miyagiya

“おうち時間”は好きですか？

「ずっと家で過ごせるほど好き」という方ももちろんいらっしゃると思いますが、「はい」と即答できなかった方もいらっしゃるはず。

そんな方に試していただきたいのは、暮らしの中に“お気に入り”を取り入れること。

お気に入りのモノが1つ増えるたびに、生活の質が上がると思いませんか？

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1.日々の暮らしにワクワクをプラスするなら

今回ご紹介するのは、2010年にWebからスタートし、その2年後に那覇市松尾に店舗を構えたセレクトショップ「miyagiya（ミヤギヤ）」です。

店内には、やちむんやガラス、衣類、アクセサリーなど、オーナーの宮城博史さんが吟味したアイテムが並んでいます。

「仕入れの際の第一条件は“日常的に使いやすいもの”であることです。miyagiyaは『日々の生活を豊かに、ワクワク、ドキドキするものにしたい』

という想いから、鑑賞のための工芸品ではなく沖縄土産でもない、生活の中で使われる道具として魅力あふれる器選びから始めました。

ひとつひとつ手作りされているので、同じように見える器でも同じではありません。お店では、ぜひ手にとって見比べてみてください。」

作家さんのこだわりや、シンプルであっても個性や“その人らしさ”が表れているものをセレクトすることも意識されています。

「器やグラスは、使ってみてその良さが分かります。経年変化は趣のひとつなので、少しずつ表情が変わっていく風合いも楽しんでください」と宮城さん。

 2.手にしっくり馴染む、温かみが感じられる琉球ガラス

扱う作家さん（工房）は20から30ほど。

仕入れの状況や入れ替えのタイミングによってラインナップは変わりますが、宮城さんも愛用されているという小野田郁子さんの琉球ガラスは、柔らかい曲線と温かみのある透明感が魅力的。

絶妙な大きさで手にしっくりと馴染み、日常生活の中で使いやすいアイテムです。

3.展覧会や個展が楽しめるmiyagiya ON THE CORNER

2017 年には、miyagiyaの向かいに新しいスペース「miyagiya ON THE CORNER」をオープンしました。

実はビルの取り壊しが予定されているため、今後はmiyagiya ON THE CORNER に店舗を集約する計画だそうです。

「沖縄には、様々な分野で活躍されている作家さんがいらっしゃいます。

私はそんな作家さんたちを応援したいですし、まだあまり知られていない作家さんのアイテムも紹介していきたいと思っています。

ただ買い付けるだけではなく、より良いモノを作っていただくためにも、お客さまの声は作家さんに伝えるようにしています。

miyagiyaは、お客様と作家さんが繋がる場所でありたい。そう思っています」と宮城さん。

宮城さんが実際に使ってみて「好き」と感じたアイテムは、ずっと使い続けられるものばかり。あなたも今の暮らしに取り入れてみませんか？

Photo&text：舘幸子

（取材：2022年7月）

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