重山古陶とは、いまから200年ほど前につくられていたという焼き物です。

こちらの透明感があるやきものは、砕いた貝がらを土に混ぜ、独自の製法でつくる器。
ずっと昔、農園の場所は海岸だったので、貝がらは畑からたくさん出てくるものをつかっているのだそう。

時間がゆったり流れるような農園で、おいしいものと景色に癒されて、そんな自然のなかで生まれる焼き物にもぜひふれてみてください。
Photo & Text:笹本 真純
(取材:2023年6月)
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住所: 沖縄県石垣市新川1134
電話番号: 0980-83-4077
営業時間: 11:00~17:00
定休日: 火曜日・水曜日
駐車場: あり
店舗詳細URL: https://www.miyara-nouen.com/