※2023年5月更新
橋の駅リカリカワルミは「DRIVE IN リカリカワルミ」へリニューアルいたしました。
DRIVE IN リカリカワルミの情報はこちら
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沖縄県北部の今帰仁村と、屋我地島(やがじじま)を結ぶワルミ大橋のたもとにある「橋の駅リカリカワルミ」。
ここは、沖縄屈指の景勝地として知られる「古宇利島」をパノラマで見渡し、晴れた日には遠くに伊是名島までをも臨める隠れた絶景スポットです。
ため息モノの風景を満喫できるだけでなく、今帰仁村ならではのおいしいモノ、珍しいモノが勢ぞろい。
北部に行ったら、古宇利島や沖縄美ら海水族館だけ見て帰るのはもったいない!知られざる北部の名所をご紹介します。
\ おすすめプラン紹介 /
1.古宇利島(こうりじま)をパノラマで見渡せる抜群の眺望
「橋の駅リカリカワルミ」は、「ワルミ大橋」という橋のたもとにある、今帰仁村の特産品を集めたお店です。
今帰仁村と屋我地島をつなぐ橋が2010年に開通したことを機に、その翌々年にオープンしました。
一見すると、ちょっと大きい直売所のような建物ですが、この施設の魅力は一見しただけではわかりません。
まず到着したら、建物の間を通り抜けてみてください。その先に待ち構えているのは、まさに絶景なんです!
眼下には「ワルミ海峡」が広がり、その先には大人気観光スポット、古宇利島まで大パノラマで見渡せます。
吹き抜ける風が心地よく、空気は飛び切りおいしく、一瞬でリフレッシュできるはず。
もっと景色を楽しむなら、屋上の展望台へ。
吸い込まれそうなほど深いコバルトブルーの海と、青々とした亜熱帯の森のコントラストが鮮烈です。
そこに架かる古宇利大橋のバランスも絶妙な、まさに絵にかいたような風景はため息モノです。
反対側を見てみると、屋我地島へと伸びるワルミ大橋。
なだらかな山並みと青い海、大きな空。やはり文句なしの絶景が広がっています。
このような素晴らしいロケーションに「橋の駅リカリカワルミ」ができた経緯を、代表の謝花隆太さんに伺いました。
「古宇利大橋が2005年にできたことを機に、多くの人が本部町を訪れるようになりましたので、せっかくなら隣の今帰仁村へも立ち寄ってほしいと思いました。しかし、肝心の立ち寄るべき拠点がこちらにはありません。そこで地元の有志が力や資金を出し合い、この施設を建設しました。そして今帰仁村の魅力であるスイカなどの農産物や、のんびりとした空気、美しい景色を知ってもらえるように、企画から運営まで全てを地元の人で担うことになったんです」
謝花さんご自身も、「橋の駅リカリカワルミ」のある今帰仁村の天底という地区が地元。
施設ができる前までは県外で働いていましたが、地元を盛り上げるべく、Uターンを決意したそうです。
「村産品専門店」としてオープンし、今年で8年目を迎える「橋の駅リカリカワルミ」。
当初の目的だった「古宇利島に来たついでに、気軽に立ち寄れる場所」としてじわじわ認知度を高めつつありますが、あまり大きくない規模のせいか、はたまた今帰仁村に流れるゆったりとした空気のせいか、大型の道の駅に比べのんびりとした雰囲気。
それもまた、この施設の魅力なのでしょう。
2.今帰仁村(なきじんそん)の特産品が一堂に集結
売店コーナーには、県内屈指の農業地域である今帰仁村ならではの野菜や果物、それらを使った特産品が豊富です。
今帰仁村は県内随一のスイカの名産地として知られ、ほぼ一年中スイカが食べられるとか。
店先には、大きなスイカが格安で販売されています。小分けパックはドライブのおともにぴったり!
壁一面はには、さまざまな加工品がずらり。
黒糖などメジャーな沖縄の特産品もありますが、ここではぜひ、今帰仁ならではの珍しい特産品をチョイスするのがおすすめです。
例えば、クワンソウという植物。
沖縄では古くより、安眠効果のある薬草として食べられています。今帰仁村には大きなクワンソウ農園があることから、さまざまな加工品が作られているのです。
葉はお茶に、花はピクルスに。花はシャキシャキとした食感が美味しく、きれいな黄色なので料理のアクセントにもなりそう。
3.今帰仁の恵みをその場でいただけるレストラン
売店コーナーに隣接する「レストランFull里」では、地元の新鮮な食材を使った料理がいただけます。
お昼時は観光客や地元の人でにぎわいますが、店内はかなり広く、座れないということはほとんどありません。
イチ押しの席は、ワルミ海峡が一望できる窓際。
こんな景色を眺めながらいただく料理は、さぞかしおいしく感じられることでしょう!
晴れた日には、テラスでの食事もおすすめ。
夏はちょっと暑いかもしれませんが、暑さを耐えてでも見る価値はある景色です。
肝心の料理はというと、ものすごいボリューム!こちらは料理長おすすめの生姜焼き定食。
豚肉たっぷり、今帰仁産の野菜もたっぷりです。
汁物が沖縄そばなのも、沖縄の定食ならでは。
デザートに沖縄風ぜんざいはいかがでしょう?
沖縄のぜんざいは、甘く煮た金時豆などをトッピングしたかき氷のこと。
今帰仁産の黒糖が使われたぜんざいは、コクがありながらもさっぱり!沖縄の強い日差しで火照った体を、ひんやりと潤してくれますよ。
「リカリカ」(りっかりっか)とは沖縄の方言で「行こう!行こう!」という意味。美しい景色、美味しいモノなど、今帰仁村の魅力がいっぺんに味わえる「橋の駅リカリカワルミ」へ、「りっかりっか」してみてはいかがでしょう?
text:仲濱 淳
Photo:白木 裕紀子
(取材:2020年7月)
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住所: 沖縄県今帰仁村字天底1124-5
電話番号: 0980-56-1223
営業時間: 直売所9:00〜16:00(現在時短営業中。通常は18時まで)/レストラン11:00〜16:00
定休日: 第1水曜日(ただし1月・5月・8月は無休)
駐車場: あり
店舗詳細URL: https://www.rikarikawarumi.com/