沖縄のグルメといえば沖縄料理を思い浮かべる方も多いと思いますが、新鮮な海の幸も豊富。
沖縄本島北部にある「国頭港食堂」は沖縄の方言で海人(うみんちゅ)と呼ばれる漁師さんが目利きし、調理したものが食べられる漁協直営の食堂です。
鮮度バツグンのお魚が食べられる「国頭港食堂」の魅力をご紹介します。
1.海人が目利きし調理してくれるお料理
国頭港食堂は漁港のすぐ隣。
毎日競りにかけられる魚を仕入れています。
タイミングが合えば、店内の生簀で泳ぐ魚を見られることも。
調理を担当されるのは海人の経験があるスタッフ。
魚のことを知り尽くしている海人が調理しているというだけで、美味しそうに見えてきます!
手際良く刺身を切っていくこのスタッフの方は、元寿司職人さんでもあるのだとか。
メニューは刺身のほかに、フライ、塩焼き、煮付け、バター焼きなどがメイン。
水揚げされてすぐが美味しい魚、熟成させた方が美味しくなる魚など、その魚が一番美味しくなる食べ方で提供しているので、仕入れ状況によってメニューの内容も少しずつ変わります。
2.内容もボリュームも大満足のメニュー
[ 刺身三点盛と地魚のフライセット ¥1,300(税込) ]
定食メニューのお刺身は分厚くて大きくてボリューム満点!
お刺身の内容は日によって変わりますが、撮影時の内容は左上から、アカジンミーバイ、カンパチ、メカジキ、中央の赤身はマグロとスマガツオ、フライはシイラでした。
高級魚のお刺身が入ってこのお値段はかなり破格です!リピーターが多いというのも頷けます。
ランチは定食メニューが中心ですが、夜は居酒屋メニューに。
お魚だけでなく沖縄料理も楽しめます。
なかでもおすすめなのはトビイカ墨炒め。
新鮮なイカだから肝も食べることができる、ここでしか食べられない味です。
3.やんばるの魅力を五感で感じられるお店
窓の外には海と赤瓦の東屋が見える景色。
夕方にはここから夕陽を見ることもできます。
店内は生簀を囲むようにして30席ほどのテーブル席がありますが、休日は満席となり車の中で待ってもらうこともあるとのこと。
夜は予約ができますが、ランチ時間は予約ができないのでオープン直後の時間に行くのが狙い目です。
カウンター上には絵本作家のsavaさんが描いたという、やんばるを表現したエネルギッシュな壁画が。
やんばるの山から流れる川が海を豊かに育み、たくさんの魚が育っていく様子が描かれています。
元気いっぱい、明るいスタッフさんとのコミュニケーションも元気がもらえます!
美味しいお料理とやんばるの雰囲気を楽しみに行ってみてはいかがでしょうか。
Photo&text:上田 佳恵
(取材:2020年10月)
住所: 沖縄県国頭郡国頭村字浜477-1
電話番号: 0980-50-1660
営業時間: 【火〜土】11:30~14:00 17:30〜21:00 (L.O. 20:00) 【日】11:00〜売切次第終了
定休日: 月曜日
駐車場: 約20台
座席: 30席 テラス席あり
喫煙: 禁煙
店舗詳細URL: https://www.facebook.com/kunigamiteiti/