さんぴん工房|ゆかいな八重山の生き物たちをモチーフにしたクラフトワーク

お土産

石垣島の市街地にある「ユーグレナモール」内には、昔ながらの商店や観光客で賑わうおみやげ屋さんの他、地元客も通うレストランや本屋さんが並んでいます。

 

陶器や布物、紙物をオリジナルで製造販売している「さんびん工房」も、このユーグレナモール内に軒を連ねる小さなお店です。

さんぴん工房|店舗内観

1.制作のインスピレーションは、八重山の豊かな自然

「さんぴん工房」の商品には、八重山の豊かな自然の中で出会う、動物や植物などがモチーフとして活かされています。

 

陶器を製造している仲辻太郎(なかつじ たろう)さんは、シロハラクイナなどの島のいきものをモチーフにした、愛らしい香炉や酒器、小皿や小鉢などの日常使いの器を制作しています。

さんぴん工房|店内インテリア

製造者の仲辻さん

型染めの布物や紙物商品を製造している仲辻淳子(なかつじ あつこ)さんは、八重山に生きる動植物や昆虫などを、どこか親しみやすい愛嬌のあるデザインに落とし込み、風呂敷、手ぬぐい、バッグ、Tシャツ、一筆箋やポチ袋などを制作しています。

さんぴん工房|商品一例(カード)

さんぴん工房|商品一例(手ぬぐい等)

2.手づくりならではの質感とおもしろさ

「焼き物も、型染めも計算通りにいかないところが面白いんです」と笑顔で話す淳子さん。

 

暖簾、Tシャツ、バッグ、メガネケースなどは、全て1点ずつ型染めで制作しています。

 

そのため同じ型を使っていても、滲み方や色の乗り具合が微妙に違ってくるそうです。

 

焼き物も同じ釉薬や粘土を使っていても、その時々の天候や窯の火の加減などで、同じものはできません。

 

デザインのかわいらしさと、手づくりならではの偶然的に生まれる隙みたいなものが「さんぴん工房」の商品の親しみやすさと愛らしさの秘訣です。

さんぴん工房|店内イメージ

さんぴん工房|店内イメージ(陶器)

3.製造から販売まですべての流れを大切に

「商品を作る過程はもちろん大切にしていますが、お店に飾る花を香りの良いものにしたり、毎月ごとに変えるお店の暖簾を季節が感じられるデザインにしたり、買い物に来てくれるお客さんとのおしゃべりを楽しんだりすることも私たちにとってはとても大切なことです」(淳子さん)

さんぴん工房|インタビューに答える仲辻淳子さん

さんぴん工房のユーモアと優しさを感じられる、ゆかいな八重山のいきものたちが、きっと日々の暮しを楽しく豊かにしてくれるでしょう。

さんぴん工房|店舗外観

 

photo &text : 水野 暁子

(取材:2022年7月)

さんぴん工房

住所
沖縄県石垣市大川203-1
電話番号
0980-83-1699
営業時間
11:00〜18:00
定休日
日曜日
駐車場
なし
http://sanpinkobo.com/index.html