宮古島でイタリアンと言えば老舗のドンコリismさん。
2010年、宮古島に前身となるイタリア料理ドンコリーノをオープン。
移転して、店舗名を変更した今のお店は、カウンターと個室1室のプライベート感のあるオシャレな創り。
優雅で特別感もあって、大切な人をもてなせるお店です。
1.研ぎ澄まされた宮古島イタリアン

イタリアの料理は海鮮のイメージがありますが、実は肉料理が多いそう。
ドンコリismは、そんな肉料理に沖縄食材を使用し、イタリアのエッセンスや技法で提供する創作イタリアンのお店です。


現在のお店の元となったドンコリーノは30席ほどあって、店内が広すぎることでお越しいただいたお客様とシェフが直接話す機会が少なかったことから、あえて客席を減らすことで、お店や料理をもっと削ぎ落とし、研ぎ澄まされたレストランのドンコリismとして生まれ変わりました。
提供されるイタリアン料理は、どれもオーナーの望月シェフの熱い想いが込もっています。
2.どれをとっても宮古島産、色鮮やかな盛り合わせ

仕入れたばかりの新鮮な食材を使った前菜の盛り合わせ。
宮古島産野菜のピクルスは、酸味と塩気が絶妙。
さらに、にんにくとアンチョビがアクセントのバーニャカウダーや、白身のシロタマムを熟成して旨味がたっぷりのカルパッチョ。
見た目にも美しく、一皿で様々な味わいを楽しめます。
こだわりのオリーブオイルは、なんと5種類以上。
お料理によって使い分けており、ワインにも合うようにワイナリーで作られたものも用意しています。
お飲み物に悩んだら、オススメのワインを聞いてみてはいかがでしょうか。
3.粗挽きでジューシーな宮古牛ボロネーゼ

贅沢なパスタメニューが並ぶ中で、宮古島気分を味わうなら宮古牛のボロネーゼがオススメです。
店内であえて荒くひいた宮古牛に、肉の旨味を最大限に引き立てられるように煮込み時間まで計算されたミートソース。
濃厚なソースとパスタが絶妙に絡み合います。
さらにパスタは、宮古島の人気ラーメン店『麺屋サマー太陽』さんとコラボ開発した低加水パスタ。
水を減らすことで乾麺にちかいコシの強さに、生麺のモチモチとした食感も残した自慢の麺だそう。
原材料には、イタリア産のセモリナ粉を使用し、イタリアと宮古島の両方を感じられる贅沢な一品です。

Photo & Text:松山 雅斗
(取材:2023年1月)
住所: 沖縄県宮古島市平良下里597
電話番号: 0980-79-0978
営業時間: 18:00~24:00(L.O.23:00)
定休日: 水曜日
駐車場: なし