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美ら星ゲート いしがき島 星ノ海プラネタリウム

石垣島と離島の島々を結ぶ玄関口であるユーグレナ石垣離島ターミナル内には、小さな商店やおみやげもの屋、食事処、観光会社などが軒を連ねています。

今回ご紹介するのは、2019年7月にターミナル内にオープンした日本最南端のプラネタリウム、「美ら星ゲート いしがき島  星ノ海プラネタリウム」です。

目次

1.日本最南端のプラネタリウム

日本初の星空保護区(※)に認定された「西表石垣国立公園」地区では、月の光の影響が少ない晴れた夜には、見事な星空が広がります。

※星空保護区とは、国際ダークスカイ協会による光害のない、暗く美しい夜空を保護、保全するための優れた取り組みを称える制度です。

写真提供:星ノ海プラネタリウム

2019年7月にオープンした日本最南端の傾斜型投映式プラネタリウム、「美ら星ゲート いしがき島 星ノ海プラネタリウム」では、46席を有する9mのドームに、全天映像だけでなく、3D映像も楽しむことができます。

2.超高解像度のプロジェクター2台を駆使した臨場感溢れる映像体験

「星ノ海プラネタリウム」では、専用設計の特型レンズが搭載された超高解像度のプロジェクター2台を駆使し、ドーム全天に4Kの高解像度、高臨場感映像を投映しています。

「最新の観測・研究成果による3次元宇宙空間データベースを搭載し、石垣島から見える星空再現はもちろん、地球上から宇宙の果てまで、距離も時空も超える宇宙旅行体験が可能です」(「星ノ海プラネタリウム」)

3.星空について知ることでより深みある旅体験を

館内には、ソファーなどが設置されたくつろげるスペースもあり、上映前に星にまつわる本を眺めたり、原画展などを楽しんだりといったことができます。

オープン当初から上映されているプログラムには、沖縄のミュージシャン「HY」の曲にのせて、八重山の島々の星にまつわる文化や南十字星を中心とした春の星座、石西礁湖の海の中の映像などを紹介する作品「星の島に憧れて with HY 」や、時空を超えて宇宙の始まりを見に行く3D映像作品の「WE ARE STARS」などがあり、その他にも、3ヶ月ごとに「星ノ海プラネタリウム」のスタッフが、八重山の星文化にまつわるオリジナル作品を制作し上映しています。

現在上映中のオリジナル作品、「天の川 てぃんがーら2」では、八重山民謡の「つぃんだら節」の歌詞に登場する七夕のお話についてなども紹介しています。

「八重山の緯度は北緯24度で、本州とは見える星が違います。私たちは、八重山に受け継がれる独特な星文化、例えば方言だったり、民謡だったり、昔話だったりというものを織り交ぜながら作品を制作しています。観光で八重山に来られている方には、旅先ならではの星との出会いを、また旅から帰った後も地元の星空を見上げた時に、違いを観察する楽しみを提供できたら嬉しいです」(「星ノ海プラネタリウム」スタッフ鈴木 智子さん)

星空が見えにくい満月の日や、雨や曇りの日に来館するのはもちろんのこと、プラネタリウムが石垣島と離島の島々を結ぶ玄関口であるユーグレナ石垣離島ターミナル内にあることから、離島へ渡る前に八重山の星空について学んでみるのもお勧めです。

より深く充実した旅体験になること間違いなしです。

Photo &text:水野 暁子

(取材:2023年7月)

住所: 石垣市美崎町1番地(ユーグレナ石垣港離島ターミナル内)

電話番号: 0980-87-9945

営業時間: 10:30~18:00

定休日: 火曜日・水曜日

店舗詳細URL: https://ishigakijima-planetarium.jp/
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