道の駅 ゆいゆい国頭|お土産もグルメも。ドライブ休憩をするなら、沖縄最北端の道の駅

道の駅

那覇空港から車を走らせること約2時間。

緑豊かな自然や海に恵まれた“やんばる地域”は、のんびり走るドライブコースとして人気があります。

 

中でも観光客が多く訪れるのは、沖縄本島の最北端に位置する辺戸岬(へどみさき)や、パワースポットとして知られている大石林山(だいせきりんざん)、そして道の駅「ゆいゆい国頭」。

 

こちらは年間約17万人が訪れる道の駅。ドライブ休憩にぜひ立ち寄っていただきたいスポットです。

1.沖縄県の最北端に位置する道の駅

道の駅ゆいゆい国頭|バーベルに挑むヤンバルクイナのキャラクター

現在(令和2年9月)沖縄県で登録されている道の駅は全部で9つ。

国頭村(くにがみそん)にある「ゆいゆい国頭」は、沖縄県の最北端に位置する道の駅として、平成11年4月に開業しました。

 

「支え合う」「助け合う」ことを沖縄方言で「ゆい(結)まーる」と言いますが、「いろいろな繋がりが生まれる場所になりますように」「人と人を結ぶ地域の架け橋になることを目指していきたい」という想いから「ゆいゆい(結結)国頭」と名付けられました。

道の駅ゆいゆい国頭|子供用の遊具

道の駅ゆいゆい国頭|屋根のあるテーブルスペース

開業のきっかけは、その当時、地元の農産物を売る場所が少なかったことでした。

 

「地元で取れた新鮮な野菜やフルーツを購入できる場所があったら」という村民の声も多かったそうで「村民が様々な用途で利用できる憩いの場」としてオープンする運びとなりました。

道の駅ゆいゆい国頭|ゆんたくする地元の先輩たち

道の駅というと観光客が訪れるイメージが強いと思いますが、「ゆいゆい国頭」の利用率は観光客4割、地元6割。

 

敷地内では、日々のお買い物や食事、ゆんたく(沖縄方言でおしゃべり)を楽しむ地元の人の姿が目立ちます。

2.季節の野菜を買うなら、農家直売所「ふるさと市」

道の駅ゆいゆい国頭|農家直売所「ふるさと市」

(画像提供:道の駅ゆいゆい国頭)

 

こちらは契約農家が毎日持ち込む新鮮野菜やフルーツを直売する「ふるさと市」。

 

春にはトマトやとうもろこし、夏にはオクラやパイナップル、マンゴー、ドラゴンフルーツ、ゴーヤー、秋冬になるとパパイヤやタンカン、島らっきょうなど、旬の農作物が店頭に並びます。

道の駅ゆいゆい国頭|ざるに乗せられた地元産の野菜やフルーツ

(画像提供:道の駅ゆいゆい国頭)

 

新鮮なだけでなく、スーパーマーケットよりも低価格で購入できるのも人気の理由かもしれません。

3.国頭村のおいしい名物はお土産にもぴったり

道の駅ゆいゆい国頭|店内内観

館内にずらりと並ぶのは、国頭村の特産品。

ここでしか手に入らない商品もあり、沖縄のお土産としても人気です。

道の駅ゆいゆい国頭|総括の田場 聡(たば さとし)さん

国頭村観光物産株式会社を総括する田場 聡(たば さとし)さんに、「ゆいゆい国頭」の売り上げ上位の商品を教えていただきました。

  

一番人気は、保存料や添加物を一切使用しない「クニガミドーナツ」だそうです。

地元のケーキ屋さんと共同開発したこのドーナツは「アレルギーのあるお子さんでも食べられるように」と、卵や牛乳、動物性油脂を使用せずに作りました。

 

牛乳の代わりに地元豆腐店の豆乳や有機ココナッツミルクを、白砂糖の代わりに黒糖を使ったドーナツはやさしい味わいで、ふんわりモチモチ。

このモチモチ感は、タピオカ粉を加えることによって実現したそうです。

道の駅ゆいゆい国頭|クニガミドーナツ

クニガミドーナツはプレーン、チョコ、たんかん、パイナップル、カラギの5種類。

 

大量生産ができないため、入荷する量は1日60個ほど。早い時間帯に完売してしまうこともあるので、お早めにどうぞ。

道の駅ゆいゆい国頭|人気のカラギ茶

次に人気があるのは「からぎ茶」。

 

クスノキ科のオキナワニッケイの茶葉を乾燥させたからぎ茶は、シナモンに似た香りが特徴です。

道の駅ゆいゆい国頭|ヤンバルクイナが描かれたからぎ茶のパッケージ

ノンカフェインなので、時間を選ばず飲めるのが嬉しいですね。

 

