石垣島の市街地にあるパーラーポキポキは、近海でとれた新鮮なマグロがいただけるお店です。
醤油ベースや塩ベースなど味付けからトッピングまで自由に選べ、ポキボウルがいく通りにも楽しめます。

1.フレッシュな島のマグロをハワイアンスタイルで
ハワイで食べられている、生の魚を醤油などで味付けしたポキ。
それを、島のマグロでいただけるのが、2018年にオープンしたパーラーポキポキです。

こちらは、オリジナル醤油の味付けに、島豆腐と島のオクラのトッピング。
マグロの味も引き立てる甘辛い醤油味がごはんにもぴったり。
さっぱりヘルシーでぺろりといけてしまいます。
オリジナル醤油タレにつかっているのは自家製の醤油麹。
塩麹と醤油麹を手作りしていて、味の決め手としてつかっているのだそう。
トッピングは他にも、アボカドや温泉卵、納豆、自家製梅ひじきなど14種類ほど。
つかうマグロは主にキハダマグロで、サーモンをミックスすることもできます。

お店を営むのは山川武志さん、ゆかりさん夫妻。
関東から島に移住してきてから、マグロのおいしさに驚き、ポキのお店をすることになったのだとか。
2.一度も冷凍されることなくすぐ出回る新鮮なマグロ

近海でとれたマグロは一度も冷凍されることなく店頭に並び、新鮮なマグロがいただけます。
ポキポキのお隣もサシミ屋さんという、漁港も近くサシミ屋さんの多いエリアで、仕入れてすぐいただくことができます。
神奈川の海のすぐ近くで育ったゆかりさんですが、「島のマグロを初めて食べた時に感動した」といいます。

こちらは、うま塩しょうが味のマグロと、青パパイヤサラダとキャロットラペ。
添えられているシークヮーサーをきゅっとしぼっていただきます。
お椀に入った汁物は、かちゅー湯といって、沖縄で昔から親しまれているお味噌汁。
鰹節を削ったものに味噌を入れてお湯を注ぐだけというシンプルでありながらしみじみおいしい一品です。

お米は白米か玄米かを選べ、またお米の代わりに島豆腐にするチョイスも。
付け合わせは、市場に並ぶ旬な野菜で時期によって変わったり。
冬に出回るパクチーの時期はパクチートッピングも人気なのだとか。
ポキボウルはテイクアウトもできます。

海が時化の時などマグロがない時はお休みになるので、お店のインスタグラムで情報をチェックしてください。
店内はいつも海外のラジオが流れ明るい雰囲気。
大通りに面していて、街ゆく人や行き交う車を眺めながらのんびりごはんタイムが過ごせます。
お刺身やお寿司、煮付けだけでない島の魚の味わいをぜひ!
Photo & Text:笹本 真純
(取材:2023年10月)
住所: 沖縄県石垣市新栄町16-1
電話番号: 050-6862-8393
営業時間: 12:00~15:00(L.O.14:30)/18:00~21:00(L.O.20:00)※なくなり次第おしまい
定休日: 日曜、木曜
店舗詳細URL: https://www.instagram.com/parlor.pokepoke/