2022年05月11日
琉球民芸ギャラリー 鍵石(キーストン)|お気に入りや掘り出し物が見つかる国際通り随一の民芸品店
やちむん(焼物)に琉球ガラスやシーサー、紅型に首里織やミンサー織など、アクセサリーなどが並ぶ琉球民芸ギャラリー鍵石(キーストン)。
何度も沖縄旅行を経験した上級者にもファンの多いお店です。
1.沖縄の有名作家の作品をはじめ多くの品ぞろえ
このお店の特徴は何といっても商品点数の多さです。
沖縄を代表する陶芸家 山田真萬さんや島袋常秀さん、国の重要無形文化財「琉球陶器」技能保持者である金城次郎さんの流れをくむ、金城敏徳さん、金城敏幸さん、金城秀義さんなど名の通った作家の作品も多くそろえています。
お店には申し訳ありませんが、見ているだけでも楽しめるギャラリーです。
店長は「国際通り随一の品ぞろえ」と胸を張ります。
また、商品は3~4か月サイクルでかなり入れ替わるので、長く通っても飽きが来ません。
このあたりはリピーターが多い理由のひとつでしょう。
さらに、ある種、宝探しのような楽しみが味わえるのも魅力です。
2.伝統的なだけでなくかわいい作品もいっぱい
それでは自慢の品をいくつか見ていきましょう。
「星座紋タンブラー」は1個2,200円。
軽くて小ぶりで、女性の手にもぴったりフィットします。
もちろんカップルにもおすすめ。
オリオン座が描かれているのはたまたまですが、キュッと冷えたオリオンビールを飲むのにも最適でしょう。
丸っこいフォルムがかわいい「だるまシーサー」は3,600円。
本来は魔よけが役割ですが、インテリアアイテムとしても活躍してくれそうです。
さざ波モール入りタル型グラスは左のピンクが3,410円、ブルーが2,860円。
ガラス工房匠の作品です。
3.スタッフが窯出しに立ち会うことも
店長の大城智香さんによると、スタッフが窯出しに立ち会って作品を選ぶこともあるそうです。
「よく焼き上がっているものを選んだり、売れ筋や値段、斬新さなどを基準にすることもありますね」
つまり、お客さんはなかなか窯元に行けなかったりするし、時間がなくて何店舗も回れなかったりしますが、このお店に来ればスタッフがしっかり選んだ作品がたくさんそろっているわけです。
その意味では効率的にショッピングができるお店ともいえます。
ちなみにオンラインストアもあります。
どちらに立ち寄っても、きっとお気に入りの品に出会えるはずです。
Text:吉田 直人
Photo:根原 奉也
(取材:2022年4月)
琉球民芸ギャラリー 鍵石(キーストン)
- 住所
- 沖縄県那覇市牧志1-3-61
- 電話番号
- 098-866-0496
- 料金目安
- 星座紋タンブラー2,200円、だるまシーサー3,600円、さざ波モール入りタル型グラス・ピンク3,410円、同ブルー2,860円(すべて税込)
- 営業時間
- 月曜~金曜10:00~19:00/土曜日曜13:00~19:00
- 定休日
- 火曜
- 駐車場
- 近隣有料施設あり