緑茶や紅茶のようにそのままストレートで飲むのが一般的ですが、牛乳と氷を加えるとチャイのような味わいになるそうです。

道の駅ゆいゆい国頭|地元の食材を使った焼き菓子やスイーツを販売する「Yui Café(ユイカフェ)」

田場さんが「甘い物好きの方に立ち寄ってほしい」と話すのは、地元の食材を使った焼き菓子やスイーツを販売する「Yui Café(ユイカフェ)」。

道の駅ゆいゆい国頭|おくみどり茶のチーズタルト(手前)

 こちらの「おくみどり茶のチーズタルト」は、「ゆいゆい国頭」の売り上げベスト3に入るほどの人気だそうです。

ほんのり緑色をしているのは、国頭名産のお茶「おくみどり」を粉末にしてタルト生地に練り込んでいるから。

 

茶葉の旨味がふんわり香るサクサク食感のタルト生地と、クリームチーズのまろやかさのバランスが絶妙です。

道の駅ゆいゆい国頭|安納黄金(あんのうこがね)芋を贅沢に使った「いもがたり」

やんばるの赤土で育った安納黄金(あんのうこがね)芋を贅沢に使った「いもがたり」は、しっとりとした生地で、お芋の自然な甘さとホクホク感がたまりません。

  

現在、ふるさと納税の管理も行っている「ゆいゆい国頭」。

 

国頭村出身の田場さんは「この村にある隠れた名産品を見つけ、道の駅で扱えるようにするのも、ふるさと納税の御礼品として出品するのも私の役目です。

国頭村の魅力を、県内外の方々にもっと知ってもらいたいですね」と話します。

4.ボリューム&スタミナ満点のランチは“くんじゃん豚もやしそば”

道の駅ゆいゆい国頭|「レストランくいな」入り口

ランチタイムになると賑わいはじめるのが、地元の食材を使って作る料理が評判の飲食店とフードコート。国頭村で飼育された豚「くんじゃん豚」を味わうなら「レストランくいな」へ。

道の駅ゆいゆい国頭|国頭特産の豚肉「くんじゃん豚」を使った料理を持つスタッフさん達

世界自然遺産にも登録された、沖縄本島北部「やんばる」の大自然でストレスなく育てられた、市場にあまり出回っていない特産の豚肉「くんじゃん豚」を使ったお料理がおすすめです♪

道の駅ゆいゆい国頭|くんじゃん豚丼

【くんじゃん豚丼 880円(税込)】

  

「くんじゃん」とは沖縄で国頭を示す言葉。まさに国頭の特産品。

ふるさと納税の返礼品としても大変人気の高い、脂が少なく、やわらかで上品な肉質が絶品のお肉です。

道の駅ゆいゆい国頭|んじゃん豚もやしそば

【くんじゃん豚もやしそば 780円(税込)】

  

「くんじゃん豚」を使用したお料理は、「くんじゃん豚丼(汁物・小鉢・漬物付)」と、「くんじゃん豚もやしそば」があります。

  

「くんじゃん豚もやしそば」は、シャキシャキ食感が楽しめるもやしと豚肉、きのこを炒めたトッピングがそばの上にこんもりと盛り付けられています。麺にたどり着くのに時間がかかるほどボリュームは満点!

  

お立ち寄りの際にぜひご賞味ください♪

5.自然を満喫するなら、レンタサイクルのサービスが便利

道の駅ゆいゆい国頭|フードコートの外観

開業以来、年々利用者が増え続けていたことから、平成28年に駐車場とフードコート、特産品を作る加工室、観光協会を増設した「ゆいゆい国頭」。

道の駅ゆいゆい国頭|レンタサイクル

観光協会ではレンタサイクルの貸出と返却が可能です。

 

奥間ビーチまでは5分ほど、比地大滝(ひじおおたき)までは15分ほどで行くことができます。 

中には20km離れた辺戸岬(へどみさき)を目指す方もおられるのだとか(所要時間は片道2時間ほど)。

 

海風を感じながら走ると、車でドライブするのとは違った楽しさが体験できるはず。

道の駅ゆいゆい国頭|展示室の展示「昔の調理器具」

道の駅ゆいゆい国頭|展示室の展示「サバニ(漁船)」

その他にも、施設内にはキッズスペースや遊び場、常設の展示室には猪やヤンバルクイナ、水鳥、ケナガネズミなどの剥製、国頭村の先人たちが実際に使用していた生活用品やサバニ(漁船)など、当時の暮らしが分かる品々も展示されています。

道の駅ゆいゆい国頭|施設前の漆喰シーサー

「ゆいゆい国頭」へ立ち寄れば、国頭村の歴史や魅力に触れることができます。

 

沖縄本島北部へ行かれる際は、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。

  

Photo&text:舘幸子

(取材:2020年9月)

道の駅 ゆいゆい国頭

住所
沖縄県国頭郡国頭村字奥間1605
電話番号
0980-41-5555
営業時間
9:00〜18:00
https://www.yuiyui-k.jp/